平成29年2月6日(月)に調理実習を行い「和洋折衷祝い膳」を作りました。参加者は9名でした。
最初に矢野栄養士が今回のメンバーと初対面なので自己紹介を行いました。今日は参加者が9名と多く、また、参加者の2名が遅れてこられるとのことでしたので、献立の説明から入りました。この献立「和洋折衷祝い膳」は、11月はお茶のお正月、1月は一般のお正月で、今回の献立は11月から開始して2月まで行いますので、献立名を「和洋折衷祝い膳」にしました。今日のご飯は、つぼ焼きのパンに小麦粉を使っているので、ご飯は1単位50gにしています。10時30分から調理を開始しました。
つぼ焼きの玉ねぎのみじん切りは、前回と同様に少し大きめに切りました。参加者の中に博多出身の方がおられ、つぼ焼きのことをよくご存知でした。博多で有名なロシア料理のお店につぼ焼きがあります。解凍したつぼ焼きのパンをカップの口にあわせるように、もう一度麺棒でのばしました。つぼ焼きの中身のシチューは、しっかり炒めた具材の中に小麦粉を入れてよく炒め、牛乳を少しずつ入れていきます。小麦粉はだまにならない小麦粉を使うとうまくできます。鯛の照り焼きの付け合せの大根は、うすく切っておられて、ゆずも細くきれいに切っておられました。
菊花和えのほうれん草は、さっとゆでることがポイントです。だしをおいしくとっているので調味料が少なくてすみました。たたきごぼうのごぼうは大きく固そうでしたので、縦半分に切ってゆでました。ごぼうは叩いても割れにくく、包丁で切りました。紅白寒天は、今日は牛乳羹が固まる寸前で、アセロラ羹を入れましたので、うまく二層になりました。
人数が多かったので、調理作業が早く進み、時間に余裕ができ、つぼ焼きのパン生地を作りました。つぼ焼きを焼くのを11時30分から2回焼きました。12時から食事を戴きました。「つぼ焼きのシチューが美味しい」「この作り方だとシチューが簡単に作れる」「菊花和えも味がいい」と好評でした。その後、お煎茶をいただきました。一煎目は甘い、二煎目は苦い、三煎目は渋いといわれています。お茶器は、鍋島焼き、高取焼き、九谷焼を用いて、院長がお煎茶二煎を入れました。「お茶が美味しい。ほっとする」「着物を着てこないといけなかったですかね?」と笑いがおきました。
続いて、糖尿病患者会アロハの会の日曜日行事の説明をしたところ、仕事で参加できないといわれた方がおり、その方の職業が理容師さんでした。それから、理髪店の話題になり「髪が多くても少なくても料金が同じ」「先代が男の人がゆっくりできるのは、風呂、トイレ、それと散髪と言われており、ゆっくり散髪をしてもらっている」など散髪に関する話が広がっていきました。1時20分に終了しました。
献立586kcal
ごはん;50g
つぼ焼き;パン生地、オリーブ油、鶏もも肉、玉ねぎ、にんじん、しめじ、マッシュルーム、薄力粉、牛乳、バター
鯛の照り焼き;鯛、しょうゆ、みりん、酒、大根、ゆず、青しそ
菊花和え;ほうれん草、きくの花
たたきごぼう;ごぼう、米酢、いりゴマ
紅白寒天;牛乳、アセロラジュース、粉寒天、パルスイート