平成27年9月28日に調理実習を行い「チーズフォンデュ」を作りました。参加者は5名で、大畠中からの職場体験の実習生と、愛媛県松山市のやました糖尿病内科の管理栄養士さんが見学にこられました。
本日は初参加の方がいらっしゃいますので、自己紹介をして始まりました。愛媛県のやました糖尿病内科の管理栄養士さんと大畠中の実習生、お二方とも木村栄養士と何らかの接点がありおどろきです。木村栄養士の顔が広い事、そして世の中狭いことを改めて感じました。時間の関係で先に手捏ねパン作りをしました。試食のチーズフォンデュ用パンはあらかじめ栄養士が捏ね、ベンチタイム前までやっておき、成型からはみなさんにやっていただいた後、お持ち帰り用のパンを捏ねました。こちらははチーズフォンデュ用よりもふすまの配合が少なく、そのままでも食べやすいものです。本日はキャンセルが何名かあり、人数がいつもより少なかったので、一人が捏ねる時間や回数が多くなり、『10分て長いですね』と話しながら捏ねました。一次発酵中に献立の説明があり、担当に分かれて作り始めました。
チーズフォンデュは具を切り分けて並べ、浅漬けはひたすら野菜を切って、玉ねぎスープは玉ねぎを薄くスライスし、フライパンであめ色になるまで何回かに分けて炒めました。「私は面倒くさいので、こんな風に分けずに一気に炒めるからきれいなあめ色にならないのですね」と担当者が言われていました。サイダー羹はいつも柔らかくなるので、サイダーの量を減らしてから作る事にしました。調理を並行してパン作りも行いました。
盛り付け配膳が終了し、試食に移りました。「チーズフォンデュだけでお腹一杯になりました」「サイダー羹は少しシュワッとしていますね」「マッシュルームって生で食べられるのですね」「パンは最初不思議な味と思ったけれど、噛めば噛むほど甘いのですね」など感想を言われていました。 実習生に嫌いな食べ物を聞くと、「インゲンです。」との返答がありました。それを知らず、インゲンを切ってもらいました。「切りながらヤバイと思っていました」とのことでしたが、なんとか食べたようです。今日1つ苦手が克服できましたね!試食中に実習生の副担任の先生が見回りにこられました。先生も実習生の嫌いな食べ物を知っておられたようで、「まさかインゲンを残さないよねー」と言っておられて笑いが起きていました。
調理中には「以前習ったごま豆腐は好評なので家でも作っているのですよ」「2ヶ月に一回みんなで作って食べるのが楽しいです」とのお声を聞くことが出来て本当にうれしかったです。また、やました糖尿病内科の栄養士さんからどのように栄養指導しているか聞くこともでき、参考になりました。いつか見学に伺いたいです。
献立(614kcal)
チーズフォンデュ:レンジ用チーズ、ジャガイモ、ウインナー、えび、ミニトマト、ズッキーニ、さやいんげん、マッシュルーム
ふすまパン:ふすま粉、強力粉、蜂蜜、ドライイースト、塩、無塩バター、水
浅漬け:きゅうり、キャベツ、にんじん、みょうが、食塩
オニオンスープ:たまねぎ、パセリ、コンソメ、水
サイダー羹;寒天、水、パルスイートゼロ、ゼロカロリーサイダー