当院の木村栄養士が平成27年3月15日に開催された横浜マラソンに参加し、その報告書をしていただきました

横浜マラソン　木村栄養士

3月15日横浜マラソン参加しました。2月15日京都マラソン、一週間後東京マラソン、3週間後です。ひと月近くの間に３つのフルマラソンは無謀という方もおられました。がしかし、チャレンジしてみようと思い立ちました。みな抽選に当たらないと出場無理なマラソンばかりです。当たったことはきっと幸運の女神が私について守ってくれると全然理屈になっていない自分勝手な口実を理由にしました。当日の朝、泊まったホテルは朝食が7時で6時30分にホテルを出ないと間にあわないので前日和美マネジャーがコンビニでおにぎりを購入したものを2ケ食べました。最初のコンビニにはなく、２，３軒廻ったようです。どうもマラソン出場の選手が買いに殺到したようです。

横浜マラソンはスタートが8：30で出場した大会の中で30分早いです。早めに行動したつもりですが、トイレの長蛇の列にやられました。待つことしばしです。漸く事を終えてスタート地点に向かったのですが時すでに遅く選手が並ぶ8時をこえており、マラソン関係者が「並ぶ時間8時超えたかたは最後尾からのスタートです。」「えっ！トイレの準備不足等大会側の不手際もあるのでは」と思いましたが。いつもはD~Gくらいのゾーンのスタートで、今回、初めてBスタートだったのに・・・・。

結構遅れてきた選手も多く、遅れた選手で順列がつくられたようで自分がどういう位置にいるか判らないスタートでした。23000人が横浜の街に飛び出しました。14ｋｍで和美マネジャー（木村のマラソンにはいつも同行して交通機関、地理を詳細に調べスタート地点に立たせてくれ要所にいて励まし支えてくれます。掛け替えのない存在です。）の声援をうけ、「よっしゃ！ガンバルゾ！」です。その後高架橋の下を長く走ります。思ったほど景色はよくありません。20ｋｍから30ｋｍまでの観客が入れない首都高速これが経験したことのない横浜マラソン一番の難所でした。斜めの勾配が長く、体をどのようにもっていけば楽に走れるかわかりません。応援がない高速道路は精神的にもまいります。殺風景です。音楽のコードがはずれやすくなっていたのでマネジャーに音楽のプレヤーをあずけていました。気持ちを前向きにもっていくことができません。モチベーションがあがりません。きつい！の一言です。もうフルマラソンこれが最後で止めのことばがあたまの中を回ります。

高速を降りて、38ｋｍ地点にマネジャーと後輩の栄養士とご家族、姪、友人、妹、がいる筈が見つかりません。あきらめて力がすっかり抜けて39ｋｍを歩きかけたら「よしのさん！！　頑張って！！　みんなが待っていますよ。」えっ！声の方をみると後輩の重富さんです。嬉しいです。その先になつかしい顔々が見えました。元気な表情をしなければと精一杯の作り笑顔で応えました。東京マラソンの後、応援に来ていただき、感謝です。フルマラソンはそのときどきで人生ドラマです。こんなにきつい時でも笑顔ができるものだと。東京よりきつかったのですが、妹たちは作り笑顔とはわからず、東京マラソンより元気な顔をしていたと言っていました。応援に励まされ歩かず走ってフィニッシュすることができました。

電光掲示板が4時間14分くらいさしており、スタートのところが6分すぎていたのでおよそ時間把握できました。横浜マラソンは制限時間6時間30分で完走すればよいと思っていましたので上出来と思います。頂いた完走のメタルはデザインが素敵でランナーのみなさんも気にいっていました。ネットタイムは４：07：48でした。このタイムが年代別女子でどのくらいなのかこれまた当てにしないで東京マラソンのように待つことにしましょう。夕食はまたまたマネジャーがネットで見つけたチーズホンデューの店に探しあぐねていきました。鎌倉野菜を使った一味違うものでガラス鉢に見たことない盛り付けで良い勉強になりました。うまかったです。

翌日は鎌倉散策をマネージャーとしました。高齢の私には命の洗濯になりました。ゆったりしたやさしい雰囲気、とっても気持ちがいいです。どこの寺院も広く、白梅、紅梅、三種、三叉、美しくもう2,3日いや一週間くらい居たくなりました。お昼に頂いた茶懐石料理はお庭の素敵なお店で器、彩、繊細な盛り付けでとっても美味しく身も心も癒されました。鶴岡八幡宮で勝利の神様に気持ちお願いし、羽田より帰途につきました。たてつづけに3つのフルマラソンを経験してちょっとゆっくり温泉に行って休みたいです。当分よろしいかな??です。元気が出たら又始めます。