今回は8月10日から15日まで、お盆の休診を利用し、昨年9月からの続きとして、広尾から函館の100キロ手前のJR森駅まで行きました。8月11日(木)は広尾のホテルから襟裳岬を経由して、静内(しずない)の手前まで行きました。
午前5時起床、天気予報は晴れ、最高気温は28度とありました。午前6時からホテルで朝食をとり、準備をして、午前6時50分ホテルを出発。晴れて、暑くなく、さわやかな朝でした。
午前9時20分襟裳岬に到着。襟裳岬の歌の碑があり、お土産店では歌も流されていました。岩場にはゼニガタアザラシがいたようですが、肉眼ではよくわかりませんでした。さらに先に、左手に太平洋を望み、右手は牧場の馬や牛の放牧、まるで草刈りをしたかのような草原や薮や山などを眺めながら進んで行きました。
様似(さまに)駅は日高本線の終着駅で、北海道に五つあるジオパーク(火山や湖など地球が作り出した自然遺産を保全する、一種の自然公園)の一つアポイ岳ジオパークもあり駅にたちって見ました。駅前広場からはアポイ岳(写真右側のピーク)を望むことができました。
海沿いには昆布の収穫をしている人、それを小石の海岸に干していたり、乾燥した昆布を束ねていたり、雰囲気からは戻って来た子供家族も手伝って3世代のような年齢構成でした。昆布だしのような匂いが海沿いの道では漂っていました。
日が高くなると気温も上昇して来て、太ももや腕に日差しが当りあつくなって、日焼け止めを塗っておけば良かったようです。昼時になり、北海道に多いコンビニ「セイコーマート」でカツ丼を買って、日陰で昼食、風が吹いて、日陰では心地よい状態でした。今回はレンタカーで家族が来ているので、走っている時は必要最低限の装備のみですみ、3キロくらいあるバックパックを背負って走らなくてすむので、思ったよりスピードが出て時速15〜20キロくらいのペースで進めました。午後3時前に本日の宿泊場所である「みついし昆布温泉蔵三」に到着。まだ時間があり、もう少し先に進むことにし、午後4時過ぎ、さらに26.5キロ地点(しずないの手前)まで行き、家族の迎えに来た自動車でホテルまで戻ってきました。
午後5時ホテルに到着、まずは温泉で汗を流しさっぱりとし、ホテルの名前にあるようにいくつかある浴槽のうち一つには昆布(10x20cmくらいが数枚)がネットに入れて温泉につけてありました。今日は一日昆布の磯の匂いのする中を走り、最後に自分自身も昆布と一緒にだしの中につかりました。手や足、顔が日焼けし、温泉に入るとひりひりしました。今回の旅行で初めてゆっくりとした食事をいただき、疲れて午後10時過ぎには就寝しました。今日は138.5キロ、9時間7分の移動でした。