「自転車で北海道一周」の第4弾として5月2日（土）から6日（水）まで5月のゴールデンウィークの休みを利用して、網走からウトロ〜羅臼〜標津町まで行きました。世界自然遺産の知床半島を見てきました。5月4日（月）は午前中は海から船で知床半島を見て、午後からは知床五湖を散策しました。

午前5時に起床。午前4時に目が覚めて、外を見ると既に外は明るくなっていました。午前6時前からウトロの港の周辺をジョギングで走ってみました。既に日は高く、柳井の午前8時くらいの感じでした。釣りをしている人、散歩をしている人など、街の規模からすると大きなホテルが多く有り、知床半島への観光の拠点になっていました。

今日の予定は自転車はのらず、今回の旅行の目的の一つ世界遺産の知床半島の観光をすること。午前中は観光船で海から知床半島の先まで海岸沿いのクルーズ、午後は陸から知床五湖を見てみることでした。午前８時半過ぎに予約していた遊覧会社の受付に行き、手続きをして、係の人が「寒いですからなるだけ厚着をしてください」と声をかけていました。30名程度の満員の状態でした。

午前9時20分出航、陸づたいに進み、船長がマイクでいろんな滝や地形のことを説明しながら、半島の先端をめざして進んで行きました。断崖の所が多く、所々にある海岸に鮭や鱒の遡上の時期のための漁師さんの番屋があったりしました。もう一つのトピックスは野生の熊を見ることが出来るかといくこと。船長さんの話しでは「昨日の午後のクルーズでは熊の親子を見つけた。海岸からの距離はあるので、想像しているような大きさは巨大グマであり、見えても子犬程度のサイズに見えること。」の説明が有り、どこかに黒い点の物が動いていないか捜していきました。熊の親子を2頭見つけることが出来ました。カメラのズームで大きくとろうとすると手がぶれて、なかなかいい写真が撮れませんでした。風も冷たく、足下が冷えてきて、船の揺れで酔う人も出てきました。半島の先まで行くと、沖合を回って引き返してきました。イルカやクジラを見ることも有るようでしたが、今回は見つけることが出来ませんでした。３時間半のクルーズで午後１時に港に戻ってきました。

昼食はお勧めの店とあった「一休屋」という鮭の親子丼や海鮮丼が評判な所に行ってみました。店の外まで行列ができ、30分くらい待ってウニといくら丼を食べました。昨年夏の利尻以来のおいしい海鮮丼をいただきました。

午後からは知床五湖に行ってみることにしました。３コースあり、高架木道（無料）、地上遊歩道（有料）に小ループ（1.6キロ）と大ループ（3キロ）があり、大ループは残雪が有り通行中止で、小ループを見て回ることにしました。フィールドハウスでレクチャーを受け、昨日は熊を3頭見かけたこと、出会わないようにする工夫、出会った時の注意点などのビデオと講義が有りました。湖と林の中を歩いて回りました。水芭蕉も咲いており、上の高架木道から眺めるよりは自然を感じることが出来、もっとゆっくり大ループも見ることが出来たらと残念でした。羅臼岳も上ってみたかったのですが、山開きが7月で、まだ雪が多く残っており、今回は断念しました。知床半島を海から陸地から自然の雄大さを感じることが出来ました。