ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2014.05.05

自転車で北海道一周(第2弾-3、平成26年5月5日)

DSC01490.JPGDSC01504.JPG「自転車で北海道一周」の第2弾として5月3日(土)から6日(火)まで連休を利用して、今回はテントを持参して稚内から網走まで355キロを行きまし
た。5月5日(月)は日の出岬からサロマ湖まで110キロ走りました。

5月5日(月)
DSC01488.JPGDSC01502.JPG午前4時過ぎに外も明るくなり、目が覚め外に出てみると、昨日は夜で暗くて見えませんでしたが、回りは海で岬の先端にありました。海から太陽が出る所でまさに
名前の通り「日の出岬」でした。やはり山口より東にあり、海からの日の出で1時間くらい早く明るくなっていました。すでに公園内を散歩している人がおり、
岬の先端で眺めがいいこととテントを張っているのがめずらしかったのか近づいてきたので、あいさつをして昨日からのことを話したりしました。ここのキャン
プ場は連休明けの5月7日からオープンすること、ガラス張りの展望台は24時間ドアが開き、水洗トイレがあることを教えてもらいました。
お湯を沸かして、コーヒーをつくり、昨日買っておいたパンを朝食として食べました。なんとか昨日予定の所まで行くことが出来、快晴であまり風も強くなく、すがすがしく、この3日間ではベストなコンディションでした。網走まであと160キロ、今日は110キロ先にあるサロマ湖のキムアネップ岬のキャンプ場。ゆ
とりができると、ついついのんびりと過ごして、テントを撤収し、展望台にいって見たりしていると、スタートを6時を予定していたのが結局午前7時半と遅くなってしまいました。
やはり走り出すと向かい風で、ウップダウンを繰り返しながら進んで行きました。途中の道の駅でトイレと休憩をしながら、地図を見て現在位置を確認して、大きな町、小さな町を通り過ぎました。紋別市にはケンタッキーフライドチキンやミスタードーナッツが道沿いにあり、久しぶりに見てフライドチキンが食べたくなりました。今回のサイクリングではコンビニで買った小さなパンやチョコレートを途中で栄養補給にしながら、せっかく北海道に来たのにゆっくりと北海道らしい海鮮の食事をとることがありませんでした。
DSC01515.JPGDSC01521.JPG午後1時50分サロマ湖の入り口のコンビニに到着、カツ丼を買ってコンビニの前に座って食べ、一休み。これからはサロマ湖畔の道路を通るコース、ここは毎年
6月に開催されるサロマ湖のウルトラマラソン(50キロ、100キロ)のコースにもなっており、道の駅佐呂間まで35キロあり、知人も出場したことがあ
り、遠くて日程的に参加は出来ませんが興味のあるレースです。途中の芭露(ばろ)というところに「水芭蕉の原生」が道沿いにあり、水芭蕉の花が咲いていました。普通、歌にあるように「初夏の6月頃尾瀬に咲く」イメージがあり、桜の花も遅れて咲く北海道で先に咲いていることが不思議に思いました。湖畔の道だからフラットかと思っていたら、長い下り、上りを繰り返しでした。サロマ湖
についてより、空気が温かくなったのを感じました。午後4時45分に道の駅サロマ湖に到着、スタートして91キロ地点、桜が咲いていました。キムアネップ岬
まであと10数キロ、次のコンビニで水、夕食の追加、明日の朝食を買うことにして、あと少し。これなら明るいうちに着き、夕日のスポットにもなっており、この旅では一番順調に行った日になりそうでした。地図上では8キロ先まで進んで、別の道に入り戻ってくるようになっていましたが、途中4キロくらいで、左に曲がるとキムアネップ岬と表示があり、ちょうどおばあさんが散歩をしていて「ここを行ったら岬ですか」とたずねると、そうだということでこちらを進むことにしまし
た。三角形の2辺を行かずに底辺だけで距離も短縮でき、なだらかな下り坂になり人家もない岬の先の広場に、思ったより早く今日の目的地に着くことが出来ました。しかしいいことは長く続かず、ここのキャンプ場もまだオープンしておらず、トイレもシャッターがしまり、水もでない状態。近くに自動販売機やコンビニもない状態でした。水が1リットルくらいあれば、ここで野宿も考えましたが、手持ちの水も少なく、あきらめました。次のキャンプ場は40キロくらい先にあり、そこまで行くとまた夜で真っ暗になり、これまでの状況だとキャンプ場が開いているかどうかもわからず、どうするかまた問題発生。
DSC01524.JPGDSC01522.JPGまたもとの国道238号線まで、がっくりして快調に下った道をいっそう重く感じながら自転車をこいで戻り、地図を見ると5キロ先にホテル「さろまにあん」があり、そこが空いていなければ、どこかトイレのあるような所で野宿をすることにして、ふたたび先に進みました。午後6時ホテルに到着、「キムアネップキャンプ場」が閉まっていたので今日は宿泊可能かたずねたところ、夕食なしの素泊まりなら可能とのことで泊まることにしました。これでひと安心。まずは夕食を近くの食堂を教えていただき、ホタテとイクラの丼をいただき
初めて北海道らしい食事でした。それから2日ぶりに入浴してさっぱりし、洗濯をし、談話室でもう一人のお客さんと宿のご主人夫妻といっしょに飲みながら、
今日のことや今回の旅行のことを話したり、この辺りの様子やお勧めの場所、おすすめのおみやげについて伺いました。サロマ湖マラソンやお勧めのスポット、
ガイドブックだけではわからないいろんな話が聞けて楽しく時間を過ごすことが出来ました。午後10時半に就寝しました。なかなかすべてが順調には行かず、
何かのハプニングが起こりましたが、今日もなんとかなり、過ごすことが出来ました。今日は110キロ、10時間45分の走りでした。