ウェルネスクリニック

ウェルネスクリニック

内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2015.03.12

京都マラソンと東京マラソン

出発前.JPG友人と歓喜の再会.JPG

当院の木村栄養士が平成27年2月に開催された京都マラソン(年代別で1位)と東京マラソンに参加し、その報告書をしていただきました

京都マラソン


チーズホンデュ2.JPG

京都マラソンは今年で4回目ですが、毎年抽選にあたり連続出場となりました。本来なら一週間前の北九州マラソンも抽選に当たり出場したかったのですが、山根マネジャー曰く「年寄りが毎週フルマラソン連続走るのは無理なので京都を本命で走りなさい!そして東京は楽しんで走ってください!北九州はあきらめなさい!」の鶴の一声です。北九州参加費10000円払っていましたが、断念しました。小雨降る中16236人が冬の都大路を駆け抜けました。今年から国際会館の急な登坂がなくなり、あらたに京都の町中市役所前が加わりました。私としては高齢の割に登坂を得意としているものとしてはいささか不満でした。順調に走りましたが、当日はすごい冷え込みで35キロの市役所のあたりで左足の指が無感覚になってきて、痛みのみがしてもう走れない限界との闘いでした。ちょうどこのあたり、マネジャーが応援をしていたのですが、その姿を探す余裕は全くありません。35キロのエイドステイションですので給食(パン、なまやつはし、バナナなど)たくさんありました。マネジャーによりますとこんなもん食べられるか、という表情で一点のみ見つめて通過したそうです。40kmの折り返しは長く、長く感じられ持参のゼリーを飲むとすこし力が出てきてかろうじてゴールしました。そのとき電光掲示板が4時間8分あたりを指しており、タイムが今までで一番よい事に気づき嬉しいフィニッシュとなりました。ここで特筆しておきたいことが2つあります。1つ目ですが走り終えて着替えをとりに行きかけて左足のふくらはぎに痙攣がきて一歩も歩けなくなり、よろめきかけたら鮮やかな速さで二人の男性が車椅子を押してきて座らせ、左足の処置をしてくれました。「今日は寒かったし、小雨も降ったので足には堪えていますよね!」優しいことばをかけられ涙がでました。対応の良さに感激です。単細胞な私京都が大好きになりました。2つ目は風邪気味で微熱のある体調の悪い中のマラソンでした。マラソン後夕食にチーズフォンデユを食べに出かけました。当院で調理実習にとりいれていましたので、プロの作ったものを食べてみようとネットで探すと20近くの店がヒットし、その中の店に食べに出かけました。大変美味しかったです。チーズは消化が良く、また栄養価が高いので風邪とマラソンで体力消耗したからだにやさしく、しみ込むように入ってきました。翌日は風邪がふっと飛んでいました。これ本当です!マラソン後、絶対にお勧めです。泊まったホテルの朝食に豆乳のチーズフォンデユが出され、翌日の昼食にまたまたエビチリチーズフォンデユを食べてチーズのオンパレードになりました。おかげ様で体力もすっかり回復しました。翌日は嵐山を散策し5回目の京都マラソン出場を願って柳井に帰りました

 

 

東京マラソン


2015.2.22・東京マラソン(3).JPG

東京マラソンは当たらない方もたくさんおられて申し訳ないのですが、9回目の東京マラソン3回出場です。今年は友人、知人、同級生15名が応援してくれました。1回目、2回目は応援してくれたかたとお会いできなかった方もあったので今年はマネジャーの言うように楽しんで走ることにし、応援者と全部お会いしょうと決心しました。京都を走っての一週間後です。走り出してすこし体が重い感じがしましたが、だんだん調子が上がってきました。

今年はイスラム国騒ぎでテロを警戒して会場に行くまでのチェックがとても厳しく厳戒体制中のマラソンでした。ランニングポリスが話題を賑やかしていました。マネジャーは5人見たといいましたが私は見ることができなかったです。まず舛添の知事の挨拶があり君が代斉唱でスタートです。地位が人を造ると言いますが、大きく手を振って、にこやかな笑顔で舛添さん国会議員の時よりオーラーがありました。私はおかげさまで、石原、猪瀬、舛添さんそれぞれ3人に知事の時に走りました。


応援団.JPGかずみ、たまこ。ゆり.JPG

13キロのところでグリーンの帽子をかぶった妹、姪、友人、和美マネジャー、17キロの折り返しでも会えました。

23キロのところで同級生6人とそのご主人が応援してくれプロ級のカメラの腕前をもつご主人に写真をとっていただき握手、浅草を過ぎ、東京スカイラインに感激しての走りです。

このあたりで京都のタイムとあまり変わらず、「えっ京都と同じタイムで走れるかな!!」と思ったのは束の間です。32キロでおなかの具合が悪くなり、5分近くロスしました。

重富家家族.JPGフィニッシュで会場全員5名.jpg38キロ当たりで周東病院時代の後輩の栄養士とそのご主人、お子さんお二人、マネジャーの応援です。嬉しいです。きつかったのですがかろうじて笑顔で応えることができました。フィニッシュは4時間18分2秒でネットタイム4時間1048秒でした。お腹の具合が悪くならなければと残念なところはありますが、73歳が京都を走って一週間後の東京マラソン満足することにしました。ちなみに京都マラソンは年代別女子一位でした。東京の年代別入賞がわかるのはひと月後です。期待せずに待ちましょう。


パンダ (3).JPG

翌日は国立新美術館でルーブル美術館展を楽しみ翌々日は久しぶりに皇居を訪れその後上野動物園でパンダにマラソンの疲れをいやされました。京都マラソン、東京マラソンを走ることができて達成感に酔っています。来年は東京マラソン10周年です。4回目の当たる奇跡を願って報告終わります。