ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2016.03.12

京都マラソン、東京マラソン

1京都ラソンスタート.JPG4日本橋23km僖乃.JPG平成28年2月21日(日)に開催された京都マラソンと2月28日(日)に開催された東京マラソンに当院の木村栄養士が出場し、その感想文を書いてもらいました。



京都、東京マラソン出場しましたので、報告します。 木村僖乃


2016京都マラソン5年連続年代別一位です。


2京都マラソンかずみ 僖乃 - コピー.JPG

5回目の京都マラソン2016が221日行われ、1万6千人のランナーが、早春の都大路を駆け抜けました。京都マラソン倍率4倍ー5倍ですが、私、毎年当たる幸運の女神に守られて、5回目の出場です。いつものように和美マネジャーの見送りを受けてスタートしました。今回は昨年タイムが4時間5分台だったのでDブロックからの出場です。走り始めてちょっと息があがりかけ、折角の風光明媚の嵐山あたりの景色も無感動で「今日はちょっと体調あぶないな!」です。12キロの仁和寺の前は紫の袈裟をつけたお坊さんがずらり整列で壮観です。頑張っての応援です。例年はヨッシャがんばるぞ!と元気をもらうのですが、もうへたりそうです。ひょっと心配になったのが貧血ではないかと・・・。最近はその症状とんと忘れていました。EFのゼッケンをつけた選手にどんどん抜かれていきます。中にはGもちらほら。ちょっとあせりがでてきますが体に力がはいりません。このあたりでリタイアを意識するのはきつかったですが、しかたがない!行けるとこまでいこうと持ち前の開き直りをしました。17キロでマネジャーが居るはずがいません。


加茂街道21キロまできたとき漸く半分来たとほっとしました。このあたりでマネジャーの姿を探しましたが、見えません。22キロの後半で姿を見つけることができ嬉しかったです(マネジャーもいつもより遅いので心配していたようです)25キロ京都コンサートホールの折り返しのところいる筈がないマネジャーが大きい声で「ヨシノさん頑張って!!」の声援です。22キロ地点での木村がいつもより遅かったので励まそうと思って近くに陣取ったようです。有難いです。お蔭さまで気力がでました。)30キロの河川敷が前日の雨で(その後土をいれたのでは)バウンドし大変です。気をつけなければ足をとられて転びそうになります。ランナーにとって体力が持たなくなる正念場です。そのうちやっと35キロの京都市役所まで来ました。やれやれです。昨年は給食がいろいろあった気がしますが、今回は少ないようです。ここでまたマネジャーの声援を受けて最後のフィニッシュへ向けて木村頑張ります。しかしです。体力が消耗しつくして馬力がかかりません。36ー39キロ川端通りはのろのろの走りキロ7分です。これでは4時間30分は無理と思い39キロ京都大学あたりで残っていたゼリーを飲みました。ちょっと嘔吐が来ましたが飲み込みました。すると枯渇していたからだに力が湧きでるのがわかりました。キロ5分くらいのダッシュが効き、4時間30分のペースランナーを抜き平安神宮の鳥居をくぐって驚きの走りができました。フィニッシュの電光掲示板が4時間25分を指していました。

3北野天満宮.JPG今年の京都マラソンは5回目の節目で、力を入れていれており、走り終わってすぐ完走証を出してくれ、京都の地図を載せたファイルに入れられていました。見ると、年代別も載っており、一位で5年連続となりました。きつかったですが、リタイアせず頑張って良かったです。


翌日和美マネジャーと北野天満宮で無事完走のお礼お参りをしました。ちょうど梅が満開で広い境内が色とりどりの白、ピンク、赤、紅の花で埋まって見事でした。休憩所でお茶とお菓子を頂き、梅の香りを背に受けて、京都を後にしました。


 



