平成28年7月11日に調理実習を行い「回鍋肉(ホイコーロー)とマンゴームース」を作りました。参加者は7名でした。
10時開始。栄養士より「ピーマンの料理を一人ひとつ教えてください」とのことでしたので、一人ずつ発表していただきました。「ピーマンってなかなか主役になれない野菜ですね」といわれる人もおられましたが、ピーマンの肉詰め、卵とじ、丸ごとトースターで焼いてポン酢で食べる、塩昆布と炒める、ラタトゥイユのような煮込み料理等々ひとりひとつずつ言っていき、9個の料理があがりました。気になる料理は皆さんしっかり書き留めて家で作ってみますと言われていました。その後担当に別れ、調理を開始しました。
回鍋肉は、男性にも入っていただきました。フライパンに油を熱して野菜を入れて、しっかり焼き付けてから炒めるのがポイントです。最初はやっぱりどの方も慣れていないので戸惑っておられましたが、何度も炒めるにつれ、上手になっていました。「肉を炒めるのも調味料を加えるタイミングも大切です」とのことでした。マンゴームースは生クリームを泡立てるのに電動ではなく、手動のホイッパーで泡立てました。「電動がないときは自分で泡立てていましたから!時間がかかりますけどね」とのことでしたが、担当者が交代しながらされ、短時間の間に角がたつまであわ立っていました。できたものから盛り付けをし、ランチョンマットを敷いたりおはしを並べたりし少し時間が早かったので木村栄養士の歩き方講座や患者さんの農業話で盛り上がり、12:00ころから試食となりました。木村栄養士より「盛り付けのときに季節の花を入れるとどの時期に作ったものだとわかりますよね。この紫は淡い色で上品ですね」とのことでした。また患者様がスペアミントを持って来て下さったので一緒に飾りました。スッと目が覚めるような香りです。また、青紫蘇も持って来て下さったので、塩もみをしてあくを抜き、お汁に入れるかご飯に混ぜるか、好みで頂くことにしました。「青紫蘇をご飯に混ぜて少しの塩を振るとそれだけで食欲がないときでも食べられますね。」「回鍋肉は野菜に歯ごたえがあって食べごたえがあります」「マンゴームースはさっぱりしていますね」など感想がありました。
献立(535kcal)
ご飯:100g
回鍋肉風:豚もも肉60g、キャベツ、ピーマン、赤パプリカ、長ねぎ、にんにく、甜麺醤、豆板醤、こいくち、さけ、砂糖
えび蒸し餃子:餃子の皮、ブラックタイガー、ねぎ、しょうが
中華スープ;卵、豆苗、創味シャンタン
マンゴームース:マンゴー缶詰、レモン汁、生クリーム、パルスイートゼロ、ゼラチン