ウェルネスクリニック

ウェルネスクリニック

内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2016.01.03

初日の出(H28年元旦)

DSC05154.JPG例年、柳井市にある琴石山の山頂で初日の出を迎え、患者さんの作った雑煮をいただいていましたが、今年は沖縄の宮古島で元旦を迎えました。しかし元旦は曇り空のため、初日の出は見る事が出来ませんでした。


「自転車で北海道一周」のちょっと寄り道で冬に自転車に乗れる南の島を、夏から秋頃に捜していました。「宮古島トライアスロン」で自転車部門は宮古島を一周するので、そこを走ってみる事にしました。運良く宿も飛行機も取る事が出来ました。しかし11月の西宮のマラソン大会のイベントのため、自転車で宮古島を回る事はなしになりました。レンタカーを借りて回り、後は時間があればスケッチをする事にしました。12月に患者さんが来られた時に元旦に琴石山には残念ながら登れない事を伝えました。

12月29日(火

DSC05217.JPG今日で仕事納め。午前中に診療と大掃除をして、2階で昼食会をして、この1年の仕事は終わりました。午後7時25分柳井駅発、徳山で乗り換え、午後9時過ぎ博多駅に到着。今日は駅近くのホテルの泊まり、明日の朝宮古島に向けて出発予定。


12月30日(水)

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午前5時起床。今日は午前7時半福岡空港発で沖縄那覇空港を経由して、宮古空港に午前10時40到着予定。
午前6時にホテルをチェックアウトし、空港に向かいました。午前9時20分那覇空港に到着、日が昇ったせいもあるのか暑くなりダウンジャケットを脱ぎ、午後10時50分宮古空港に到着。さらに暑くなり、フリースを脱いで、半袖Tシャツになりました。日陰になると少し肌寒くなりますが、快適な気候。ホノルルとも違った空気でした。

レンタカーを借りて、昼前にホテルに到着。青い空、コバルトブルーの海、白い砂浜、緑の熱帯の植栽があり、南の島に来たのを実感。昼食が済むとチェックインも出来、部屋からは海や砂浜が見え、荷物の整理をして、砂浜に行ってみる事にしました。対岸に来間島(くりまじま)や伊良部島が見え、白い粒のサラサラした砂浜、静かで時間がゆっくりと過ぎる非日常を感じました。のんびりと砂浜に座り、スケッチをして、海に足をつけても寒くはありません。
夕方午後5時からサンセットクルーズにホテル前の砂浜の浮き桟橋からカタマラン(双胴船)のヨットに乗り、出発しました。西の空には雲がかかり、海に沈む日の入りが見る事が出来るか微妙な状態でした.13名の参加者があり、ゆっくりと進んで行きました。スタッフの方の説明を聞きながら、午後6時日没で、ちょうど雲が切れて、日が沈むのを見る事が出来ました。海岸に戻った時には辺りは真っ暗になり、ライトアップやイルミネーションが点灯されていました。のんびりと時間に追わずに過ごす事が出来ました。
12月31日(木)
DSC05148.JPGDSC05187.JPG今日は大晦日、過ぎてしまうと1年もあっという間に経ったような感じです。午前4時前に目が覚め、本を読んだりして時間を過ごし、午前7時前から明るくなって来て、ホテルの回りと砂浜を散歩して、朝食。天候は曇りから少し雨がぱらつくような空模様。レンタカーで島巡りをする事に出発。まずは伊良部島をめざし、伊良部大橋を渡り、すぐに隣にある下地島も見て回り、「佐和田の浜」という所には大津波で打ち上げられた大小の岩が遠浅の海に転がっているところがあり、展望所から眺めていると横に海に面しておしゃれなカフェテラスがあり、ちょうど昼時になので、そこに行ってみる事にました。海に面してガラスもないカウンターがあり、「Pizza & caffe BOTTA」という名前のレストランでした。カウンターに8名も座ればいっぱいで、ピザとコヒーを頼んで海を見ながら一息入れる事が出来ました。ついでに簡単にスケッチをして、ゆっくりとした時間を過ごす事が出来ました。池間島まで行き、島を半周見て戻りました。
最初、店の前に「んみゃーち」という看板があり、店の名前かと思っていましたが、いくつか同じ看板を見て、ホテルに帰ると入り口に「んみゃーち」の看板があり下にカッコで(いらっしゃいませ)と書いてあり、その意味が分かりました。これならシリトリで最後が「ん」でも、沖縄では問題ないのではと思いました。
夜にはホテルで年越しそばのサービスがあり、午後12時からは浜辺で新年の花火の打ち上げがあり、間近で花火を見る事が出来ました。

1月1日(金)

