ウェルネスクリニック

ウェルネスクリニック

内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2014.10.16

パリ旅行記(H26年9月)

DSC01524.JPGDSC01469.JPG当院の中本事務員が平成26年9月に6日間パリの旅行した報告をしてもらいました。

「フランス・パリ旅行記」中本 事務員


今回、9月の欧州糖尿病学会の休診に会わせてフランス・パリへ旅行しました。

出発前日〜当日

出発の前日に神戸の友人宅へ泊まり、出発日当日の朝、MKタクシー(自宅から空港まで乗せてくれる)10人くらいで乗り合い、関空に向かいました。迎えの時間になってもタクシーが来ず、搭乗時刻まであまり時間がなかったのですが、WiFiレンタルも予約していたので取りに行き出発時刻30分前で搭乗口に向かっていたら、私達が最後の搭乗者みたいで少し焦りました。

 

 

DSC01445.JPGDSC01418.JPG

パリ1日目

関空1045発⇒ヘルシンキ空港(乗継)⇒パリ・シャルルドゴール空港1810着(日本時間 110)約12時間半のフライト。空港到着後、パリ・近郊にある美術館や見所に入ることが出来るパリ・ミュージアム・パス2日券を購入(42ユーロ)し、ホテル近くのパレ・ガルニエ(オペラ座)まで直行するバス(10.50ユーロ)約1時間で到着、タクシーでホテルに。実はこの日は誕生日で時差の関係で31時間、長い一日となりました。

DSC01175.JPG朝7時頃はまだ薄暗く清掃車が通りを掃除していました。休館日等考え、今日はまずオルセー美術館へ。パリへ行った事のある人、知人、親戚に聞くとガラスのピラミッドで有名なルーブル美術館はもちろんいいけど、オルセーは行っておくべき!と言われ、それまでは全く知らなかった美術館。元々はオルセー駅の駅舎で改装されて出来た美術館、大時計もあり印象派の作品が多くあります。美術館の中のカフェで休憩もして約3時間堪能しました。パリの中心はセーヌ川に二つある中州状の島、シテ島とサン・ルイ島でここがパリ発祥の地です。そのシテ島を目指しセーヌ川沿いを歩いて、途中にカップルがメッセージを書いた南京錠を金網に吊るす事で知られているポン・テ・ザール(芸術橋)も見ながら向かいました。









DSC01209.JPGDSC01215.JPGサント・シャペル、ノートルダム大聖堂を見学し隣の島サン・ルイ島に雑貨を見て回ったり、アイスを買って食べたりしそのままマレ地区へぶらぶらと歩き回りました。パリはすべての道に名前がついていて「○○通り○○番地」と数字と通りの名前で表されているので地図を持っていればわかり易いと思います。

 






パリ2日目

DSC01292.JPGDSC01277.JPG見てみたかったルーブル美術館。かなりの広さがあり数々の名作が集まった美術館、真っ先に向かったのはレオナルド・ダ・ヴィンチ作「モナリザ」です。やはり多くの人が絵の前にいましたが、すんなりと前まで行く事ができ、暫く見惚れていました。写真も撮りましたが防弾ガラスがある為か、きれいには撮れませんでした。エジプト、ギリシャ美術など見ながらフェルメールの作品「レースを編む女」を探し超ミニサイズの作品にびっくりしながら色んな作品を約3時間堪能し、外に出てピラミッドを見ました。

DSC01389.JPG

そこから真っ直ぐ先にコンコールド広場、その先に凱旋門も見えました。コンコールド広場の手前にあるオランジュリー美術館に行き、8枚で構成されたモネの大作「睡蓮」は素敵でした。ホテルに帰る前にフランスパン・クロワッサン、一人3粒のチョコ、スーパーで飲物なども購入して一旦帰り、夜のパリ市内を見る為凱旋門へ行き、螺旋階段で歩いて屋上へ。真っ直ぐ延びるシャンゼリゼ大通りや夜景を楽しみました。日没が夜21時頃と遅く夕飯は23時頃、鍋一杯に入ったムール貝を食べました。 









パリ3日目

DSC01360.JPGDSC01372.JPGOpen Tour といって、パリ市外地を4コース・30ヶ所以上あるバス停で乗降り自由な二階建てバスの1日乗車券(27ユーロ)を購入し、まずオペラ地区からモンマルトル地区へ。ステンドグラスが美しいサクレ・クール聖堂を見学。高い場所に建てられていて、雲ひとつない青天で見晴らしが良かったです。食べに行きたかったお店があったので探して行ったのですが休みだった為、違うカフェにてランチ。北駅、東駅などバスから眺めながらオペラ地区まで戻り別ルートのバスに乗換えセーヌ川沿いを走りルーブル、シテ島、コンコールド広場、シャンゼリゼ大通りを走り凱旋門を回ってエッフェル塔へ。一旦バスを降りエッフェル塔の真下まで歩いていったりエッフェル塔を背に色々な写真を撮りました。日も暮れてきたのでバスに乗り至る所のライトアップを見ながらオペラ地区まで戻りホテル近くのレストランで夕食。

 

