ウェルネスクリニック

ウェルネスクリニック

内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2015.09.17

クリメシ(まかない-38「鮭フライ」)

 CIMG1304.JPGCIMG1303.JPG平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。 平成27年9月17日(木)のまかないは「鮭フライ」で11名が参加しました。3分間スピーチは武永看護師。

CIMG1304.JPG今日は午前中木村栄養士に栄養指導が一件入っていたので、1時間くらい一人で作ることになりました。一人でも大丈夫!と思いながら作りましたが、11人分は意外に量があるので切ったり衣をつけたりするのに時間がかかってしまいました。野菜炒めはフライパン1つで作っていましたが、フライパンに山盛りとなったのでピーマンは別に炒めることにしました。これがけがの功名、別にした事で緑色が鮮やかとなり、見た目がきれいな野菜炒めとなりました。実はひっそりとオイスターソースで味をつけていたのですが、皆さん気がつきましたでしょうか?また、いつもごはんが多いとの声があるので、120gのところを100gと軽めにしておきました。



3分間スピーチ(要旨)「ミヤンマーで病院研修ーその1ー」武永看護師

ミャンマー.gif今日は、院長のリクエストにお応えしミャンマーについてお話します。私は、ミャンマーに2度訪問しました。話す事を考えていると色々とお話したいことも出てきたので、今日はミャンマー第一弾としてお話します。ミャンマーはどんな国かといいますと、東アジアの一角でインドシナ半島の西の端にあります。国土は日本の1.8倍、人口は約5100万人、首都はネピドー、最大都市はヤンゴン、民族は、約70%ビルマ族で残りは少数民族が8つくらいあります。それぞれ独自の言語や宗教をもちますが、代表する宗教は仏教。言語はビルマ語(ミャンマー語)です。人柄は明るく人懐っこく温厚な民族です。日本との時差は2時間30分。

次に私がミャンマーと出会ったきっかけを話します。当時私は23歳でした。手術室看護師(オペナース)をして3年目。手術室の専門雑誌をみていてある記事に目が止まりました。この記事は、日本でオペナースを経験した看護師が国際協力を志してミャンマーへ行くと言う記事でした。この頃の私は、「もっと厳しい環境で勉強しなきゃいけない、今のスキルで誰かの役に立てるかな」など色々考えていました。そのため、この記事が私の考えや思いに強く同感するものがあり、この記事に載っていた連絡先のジャパンハートへ連絡を取ることになります。これが私とミャンマーの最初のきっかけです。

記事を見てから、2年後のジャパンハートの活動を見学するために2007年9月23日から9月27日の期間を利用してミャンマーへ行きます。目的地のミャンマーのザガイン管区にあるワッチェ病院です。初めての国、初めての海外での飛行機の乗り継ぎ、初めて訪れる国での国内線の利用と、目的地まで越えなければならない難関がいくつもありました。ものすごく緊張していきました。

スケジュールは1日目関空発~バンコク経由~ヤンゴン着、 ヤンゴン空港近くのホテルに宿泊(シーズンオブヤンゴン)。2日目ヤンゴン発〜マンダレー着。車でワッチェ病院まで移動 3〜4日目ワッチェ滞在。5日目ワッチェ移動。マンダレー発〜ヤンゴン着です。

2日目のヤンゴンからマンダレーまでの国内線は午前6時発と聞いていましたが、待てど暮らせど来ません。心がそわそわし、乗り遅れたかな・・・とか色々最悪な状況を考えながら待っていました。でもそんな不安な心は長時間続きません。途中、「もうなんとかなる。不安になってもどうしようもないから」と自分の心に言い聞かせながら飛行機を待ちました。1時間遅れで飛行機の搭乗でした。マンダレー空港についてから病院までの移動は車でした。運転手の方が私の名前を書いた紙を持って待っていてくれていたのでそれを見て一安心しました。道は舗装されていないところが多く、土に揺られながら病院へ向かいました。約1時間くらいで到着しました。病院から歩いて10分前後のところに寺院がありその敷地内で滞在しました。滞在中は、見学とお手伝いをしました。医療物資がとても限られていて、質も日本に比べると劣ります。ガーゼも大きな布の束をハサミで切り折りたたむ。綿花も大きな綿花の束をカットし手で丸める。など一つ一つ手作りでした。その作業をしながら、かつて日本も西洋医学の発展途中で歩んだ道なんだろうなと思いました。病院でのスケジュールは過密で、朝5時起床、身支度、8時出勤、22時帰宅、身支度、午前1〜2時ミーティング、その後就寝の繰り返しでした。極度の緊張とタイトで濃密な時間で日々付いていくのに必死であっという間に時間は過ぎて行きました。病院の見学が終わり出発日の午後、ヤンゴンで5時間くらい待ち時間が出来るため、その時間をヤンゴン市内の観光をすることにしました。

ミャンマーの商店.jpgシャウカンスェー.jpg通訳さんとタクシーを旅行会社(サネイトラベル)へお願いして観光をします。すごく楽しみにしていましたが、、、、当時、ミャンマーの情勢は反政府デモが活性化している時期であったため有名な寺院は閉鎖し、市内のマーケットもシャッターが降り人通りも少なく、市内を警備する迷彩柄の軍人さんらしき人が多く見受けられました。そういう状況であったため、車でドライブする程度で終わってしまいました。市内中心を少し外れたレストランは開いていたので通訳さんとお食事をしました。ミャンマーのカレーとラペトゥを食べました。ミャンマーカレーはインド程スパイスは効いておらず、煮込みスープに近いです。ラペトゥはミャンマーのお茶請けですが、お茶の葉を油で浸したものとスライスガーリックの揚げ物、豆類をお皿に盛ったものです。意外と美味しく癖になる味でした。左上は雑貨屋、右上の写真は真ん中はスープ麺、左上はスープ、右上はお茶です。これがミャンマー体験でした。1年後ジャパンハートの長期看護研修へ参加します。ジャパンハート(非特定営利活動法人 JAPAN HEART)は2015年現在もミャンマーで活動を続けています。次回は2度目のミャンマーについてお話しようと考えています。



アンケート結果(11名)

1.好きな揚げ物は何ですか?から揚げ2名、魚フライ、レンコンのてんぷら、メンチカツ、とんかつ、ナスのてんぷらなど

2.現在腹何分?腹8分1名 満腹10名

3.盛り付けや彩りはいかがですか?全員特に気にならない

4.献立の組み合わせは?全員特に気にならない

5.★いくつ?全員★★★

6.感想:野菜炒めの野菜がきれいに炒められていて美味しかった。なめこ汁のヌメヌメ感が好きでした。鮭はレモンをかけるだけで美味しかった。くさみがなく、皮までおいしく食べられた。など

CIMG1303.JPG献立:鮭フライ(620kcal)

ごはん:100g

鮭フライ:鮭70g、粉吹き芋、キャベツ、きゅうり、れもん

野菜炒め;豚肉20g、たまねぎ、ピーマン、人参、オイスターソース

味噌汁:なめこ、三つ葉、麦味噌

果物:りんご1/6、キウイ