「自転車で北海道一周」の第5弾として、8月13日（木）から16日（日）まで、お盆の休診を利用し、標津から釧路まで行きました。8月16日（日）は最終日で、レンタカーを借りて、釧路湿原、阿寒湖、オンネトーを見て回り、たんちょう釧路空港から午後2時10分発の飛行機で、羽田を経由して、岩国空港まで戻り、柳井に帰ってきました。

昨日自転車もクロネコヤマトから送り、洗濯もしたので、午前中はフリーとなり、レンタカーを借りて、釧路湿原、阿寒湖、オンネトーを見て回ることにしました。出発があるので、午後1時前にはレンタカーを返すことにし、あまりゆっくりは出来ませんが、時間の許す範囲で見て回ることにしました。

午前８時前にレンタカー会社に行き、手続きをして、まずは釧路湿原展望台を目指しました。お盆であること、日曜日であること、時間が早いことなどで交通量も少なく、20分くらいですんなりと到着。展望台は有料で、朝早いこともあり、霞んでいて見えないと受け付けで言われ、遊歩道を少しだけ歩き、今日の時間は押しているので、次の60キロ先の阿寒湖に行ってみることにしました。タクシーの運転手さんやレンタカー会社の人が「警察がねずみ取りや覆面パトカーで見張っているので、気をつけるように」と言っていたので、実際に自転車で通っていてもねずみ取りをして捕まっている車もあり、ほどほどのスピードで向かいました。ここも1時間少しで到着。阿寒湖といえばマリモですが、湖畔から見える訳でもなく、写真を撮って、次の目的地のオンネトーをめざしました。オンネトーは山の中にあり、雌阿寒岳が湖面に波がなければ映し出され、利尻の利尻山が写る姫沼を思い出しました。これで短時間ながら目的の3カ所は巡り、飛行場へ向かうことにしました。

午前12時前に飛行場近くまで戻り、まだ少し時間があるので、朝靄のため見ることが出来なかった、釧路湿原に行ってみることにしました。展望台に上がると、湿原は見えましたが、手前に森があり、思ったほどのイメージではなく（至仏山からの尾瀬の眺めのような）、ややがっかりでした。これでみることは見たので、午後1時前に飛行場前のレンタカー会社に車を返却をして、シャトルバスでターミナルに送ってもらい、その道中で運転手さんが今日は暑いですねー話しかけられ、「今日は自分にとっては山口と比較して、10度くらい気温が低く快適です」と答え、現地で生活している人と体感温度の違いを感じました。空港の食堂で北海道最後の食事として「ウニいくら丼」を食べ、北海道の食事も満喫することが出来ました。午後6時20分、羽田を経由して、岩国空港に到着、柳井に午後7時半に到着しました。

今回「自転車で北海道一周–第5弾」は2日で300キロ、19時間半。山口よりも気温が10度くらい低く、20度前後で過ごしやすく、海岸沿いの磯の香り、牧場の横の特有なにおい、森の中、道路と住宅のならびがゆったりとしているどこか外国のような町並みの道と変化にとんだコースの自然の中を、味わいながら、今回の第5弾は終わりました。また第6弾の準備をしながらお伝えします。