ウェルネスクリニック

ウェルネスクリニック

内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2015.10.04

2015サザンセト・ロングライド in やまぐち

DSC04443.JPGDSC04449.JPGDSC04478.JPGDSC04462.JPG平成27104日(日)に2015サザンセト・ロングライド in やまぐちが開催され、昨年の第1回に続いて参加しました。今年は平生町、田布施町、上関町も主催者に加わり、昨年よりも150キロが160キロに延び、コースが一部変更になっていました。山口県柳井市のウエルネスパークを出発し柳井市、周防大島町、平生町、上関町、田布施町を巡って、ウエルネスパークに戻ってくる、160キロ、制限時間11時間のタイムを争うレースではなく、サイクリングイベントに880名がエントリーしました。昨年は11月9日で、雨の中でのイベントでしたが、今年は10月4日と一ヶ月早くなり、天候も晴れ、気温も寒くない秋晴れのイベントになりました。


10月3日(土)前日受付が午後1時から6時まであり、午後4
過ぎに受付に行き、ゼッケンをもらい、自転車メーカーの展示もあり、じゃんけん大会のイベントも開催されていました。ゼッケンはマラソンと違って背中に付
け、ヘルメットにも前面にゼッケンのシールを貼るようになっていました。服装は昨年は11月で寒くかつ雨でレインウエアでしたが、今年は天気予報は晴、先週の北海道と同じ半袖単パンで走ることにしました。


10月4日(月)

DSC04446.JPG

午前4時半起床、朝食を取り、午前5時半過ぎに家を出て、ウエルネスパークに午後5時45分到着。自転車を車から下し、スタート順は早く整列した順で、既に多くの人が列になり待っていました。コースが延長され、昨年より30分早い午前615分最初のグループがスタート、徐々に列が進んで行き、午前6時30分にスタートしました。最初に下り坂を下って、ウエルネスパークを出て、公道に出ました。車の通行規制はされていないので、信号と係員の指示に従いながら、車道の左側を1列で進んで行きました。エイドステーションは大体25〜30キロごとに5カ所あり、時間制限が設定され、越えるとリタイアーとなり、平均時速15キロで進めばクリアーできる設定になっていました。

DSC04461.JPG

GPS
あるので、地図、時速、時刻や走行距離などが表示され、ペースを見て行くことにしました。地元なので、これまでに車や自転車でコースは通ったことがあり、景色からの距離感や高低差のイメージなど、予想を立て
ながら走ることができるました。第1エイドステーション(AS)は周防大島の「むくのパーク」(24.0キロ、タイムオーバーが845)にあり、まずは最初の目標を18キロ先にある周防大島の入り口にある大島大橋とし、120mの高低差の丘越えが二つあり、とにかく自転車を降りて押すのではなく、自転車で上りきることも今回の目標の一つにしていました。マラソンで歩かず走り完走するのと同じような感じです。上り坂は時速68キロと遅くなりますが、上り坂の後には下り坂があり、時速30キロ以上になり、こぐことはないのでその点はマラソンだと下りは足に負担がかかりますが、スピードに対する注意をしながら休むことが出来ました。大島大橋の手前1キロくらいで自転車の列が止まり、自転車を押してゆっくりと進み始めました。信号待ちで渋滞しているとのことでした。途中で緩和して、信号機を過ぎて、大島大橋の入り口に来るとまた自転車が止まり、押して歩く状態になりました。大島大橋だけは歩道を通るようになっており、ちょうど今日は夜行列車が臨時で山陽本線を通る時間帯と重なっていたようで、いわゆる「撮り鉄」といわれる人達が橋の歩道にカメラを構えて、立って待っており、歩道は人がすれ違える程度の幅しかなく、橋の3分の1くらいまでは自転車を押して進んで行きました。午前7時30分に橋を越えて、平均時速は17キロでまずまずのペースでした。写真を撮ってASをめざしてスタート。

DSC04464.JPG

6キロ先の第1ASの「むくのパーク」には午前750分に到着。制限時間よりは50分早く着くことが出来ました。食事用のテントがあり、リンゴやバナナ、ぶどうの果物、飲み物、ゼリー類、当地の名産の茶粥もあり、バライエティーがあり、いろいろいただき、茶粥で体も温まり、トイレにも行き、15分ほど休憩して再スタートしました。金魚の形をした周防大島の海沿いの道路を、左手に海を見な
がら快調に走ることが出来ました。








