「自転車で北海道一周」の第4弾として5月2日(土)から6日(水)まで5月のゴールデンウィークの休みを利用して、網走からウトロ〜羅臼〜標津町まで行きました。世界自然遺産の知床半島を見てきました。5月3日(日)は自転車で網走からウトロまで行きました。
午前5時起床。午前4時に一度目が覚めて、外を見るともう外は明るくなっていました。今日の予定は流氷館と博物館網走監獄を見学して、自転車で80キロ先のウトロまで行くことにしました。昨年5月の連休に稚内から網走まで自転車で行った時にはスタートの稚内が寒く南下するにつれて徐々に暖かくなったので、自転車のウエアを半袖シャツと短パン、長袖シャツと長いタイツと2種類持ってきました。朝のジョッギングで半袖Tシャツに短パンで、上に薄いウインドブレーカーを着て走ってみて、体感の気温を見てみることにしました。午前5時半にホテルを出て、網走川、網走駅の前を過ぎ、昨日来た道を戻る方向に走ってみました。昨年着た時の見覚えのある景色も有りました。外に出た時には少し涼しさを感じましたが、走り出すと寒さは感じず、心地よく、自転車は半袖、短パンで雨具を寒さと雨の時用に持って行くことにしました。道沿いには桜も満開で咲いており、ソメイヨシノや花びらが少し細長くピンク色がかったエゾヤマザクラが咲いていました。
今日は80キロあり、平均時速15キロで、約5時間半かかり、午後6時くらいにはウトロに着きたいので、午後1時頃には網走を出発する予定にしました。午前8時過ぎにホテルをチェックアウトし、丘の上にある流氷館を訪れ、遠くにはこれから行く知床連山を望むことが出来ました。流氷やクリオネを見て、次に博物館網走監獄に行き、広い敷地の中に農場、裁判所、舎房などの建物が建ち、囚人の生活をかいま見ることが出来ました。
昼時となり、ガイドブックにお勧めとあった店「花のれん」でカラフトマスを白魚醤油(しろぎょしょうゆ)に漬け込んで揚げた「ザンギ丼」を昼食を食べました。「ザンギ」という言葉は初めて聞きましたが、本来は鶏肉のフライのようですが、鮭やマスの産地なので、ご当地ではマスを使用しているそうでした。みそ汁には1年物の小さなホタテ貝が入っていました。街中には9月27日開催の「第1回網走マラソン」のポスターが貼ってあり、関西TDJのHPに井田先生が参加予定とあったことを思い出しました。
午後1時過ぎに店の駐車場から自転車で網走を出発しました。
町中の道を過ぎると海沿いの道に変わり、昨年ほどではないにしても向かい風を受けながら、海側には釧網本線も道と並走し、内陸側には藻琴湖、濤沸湖を眺め、時速15キロ程度で進んで行きました。道の駅「はなやか小清水」を出てからは内陸側に向かい、右前前方に斜里岳を望みながら、斜里国道を30キロほど、ペダルを漕いでも漕いでも、斜里岳は前に有るままでした。道沿いに水芭蕉が咲いていました。その後、海側の道の知床国道になり、あと30数キロ先のウトロをめざしました。
ウトロ5キロくらい手前に「オシンコシンの滝」が有り、斜面の岩肌を水が流れ落ち、オホーツク海に注がれており、知床八景の一つと説明文に有り、多くの観光客も立ち寄っていました。午後6時過ぎに宿泊するホテルに到着。
今日の走行距離は77.3キロ、5時間10分でした。コースはほぼフラットで、一カ所だけ上り坂でギアチェンジをしましたが、ほとんど一番重いギアで走ることが出来、走りやすいコースでした。天候も良く、半袖、短パンでの走りでした。