第22回みかた残酷マラソンが6月8日(日)に兵庫県美方郡香美町小代で開催され、昨年に続き、大会事務局より挑戦状が届き24キロに参加しました。
6月7日(土)
午前中診療をして、午後0時26分JR柳井駅を出発し、徳山、姫路と在来線、新幹線と乗り継ぎ、播但線に乗り換え、さらに途中2度ほど乗り換えて、八鹿駅に到着、バスに乗り1時間、バス停「峠口」で下車。目的の小代までバスがなく、宿泊するホテルから迎えにきてもらい、午後6時半の宿泊する「美方パレス」に到着。出発して6時間、はるばる山間の町にやってきました。部屋は今年も50畳くらいある広間に15名くらいの相部屋の雑魚寝。場所と布団を確保して、夕食と入浴。高石ともやさんの前夜祭のコンサートが午後5時から7時までありますが、時間がなく残念です。リピート山中さんの「残酷マラソンの歌」もここから生まれ、最初の頃とはコースが変わっているようですが、残酷さは変わっていないようです。
町中を少し散歩することにしました。昨年来た時に道沿いに建築途中の家があり、外壁がレンガや石造りでおとぎの国の家のようで、今年は完成してどんなになっているか見るのが楽しみでした。家に着くとまだ完成しておらず、人がおり「昨年も見ましたが、まだ完成していませんね」と話かけると「一人だけですべて自力で作っている」とのことでした。庭の植栽も育てており、庭も見せていただきました。また来年の楽しみとなりました。ホテルに帰り何もすることがなく、午後9時前には就寝。
6月8日(日)
午前5時20分起床、ホテルの前はマラソンコースの1.5キロあたりになっており、ホテルの周りを20分ほど散歩しました。天候は曇り少し明るくなっており、雨は心配なさそうでした。午前6時から朝食、食堂には80名くらいの朝食の準備がされており、全員マラソン参加者。マラソン用にバナナとあんパンも付いていました。
種目は24キロのみ、エントリーは2400名、コースは小代小学校前をスタートし、なだらかな下りの後、折り返して上り坂の始まり、ひたすら上り、最高地点まで行ったら、また下って上ってとまさに名前の通りタフな残酷マラソンです。あらかじめゼッケンやタイム測定のチップも郵送されており、受付不要な点は便利でした。
午前7時半に、荷物はおいたまま、走った後は入浴もできるので、走る格好だけで身軽な状態でホテルを出ました。会場に到着し、店を見て回り、おみやげを決めて、とはいっても大勢で食べられるような地元の物は1種類しかなく、昨年と同じになりました。年に一回、住民の人口よりも多くの人(2400名)がスタート地点に集まり、後方に行くのにも一苦労でした。午前9時、日が差し始め暑くなりそう、ランニングシャツで正解、最後尾からスタート、2分30秒してスタート地点を通過、折り返しの最初の3.5キロはなだらかな下り、少しずつ人の波が広がりながら折り返し、これから上りの始まり。コスチューム賞があり、いろんな着ぐるみや被り物をして走っている人がおり、去年もいたのか、都はるみの衣装とマイク、ラジカセをもって走っているランナーがいました。
結局2時間57分でゴール。ゴールをして、完走賞、完走Tシャツ、ソーメン、冷たいトマトをいただき、予定していたおみやげを買い、弁当をもらい、ホテルに向かいました。走っている途中でも雨が少し降りましたが、本降りになってきました。ホテルに着いたときにはずぶぬれになっていました。
帰りのバスは地元(小代)発が12:44、昨日迎えにきてもらったバス停だと13:20、昨年は時間がなく、走った格好でそのまま地元発のバスに乗りました。今回は雨にも濡れ、入浴して、ホテルの人にバス停まで送ってもらうことにしました。午後1時に入浴して着替え、送ってもらうことにしました。昨日のことを考えると10分もあれば十分な時間でしたが、マラソン帰りの車が多くなり、バスの通る本線に入るのに渋滞し、1回の信号で4、5台くらいしか右折できず、バスの到着時間も迫り、あとはバスも遅れてきてくれることを願うばかり、信号待ち4台目の時にバスが本線を通ってきて、もうだめかというときにこちら側の信号が青になり、本線が赤でバスは停止、なんとか右折できて、バスは2台後ろを走り、なんとか先にバス停に到着。バスが送ってもらった車を追い越そうとするところを、手を振って止まってもらい、なんとか危機一髪バスに乗ることができました。地元発もこのバスも終点の八鹿駅からの電車は同じなので、あとは予定通りの電車を乗り継いで戻ってきました。
新幹線で広島駅に着く前にマツダスタジアムがあり、見ると野球が終わって、ぞろぞろと駅に向かって人が歩いており、試合のあとは駅も食堂もこみ、どうしようかと思いながら、広島駅でいつものお好み焼き屋には、いつもより長い行列ができて、カープやオリックスのユニフォームを着た客が並び、いつものお好みを食べて、柳井に20:30に戻ってきました。今回も交通、宿泊、マラソンといろいろありながら、残酷マラソンを楽しませてもらいました。