DSC04469.JPG

24キロ先の第2ASの「なぎさパーク」(54.3キロ、タイムオーバーが10:45)には930に到着、平均時速18キロで、制限時間よりは1時間15分早く到着することができました。ここのASも食事がいろんな種類が豊富にあり、郷土料理の「じんだ味噌(素焼きしたメバルのほぐした身と麦味噌をスリコギで合わせ、酢や塩で味を調え、ご飯に載せたもの)」、サザエのつぼ焼きもあり体も温まりました。

 

20分ほど休憩し、これから24キロ先にある次のAS「橘
ウインドパーク」までが今回のコースの中でアップダウンのきついオレンジロードを通る難所になっており、エネルギー補給を十分しました。スタートしてすぐ
に山側に入り、山道の上りとなってきました。自転車を押している参加者もでてきました。とにかず自転車で上りきることを目標に一番軽くなるギアにチェンジ
し、上って行きました。所々に応援やコースの係員の声援を受けて進み、下りもあり、そこで足を休めて休憩と上りのスピードの低下を取り返しながら、下に海
や町並みをみながら過ぎて行きました。途中で警察のパトカーや係員がいる場所を通り過ぎ、何か事故があったようでした。途中のASでは転倒事故が起こっているので、注意して運転するようにと呼びかけていました。

DSC04476.JPG3ASの「橘ウインドパーク」(78.3キロ、タイムオーバーが1335)に12:25に到着しました。ASではこれも大島名物のミカン鍋、じゃこ飯などをいただきました。ミカン鍋は昨年に続き2度目の体験。ぴりっとスパイスの利いた味で、ミカン色をした汁で甘い予想とは異なっていました。残り81キロ、コースの半分まで来ました。制限時間まであと5時間半、30分ほど休憩をして、次の34キロ先の第4AS「伊保庄マリンパーク」に向け出発。午後0時過ぎ大島を1周して、大島大橋に戻ってきました。午前7時40分に橋を渡り、83キロを休憩を含めて4時間20分で走ったことになりました。

 


昨年は次のASの伊保庄マリンパークまでは余り大きなアップダウンはなく、海沿いの道でしたが、今回大島大橋を渡って途中の大畠でお祭りと重なっており、迂回するため山の中腹のバイパスに変更になり、アップダウンのきついコースになっていました。途中で海沿いの道に降り通常の海沿いの道の戻ってきました。

DSC04481.JPGDSC04484.JPG

















午後15分に第4ASの「伊保庄マリンパーク」(111.9キロ、タイムオーバーが14:40)に到着しました。ASには患者さんが1名ボランティアでお手伝いをされて、話をしたりして、メッセージ付きのバナナ、カップケーキ、黒めん焼きそばをいただきました。これまで走って来た大島、大島大橋などを眺めて、一息ついて、残り50キロ、まずは20キロ先の第5AS「道の駅上関海峡」をめざして、スタートしました。途中私設のASがあり、おはぎとお茶の接待を受けて、上り坂の始まる前の良い休憩となりました。


DSC04491.JPGDSC04492.JPG











午後2時25分、第5AS「道の駅上関海峡」130.0キロ、タイムオーバーが16:00)に到着しました。着くとすぐに「大久保先生」と声をかけられ、患者さんが来るのを午前11時から待ってくださったようです。いっしょに写真を撮り、話をして、「ふぐのから揚げ」をいただきました。残り30キロ、制限時間まで3時間あり、時間的には余裕がありました。最後のゴールをめざしてスタート。途中、当院の臨床検査技師の前川さんの応援を受け、ゴール手前では山根さんの応援を受けて、午後420分にゴールすることが出来ました。タイムや順位は書いてありませんが、完走賞をもらいました。160キロ、タイムは自分の時計で9時間50分でした。

 

天候は秋晴れで寒くも暑くもなく、山の中、海沿いの道、いろんな景色を見ながら、ASでは名産のいろんな食事を食べることが出来、楽しく走ることが出来ました。160キロ各ポイントに立って誘導する方、ASで世話をされた方、企画運営をされた方達、いろんな人達のサポートで楽しむことが出来ました。今後もっと知名度が上がり、市外や県外、国外の人達が参加されてこの地域を満足できることを願うばかりです。最高齢は81歳で、ゴールされた時に紹介されていました。翌日の新聞では801名が出走し、744名が完走したと報道されていました。

img046.jpg