DSC05184.JPGDSC05160.JPG初日の出を島の最東端にある東平安名崎(ひがしへんなざき)の岬で見る事にし、日の出は午前7時23分、天気予報は曇りのち晴れと微妙な状態。ホテルから車で40分、午前6時にホテルを出発する事にしました。午前7時前に駐車場の到着。警察や係員の人が車を誘導し、多くの人が若者達のグループや家族連れなどいました。駐車場から先の灯台まで歩いて10分、東の空が明るくなり、もしかしたらと期待しましたが、日の出の時間になっても朝日はみえず、薄い雲がかかり、初日の出はみる事が出来ませんでした。雲の切れ間から太陽の光のみ海に向け日をさしていました。写真を撮り、スケッチをしてホテルに戻り、朝食をとりました。

ホテルの朝食ではビュッフェにおせち料理やお雑煮のコーナーもあり、お正月気分を味わう事が出来ました。ホテルの人に初詣の神社をたずねて、市街地にある「宮古神社」に行ってみる事にしました。琉球風の建物の神社で、多くの人が列になり、お参りをして、おみくじも買い、今回は「大吉」でした。今回はおみくじをそのまま持って帰って、院長室に張っておき、どうなるか見て行きます。

ホテルのお正月のイベントとして、餅つきや鏡割りがあり、ぜんざいをつきたての餅でいただきました。夜は琉球演芸のイベントがあり、太鼓や踊りなど、最後は宮古の踊りを全員で踊って終わり、楽しい1時間を過ごす事が出来ました。

1月2日(土)

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午前5時起床、本を読んだり仕事をして、午前7時からホテルの回りの散歩、今朝も東の空には雲がかかり、日の出は見られそうにありませんでした。朝食をとり、今日はシーサーを自分で作る事が出来る店に行きました。説明の後、2時間かけて口、目、鼻、耳と作り、胴体に付けて行き、今年の干支が猿なので、チンパンジーのようなシーサーを作ってみました。粘土は小学校の図工以来で、時の経つのも忘れ作り、あっという間に時間が経ち、他に3名大阪から来た女性のグループがいましたが、みんな黙々と作っていました。新鮮な体験で、乾燥させて焼いて、1ヶ月後くらいに宅配され、どのような感じになるのか楽しみです。

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その後はホテルの対岸にある、来間島の展望台まで行き、白い砂浜の前浜や泊まっているホテルを眺め、4月に開催される宮古島トライアスロンが前浜からスイムがスタートするのは、選手にはそれどころではないかもしれませんが、うらやましく思いました。その後はホテルに帰り、プールサイドの長椅子にすわり、スケッチをしてゆっくりとした時間を過ごす事が出来ました。

1月3日(日)

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午前5時起床、今日も本を読んだり仕事をして、明るくなり始めた午前7時からホテル周辺や浜辺の散歩。今日も曇りで日の出は見る事が出来そうにない状態。今日は午後5時前の飛行機で帰り、宮古島滞在最後の日。朝食をとって、雑貨屋や入り江に行って、その後はホテルの横にある「マイパリ」という熱帯果樹園に行って、カートで果樹園内を回るツアーに参加し、熱帯の果実の木を見たりする事が出来ました。昼食をとり、レンタカーを返し、空港でチェックイン。あわただしくならないように時間にゆとりを持って移動いましたが、スムーズに進み、2時間以上前に空港に着き、店を見て回ったり、HPの原稿を書いたりして、時間を過ごしました。

沖縄は2度目ですが、宮古島は初めて、これまで見た中で一番美しい海岸や景色でした。夏はシーズンでもっと人が多く混雑しているのかもしれませんが、郊外にあり、静かでした。小さな島ですが、珊瑚で出来た島で山が無く平坦で、サトウキビ畑が多くあり、広々とした感じで、波も荒く、北海道を思わせるような景色でした。食事で一番おいしかったのは「サーターアンダギー」がボソボソとしイメージでしたが、ホテルの食事の時に食べたのは、出来立てでもあったのでしょうが、予想に反したおいしさでした。もう一つは「ゴーヤ」を使った料理で色んな調理法があり、スライスしただけの生のゴーヤがサラダにありましたが、どれもにがさを感じずおいしくいただきました。

想像ですが、店もしゃれた感じの外観の建物が多くあり、宮古島に魅せられて来たIターンやUターンの人達が建てたのかなと想像しました。サトウキビ畑が多いのは元々の地元の人達は砂糖の生産に関わっていて、その人達がどのような生活をしているかはわかりません。多くの旅行者がリゾートとして、美しい自然に接し、郷土料理を食べて、お土産を買い、ホテルや観光関連の雇用の創出など、経済効果はありますが、宮古の地元の人達は観光という事に関して、どう感じているのだろうかとも思いました。とはいっても、新聞やテレビもほとんど見ず、美しい風景、楽しくゆっくりとリラックスした時間を過ごす事が出来ました。明日からまた新年が明けて、日常の仕事が始まり、英気は養えたと思います。