パリ4日目

DSC01469.JPGDSC01461.JPG一度は行ってみたかったモン・サン・ミッシェルへ。

滞在時間が2〜3時間と短く日帰りではもったいないと思い行く予定ではなかったのですが、「折角なので行きたい!」って事で、急遽バスツアーを申し込みました。朝7時集合で薄暗い中出発。途中シャルトル大聖堂の見学やトイレ休憩もしながら13:30頃に到着。まず、ツアーに付いてる昼食を。横浜みなとみらいにも出店、話題になったオムレツ、ラ・メール・プラール店。ではなく、対岸のレストランでしたがオムレツなどを食べ14:00いよいよ島へ。対岸から島へは1.8km。無料のシャトルバス10分+徒歩10分で島へ渡り、修道院への参道は観光客も多かったのですが道幅が狭く、途中ガイドさんお勧めの1人しか通れない階段を通ってみたりして頂上へ。1時間くらい見学をしたところで15:00過ぎ。バスの出発時刻16:30なので対岸まで帰る時間を考えると16:00には島を出ないと間に合わなくなる為、少し急ぎ気味で降りていきお土産を買って早歩きでバス停まで。シャトルバスも直ぐに出発してくれたので、何とか集合時間に間に合いました。島へと歩いて渡った地続きの道は潮の干満に関係なく渡れるように造られましたが、これによって潮流をせき止め100年間で2mもの砂が堆積してしまい、島の周囲で陸地化が進み島の間際まで潮が来る事がなくなりつつあり、かつての姿を取り戻す為に新しく橋も建設中。私達が歩いた道は近々取り払われる予定とのことです。

 

パリ5日目

DSC01518.JPGDSC01520.JPG最終日は特に予定をせず、ショッピングやガイドブックに載ってる行きたい店を探して行ってみたり。昼食に生ハムと卵のガレット、塩キャラメルのクレープとリンゴ酒シードル。ガレット1枚食べるとお腹いっぱいになりクレープがきた時はどうしようかと思いましたが、美味しくて2人でペロリと食べてしまいました。この味は今でも忘れられない程の美味しさです。

今日までそれほど寒くもなく天気も良かったのですが、夕方に少し雨が降りました。地下鉄乗場のすぐ近くにいたので濡れることなくそのまま移動し一旦ホテルへ戻りました。その地下鉄に乗っている時、ある駅で止まりアナウンスが流れて殆どの人がホームに降りました。繰り返しアナウンスが流れるのですが何と言っているのかわからず、その時、ホームにいたおじさんが手招きをしてくれ、わからないままホームへ降りました。未だに何だったのか不明です。


DSC01524.JPGDSC01526.JPG毎日とにかく歩いていたので疲れが溜まっていたのか、少し寝てしまっていました。最終日の夜、22時前にエッフェル塔に到着しエッフェル塔の金色のライトアップ、そして毎時丁度から5分間のきらきらと輝くシャンパン・フラッシュを見逃す事無く観賞できとても感動しました。もう一度見たく、近くで売ってたパニーニを買って食べながら夜のエッフェル塔を背に色々なポーズで写真を撮りながら楽しみあっという間に1時間たち23:00。二度目の感動。目に焼きつけて眠い目を擦りながらホテルへ戻り荷作りです。

 

パリ6日目

朝はあっという間で出発は12時頃ですが、パリへの入国審査でかなり時間をとられた事もあり7時頃早めにホテルを出発しタクシーと空港への直行バスに乗り到着までの1時間、長かったような短かったような5日間を振り返りながら空港へ。パリに着いた時は気付きませんでしたが、シャルルド・ゴール空港はかなりの広さで降りる場所を間違えると大変だと聞いていましたが、本当に凄かったです!搭乗手続き・・向こうの人はのんびりしてるのか時間になっても始まらず、順番までにかなりの時間がかかりました。荷物の重量制限が厳しく気がかりで重いものを入れないように気をつけていましたが、全然心配ないくらい大丈夫でした。

パスポートのICチップ、初めてでしたが並ぶ事なくかなり楽でした。出発時刻まで空港内を少し散策して搭乗。シャルルド・ゴール空港12:20発(日本時間 19:20)⇒ヘルシンキ空港(乗継)⇒関空8:50着。荷物を受取り友人のタクシー予約の時間まで借りていたWiFiを返却したりコーヒーを飲んだりと写真を見ながら過ごし、空港で別れて11:00過ぎの「はるか」に乗り新大阪で乗換え徳山まで新幹線、徳山駅に迎えを頼んでたのですが来れなくなり、在来線で柳井まで帰り無事帰宅しました。

 

今回の旅行を振り返ると、行く前は天候が気になり日本よりは少し寒いと聞き服装に悩んでましたが、半袖からセーターを着ている人まで様々でした。どの日も天気に恵まれ快適に過ごせました。地下鉄の乗り方、乗り継ぎも本を見る限りではわかり辛く思ってましたがとてもわかり易くてよく利用しました。美術館巡りやカフェ巡り、美味しいフランスパンや料理も食べる事ができ、至る所にある建造物や街並み、様々なライトアップを見て楽しむことができ、素敵なパリを感じる事が出来ました。ただ、大体の所で英語は通じるのですが、友人に頼っていたのが残念に思いもう少し出来ればまた違ってたかなと感じた今回の旅でした。