今年の新しい企画として、3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。今、NHKの「サラメシ」という番組で、いろんな職場の昼食を拝見するのを真似て、クリニックの昼食(clinic lunch)として「クリメシ(climeshi)」と名付けました。食べた後には今日の食事の感想や「☆いくつ?」などのアンケートをとりました。またスタッフは順番でタイトル自由で「3分間スピーチ」をすることにしました。今回は兼行看護師。第4回目のまかないは平成26年4月17日(木)、6月の糖尿病教室でバイキング形式の食事会を予定しており、試作を兼ねて「ローストビーフ」を作り、10名が参加しました。
今回は6月の糖尿病教室でパイキング形式食事会の試作を兼ねて、ローストビーフを主菜にし、その他の副菜と組み合わせた食事を作ることにしました。
8:30調理開始、まずは本日のメインディッシュのローストビーフ、下処理の多い煮しめ、固めなければいけない人参ゼリーに取り掛かりました。ローストビーフは以前調理実習で作ったことのあるものですが、今回予約した肉がすばらしくよい肉で、予想以上に大きな固まりでした。おそらくステーキにしたらとてつもなくおいしいのではないかと話をしながら、いくつかに分割してタコ糸で縛るか、大きいまま縛るか考え、結局、そのまま使うことにしました。
煮しめは材料を切って出汁としょうゆで炊くだけ、人参ゼリーは人参をすりおろし、オレンジジュース・粉寒天と一緒に少し煮詰め、固めました。しらたきのキムチ風はキムチの素を分量全て入れず半量を入れて味を見るとちょうどよいあじでした。がんもどきも出汁としょうゆで炊くだけ、スパゲッティも茹でてケチャップでいためるだけ、ごはんは木村栄養士お勧めの白だしを合わせておにぎりにしました。診察が早く終わり、看護士さんにもおにぎりを握ってもらったり、盛り付けをお願いして出来上がり。
今回はバイキング形式の練習を兼ねて、全種類をプラスチックの弁当箱に入れていきました。弁当箱は2種類を用意し、「どこに何をどう入れるセンスが・・・」などと言いながら入れていました。院長が来て写真を撮って試食をしました。「○○円で売れるのでは?」などと話をしながらいただきました。個人的に人参が苦手なのですが、人参ゼリーが思いのほかおいしくて、これなら食べられると思い食べていました。栄養士より「今回はいくつかレシピ本からとっています。ローストビーフは思ったものと違う肉が入ってきて驚きましたが、そのまま利用しました。」とのことでした。
3分間スピーチ(要旨);「読書感想」、兼行 看護師
今日は最近読んで面白かった本何冊かについて感想等お話しようと思います。
一冊目は百田直樹さんの「幸福な生活」です。短編がたくさん入っていてとても読みやすかったです。オチが毎回面白く予想するのも楽しかったです。
2冊目は櫻井よしこさんの「迷わない」です。内容は子供時代の話から現在までをふりかえられている自伝的なものです。櫻井さんはキャスターをされている頃からとても素敵な方だと思っていましたが、お母様もとても素敵な方でした。今はほとんど寝たきりの状態ですが、脳梗塞で倒れる95歳までエステに通われていつもきれいにされ、毎日規則正しい生活をされていたそうです。私もぜひ見習いたいと思いました。
3冊目は村上春樹の「村上ラヂオ2」です。これは雑誌で連載されていたエッセイ集です。あっという間に読み終わりました。明日の新刊発売もとても楽しみです。
アンケート結果(10名)
1.肉の焼き加減の好みは? レア2名 ミディアム6名 ウェルダン2名
2.今日のローストビーフの焼き加減は?もう少しレアがよい1名 ちょうどよい8名 もう少しウェルダンがよい1名
3.現在腹何分? 腹8分2名 腹9分4名 満腹4名
4.彩り・盛り付け よい10名 悪い0名
5.★幾つ? ★★★10名
6.感想:ゼリーがおいしかった。しらたきのキムチ風はしらたきがもう少し長かったほうがよかった。1500円でも売れそうな弁当だった。ローストビーフは少し小さくカットしてあるほうが食べやすいかもしれません。など
バイキング試作(504kcal)
ローストビーフ:牛ももかたまり肉60g、こいくち、ウスターソース、酒、油、レタス、トマト、きゅうり
がんもどき煮付け:がんもどき、だし汁、醤油
スパゲッティ和え:スパゲティ、オリーブオイル、パセリ、ケチャップ
煮しめ;ごぼう、きぬさや、干しシイタケ、人参、こんにゃく、サッポロ巻き
しらたきのキムチ風;きゅうり、しらたき、キムチのもと
すまし汁;ワカメ、花ふ、ネギ
人参ゼリー;人参、オレンジジュース、粉寒天、パルスイート