月一回開催される糖尿病教室の6月と12月は通常とは異なる、食事や運動をテーマに開催しています。今回、平成２７年６月２１日（日）の糖尿病教室のトピックスは「乳和食」で、35名参加されました。

10時が近づくにつれ、続々患者様がいらっしゃいました。思っていたより多くの方がこられたこともあり、開始が若干遅れました。まず乳和食とはどんなものかの説明がありました。和食に牛乳を加えることでコクやうまみが加わり、少ない調味料でもおいしく食べられることや調理としてどのように牛乳を使うか、どういった料理ができるかという話がありました。途中乳和食で作った「さばの味噌煮」、「マヨネーズを使わないポテトサラダ」、「みたらしだんご」を試食として提供し、食べていただきました。後半は木村栄養士より、牛乳についての話や、同じたんぱく質の多い食品でも肉にはカルシウムが含まれていないという話、自身が牛乳のおかげで走れるという話。面白おかしく説明があり、何度も笑いが起こっていました。最後「自分は牛乳飲むとできものができるが飲んでも良いのか。」「牛乳の代わりに豆乳を飲んでいるけどどうか」など質問がありました。

糖尿病教室終了後は展示品として出した高野豆腐、ミルク付けつゆ素麺、かぼちゃのそぼろ煮、だしまき卵を興味がある人に自由に試食していただきました。余るかなと思っていましたが、解散して３０分後にはきれいになくなっていました。

アンケートより：紹介した乳和食のなかで、家で作ってみたいものの上位３つは、さばの味噌煮、かぼちゃのそぼろ煮、ポテトサラダとなっていました。また、意外にも口頭で紹介したミルク納豆を１０名の方がやってみたいと回答があり、驚きでした。