東京マラソン


2 13kmグリーン帽子和美、いもうと、僖乃.jpg

京都を走って1週間後のフルマラソンです。大久保院長をはじめ、関係者に無理せず楽しんで走ってといわれました。わたしもそのつもりです。抽選に当たり確率が11.3倍です。4回目の出場です。京都で貧血を心配して院長に診ていただくとやはりいつもより数値下がっていました。食事、薬では間に合わないので注射を打っていただきました。


テロを心配してガードが大変です。出場ブロックはEでしたが、スタート地点に行くまでのボディー、荷物のチェックが大変です。相当の時間を見積もっていかないと遅れます。そのつもりで出かけたのですがビニールのカッパを忘れているのにマネジャーが気づきホテルに取りに帰ってくれました。これがぎりぎりのスタート地点につくことになりました。(カッパは役に立ちました)助走の時間も場所もありません。開始のセレモニーで舛添知事の挨拶がありますが、何を言われているのかわからず、E地点では声のみわかります。柳井の人口より多い37000人の出場です。やはり凄い!の一言です。9時10分マネジャーの声援を受けて、新宿の東京都庁前からスタートしカッパを着て走り始めました。東京は京都に比べてアップダウンが少ないので走りやすいです。日比谷を過ぎて13キロで和美マネジャー、妹、姪、妹の友人がグリーンの帽子をかぶって応援しているのが見えます。嬉しい!!です。「ヨッシャ、行くぞ!!」です。


5僖乃後ろ姿.JPG

3茅場町交差点 (3).JPG17キロ地点でまたも、4人のグリーンの帽子の応援姿が目に入り、活が入ります。


少しきつくなってきますが、京都より行けそうです。日本橋をすぎて23キロで「キムラさん!!」の声がかかります。見ると山口県立短大の同級生、幸枝さん、ご主人、民子さん、中野さんです。駆け寄って握手して走りました。同級生の再会は又格別で東京マラソンにいつも応援してくれます。後日ご主人が素晴らしい迫真の写真送ってくださいました。このあたりでタイムは京都より良く、リズムがよいなと思いました。が、来ました!助走ができなかったので危ないと思っていましたが、お腹の調子が悪くなり、25キロでトイレ行きとなりました。これで7分ばかりロスします。不快感をなくして快調な走りが出来るようになりました。浅草をすぎ東京スカイツリーが鮮やかな姿を現し、感激の瞬間です。やはり、東京マラソンの走る名所です。ランナー達は走りながら撮影です。折り返しの新橋通り33キロでもう一度短大の友人、ご主人に会えるはずですが、わかりません。しかしご主人しっかり私をとらえて写真撮影してくださいました。


638キロ淳美さんに.JPG9あつみさん、家族、いもうと、和美、よしの.jpg


フルマラソンを走った方はわかると思いますが、築地の35キロからは体力との闘いです。どこまでもつか、歩かないで行けるか!スピードはダウンしないか!頑張り踏ん張りどころです。なんとかリズムを刻みながら足がついてきます。


38キロの登坂を必死の思いで駆け上った豊洲のところで「ヨシノさん!」の突然の声です。後輩の敦美さんです。一緒に家族がいるところまで走ってくれます。50mくらい先のところにお子さんの綾香ちゃん、春香ちゃん、ご主人、和美マネジャーです。愛らしい綾香ちゃん、春香ちゃんのほうにさわって元気をもらいヨシノサン!最後のがんばりです。


東雲橋の39kmからフィニッシュ東京ビッグサイトまでは沿道の声援で走れました。「私たちも走りたいが当らなかったので走れない。頑張って!」と。無事完走すればとの思いで出場しましたが、トイレ行っても京都より早いタイムで完走できました。


東京マラソンは応援に支えられて走れました。タイム、ネット4:15:07 グロス41919です。写真をみますと最後まで腰にカッパを巻いていますが、これが冷えを防止して体調維持ができた気がします。応援していただきました関係者のみなさま感謝しています。これからもさらに精進して80歳までいやそれ以上走れたらと思います。よろしくフォローしてくださいませ。ありがとうございました