「自転車で北海道一周」の第3弾として8月13日（水）から17日（日）までお盆の休みを利用して、利尻島と礼文島に行き、利尻島を自転車で一周し、利尻山に登りました。8月16日（土）は利尻山に登りました。

今日は今回の二つ目の目的である、利尻山登山（標高1721ｍ）。午前4時起床、天候は晴れ、利尻山もくっきりと見ることが出来まし。昨日買ったパンで軽く食事をして、登山の準備をし、ペンションから別のお客さんと一緒に車で登山口まで送ってもらい、午前5時15分登山口を出発。500ｍ先の甘露泉水までは舗装されたなだらかな上りでウオームアップと思いゆっくりと進んでいきました。その後は土の道になり、少しずつ高度を上げていき、林の中を進んでいきました。徐々に上りの斜度がきつくなり、汗がぼたぼたと落ちてきました。高度が上がってくると木の高さも低くなり、麓の鴛泊の港やペンション、姫沼も見えて聞いて、低木も身長の高さくらいあり日陰となり、心地よい風が吹き日差しの暑さは感じずに登ることができました。道も石や岩がゴロゴロして歩きにくくなり、バランスをとりながら登っていきました。

登っていると午前7時過ぎに下山している男性とすれ違い、「もう頂上までいったのですか」とたずねると「昨日の最終のフェリーで利尻に着いて、午後8時に登山を開始し、途中小屋に泊まり、頂上でご来光をみた。今日の最終のフェリーで帰る」とのことでした。午前7時半、出発して2時間15分、8号目の長官山に到着。ペンションで作ってもらったオムスビを1個食べ休憩。頂上も見えて来て、さらに斜度がきつくなっていました。出発して少しすると赤い屋根の避難小屋があり、これが先ほどの男性の泊まった小屋かと思いながら、中をのぞいてみました。2段の棚があり、ここで仮眠をとるようになっていました。

いくつか高山植物の花も咲き、名前はわかりませんが、写真にはとっておきました。登山道はさらに急になり、赤土の固まりのような石になり、すべりやすくなってきました。午前9時過ぎに頂上に到着、ほこらがありその前で記念写真を撮り、おむすびを食べ休憩。休むと風も冷たくなり、汗も引いて、寒くなり下山を開始しました。下りも急で、石がゴロゴロしてバランスがとりにくく、上りよりも歩きにくくなりました。途中休憩をして、残りのおむすびを食べ、甘露泉水まで戻り、冷たい水で顔を洗い、汗を拭いて午後1時登山口まで戻ってきました。ペンションの方に連絡をして迎えに来てもらい、晴れのいい天気で眺めも良く登山を楽しむことができました。天気もよく暑いかもしれないと思い、水は2.5リットル持っていきましたが、思ったより涼しく1リットル飲んだだけてすみました。

オーナーの話では「なかなか今日のようないい天気の日が少なく、何度来ても曇って頂上からの眺めも悪い人もいる」とのことでラッキーだったようです。帰って洗濯、入浴して一息入れ、ペンションの隣にある喫茶店で海や礼文島を眺めながらコーヒーをいただきました。柳井にもこんな喫茶店があればいいなという店でした。