平成26年5月30日に料理実習を行い「野菜寿司」を作りました。参加者は8名でした。
栄養士より、「糖尿病学会で運動についての話を聞きました。すごく勉強になりました。今は筋力トレーニングも大切です。でも筋トレがいいと言われても何をしたらいいか分からないと思いますので、今日は福岡で運動の勉強会で習ったものを紹介します」毎日腕立てやスクワットのトレーニングをしている木村栄養士がスクワットの見本を見せてくださいました。すわって両足を上げ下げする腹筋運動を全員で10回ほど行い、献立の説明、調理にうつりました。
野菜寿司は5種類あるので担当者が確認をしながらネタを作っていました。エリンギを炒めたり、椎茸をグリルで焼いたりして、3名でシャリを60個、数を数えながら握っていました。サイコロステーキは、今日届いた肉がうすいものだったため、筋切りをして包丁の背で軽くたたいて1枚を4等分し、焼きました。「肉を焼くのが下手なので家でステーキはしません」という方が担当になり、栄養士に指導を受けていました。コツは「1つのフライパンで2・3枚ずつ焼き、最初は強火→弱火にして、ひっくり返して同じように強火→弱火にすることです。」そのフライパンで、余った肉汁と一緒にしめじを炒め、少し煮込みました。すまし汁のしめ卵は「アッ失敗した!細工をすれば大丈夫」などと言われながら作っていました。それから盛り付けをして試食をしました。
「きれいですね」「お客さんに出しても喜ばれそう」「赤ピーマンがマグロみたい」更には「何を食べても野菜と思わないわ!」などと感想を言われていました。あらかた食事がすんでから「これを・・・」と言って参加者全員に手作りのこんにゃくを持ってきてくださいました。「形を整えても湯がくときに形が崩れて丸くならないんですよ。作り方を習った時はゴム手袋をしてから混ぜましたが、スポッと抜けてしまうことと自分の性格上素手でしてしまうので手が痒くなります。」とこんにゃく作りの話もお聞きしました。きれいな少し透き通った薄紫色の直径およそ15cm大のこんにゃくをいただきました。刺身こんにゃくで食べるとおいしいそうです。そしてもうひとかた「私も・・・」と言って手作りのでこポンの缶詰をくださいました。周防大島で個人で材料を持ちよって作るところがあるそうです。「でこポンの缶詰は初めてです」「ひと房ごとに分けて、薄皮は薬品で溶かします。少し残っている皮や種は一つずつとりました。実とシロップがなじむのに缶詰にして3か月経ったら食べごろです。これは3カ月たっていますよ」とのことでした。おいしいお土産がたくさんの調理実習となりました。解散後、院長、奥様、木村栄養士と試食をしました。少し酸味があり、シャキシャキと歯ごたえがあり、みかん缶のように甘ったるくないので、「マラソンの後に食べたらよいかもしれないですね」などと話をしながら美味しくいただきました。
野菜寿司:精白米75g、酢、塩、パルスイート、赤ピーマン、柚子胡椒、しいたけ、レモン、きゅうり、ミニトマト、おぼろ昆布、エリンギ、レモン、みょうが
サイコロステーキ;牛もも肉60g、ぶなしめじ、しそ、大根、レタス
しめ卵すまし汁:卵、じゅんさい、人参
和え物;小松菜、塩昆布
くだもの:キウイフルーツ