4月15日（金）

昨晩(14日)の午後9時過ぎにNHKのニュースを見ていると、緊急地震警報が発令され、九州で地震発生するので備えてくださいとの警告があり、ゆっくりとした揺れを感じました。柳井でこれくらい揺れるので、大きな地震ではと思っていると、熊本で震度７の地震発生とあり、あとは地震関連の放送のみとなりました。夜のためはっきりとした被害状況が分からず、火事や揺れの状況の放送がされていました。

15日夕方はいつもより１時間早く、午後５時までの診療として、午後7時40分岩国空港発の飛行機で東京に向かい、午後10時半ホテルにチェックインしました。大浴場があり、入浴してさっぱりして、リラックスできました。テレビは一晩明けて、明るくなり被害状況が明らかになっていました。地震の放送が続き、さらに余震が別の場所や大分県でも起こり、１日経過しても現地の人達は不安な日々で２日目の夜を迎えていました。午後12時過ぎに就寝。

4月16日（土）

午前5時過ぎに起床、午前5時45分ホテルを出て、キロ10分くらいのペースで1.3キロ先の皇居を目指しました。天候は晴れ、既に明るく、歩いたりジョッギングをする人、自転車で周回する人達が多くいました。ゆっくりと皇居を１周し、八重桜が満開で、しだれ桜がなんとか花をつけていました。朝日がさし、すがすがしい空気の中を気持ちよく走る事が出来ました。ホテルに戻って来て、シャワーを浴びて、朝食。バイキング形式で、ついつい全品制覇で食べてしまい、この後フルーツ、コーヒー、パンも食べ、900kcalくらいになりました。

午前9時から学会に参加、講演会場は1つだけなので、同じ席に座って昼まではシンポジウム、教育講演、招聘講演を聞きました。いまトピックスの一つの腸内細菌と色んな疾患との関わり、エボラ出血熱のこと、iPS細胞と心臓疾患への応用など、興味深く聞く事が出来ました。午後は弁当を食べながら、講演を中継会場で聞いて、午後５時には荷物を持って、午後５時半から浜松町駅近くのホテルで開催される全臨糖の勉強会の会場に移動。チェックインして、会に参加。全国の糖尿病を専門とする開業医が集まり、最初のセッションは「私はこうしている」で、香川、大阪、北海道の先生が地元の紹介を含めて、クリニックの紹介をして、色んな特色のある診療で、興味深く聞く事が出来ました。今年の４月に診療報酬の改定があり、保険診療上の注意点などの話しがあり、最後のセッションは午後8時半過ぎより、「人間にとって時間とは何か？–体内時計」と題して、講演があり、日頃とは違った視点から時間を考える事が出来ました。人間一人としての体内時計、細胞一つとしての細胞内時計、時間栄養学では糖尿病にとって一日の時間と望ましい食事のタイミングや内容、そのメカニズムなど興味深い物でした。

午後10時半過ぎに終わり、それから懇親会があり、さらに全国の先生との新たな出会いや知人の先生と近況報告をして、午後12時過ぎに就寝しました。

4月17日（日）

午前５時起床、空は曇り空で雨が降りそうな空模様で、天気予報も曇りから雨の予想。午前５時半にホテルを出発、３キロ先の皇居をめざし、ハナミズキが咲き、東京タワーの前を通り過ぎ、またゆっくりと皇居の回りを走って戻ってきました。シャワーを浴びて、朝食。やはりバイキング形式で700kcalくらい、レストランに行くと、全臨糖の先生達と出会い、一緒のテーブルで食事をしながら、近況報告や脳出血を起こして入院し手術をした先生がいたり、自分の事や経過など、段々と色んな病気が出てくる年頃になってきたのでした。

午前９時から午前のセッションの開始、最初は統計学の話し、今トピックスのインスリンポンプの実際など興味深い話しを聞く事が出来ました。今回、内科学会主催の市民公開講座の第1部として「春風とともに千葉真子さんと走る皇居ランニング」が午後１時からあり、事前登録をしていました。午後12時過ぎまでに皇居の桜田門の所に着替えて集合受付予定でしたが、勉強会が予定より時間が過ぎてしまい、参加はあきらめました。会が終わって外に出ると、雨が強く、実際に行われたかは分かりませんが、ずぶぬれになる所だったので、あきらめて勉強して正解でした。

雨の中浜松町駅まで歩き、濡れてしまいました。モノレールに乗り、羽田空港に午後1時過ぎには到着し、荷物を預けて午後１時半過ぎ。予定ではランニングに出て午後３時過ぎに空港につく予定が、午後4時50分の出発まで、3時間以上の待ち時間になってしまいました。今回でかける直前にスケッチブックを多分描く時間ないだろうと鞄から出してきたので、今回の出張のHPの記事を書いたりして過ごしました。風の影響か出発の遅れや現地の状況によっては引き返すとのアナウンスがされ、岩国行きも到着する飛行機が遅れ、30分遅れの出発となりました。午後８時過ぎ、柳井に戻って来て、運動に勉強に、盛りだくさんな週末を過ごし、また今後の診療にも役立つような情報を得る事が出来ました。