平成29年4月16日に開催された「第19回長野マラソン」に当院の木村栄養士が参加し、年代別1位となりました。その報告をしてもらいました。
長野マラソン
木村僖乃
春の暖かな日差しが降り注ぐ晴天に恵まれ、午前8時30分のスタート時は14.5度、午前10時44分には21度に達し、過去最多の9663人(男子8159人、女子1504人)のランナーが春の信濃路を駆け抜けました。
木村はネットタイム4時間14分34秒で、年代別一位です。
長野に行くまでの道中はスタコラサッサと行かず、ジパング(JR60歳以上は3割引、但し、のぞみは除く)をきかし、山根マネジャーと延々4回乗り継ぎ8時間かけての旅をしました。泊まったのは2泊でしたので睡眠時間をのぞけば1/4は列車の中です。結構脳裏にインプットされることが多々ありましたので箇条書き風で報告します。
1.長野マラソンはエントリー合戦から始まりです。
長野マラソンはまずパソコンなかなかつながりません。スマホ、タブレットはつながりにくいそうです。受付時間は20〜30分で満員となり終わります。その間つながらなければあきらめです。この木村も5回エントリーして2回つながらず、泣きをみました。もしつながったら早打ちが必要で、もたもたしていたら終わりです。タイピングも必要項目をしっかり把握して早打ち、タイピングの遅い人は速い人に頼みましょうとネットにありましたよ!今回は18分ぐらいでつながりました。ホッ…。
2.エントリーできれば次はホテル探しが大変です。志賀高原に泊まるのがよろしいです。
長野市内から1時間かかりますが、山地で高いところにあるのですこし空気が薄く、肺がなれて当日はあまり疲れず走れるようです。高校生があえてこの地で合宿するようです。
ホテルはスキー客が減ってその対策につかわれているのでサービスがよく、食事は季節の郷土料理に近いものが出ます。部屋もすごく広いです。朝早く起床して5時50分出発で1時間ゆれて会場につくのですが、揺れでお腹がこなれて助走した感じで排便がスムーズで本番の体調がすこぶるよろしいです。
3.新大阪〜金沢までのサンダーバードの列車の中で飲み物は飲まない。
この特急、大揺れで斜め前の男性が飲んでいたコーヒーらしい飲み物が転げて、テーブルと床がびっしょり、隣の男性の服にもかかり、テッシュでは間に合わず、トイレに走り、トイレットペーパーで男性の服を拭いて、床をぬぐっていました。多量の液体がこぼれたら、まことトイレットペーパーが良いと教訓になりました。またサンダーバードでは飲み物は止めと戒めた次第です。
4.天候は予測しないこと。
長野マラソン3回出場しましたが、いつも全く予想できない天候です。1回目4月21日に大雪の中のマラソンで長野でも18年ぶりに初めての雪だったそうです。2回目は昨年突風と雨のマラソン、今年は急に暑くなり参加者暑さになれず、過去最低の80%をわる77.9%でした。寒さ、暑さ、突風予想できないです。
5.フルマラソンは走ってみないとわかりません。
長野マラソン、今年は3回目で、京都、佐賀は35キロからきつく、ヘロヘロでもう????は卒業・・・。怪我の後遺症もあり、長野も同じ気持ちで望み関係者に完走が目標と伝えました。
がしかし、35キロからへこたれないのです。同年齢に近い方が目線に入り、できれば70歳代良い成績になれたらと気持ちがおこり、スピードアップしましたが、足がどんどん前に出て、同年代の方は無論、何人か抜くことができました。ラップをみても40キロ地点が35キロより早くなっています。今まで初めてです。何が自分の体の中で起きたのかわかりません。おかげ様で年代別一位でした。
6.やはりQチャンは素晴らしい方です。
スペシャルゲストの高橋尚子さん、走る人、ボランティア、スタッフ、応援の人みんなが主役の大会と挨拶し、自らも最後から30kmを走って大勢のランナー触れ合われました。最後から走りながら声掛け大変だと思います。木村は10kmで抜かれ、フィニッシュでハイタッチしました。フィニッシュの近くで片手は手袋していないのは失礼と思い脱ぎました。ランナー達は感激し、私も親衛隊になりそうです。
7.マネジャーの励ましが一番です。
切符、ホテル手配、荷物の確認、随所での応援、私にとって大事な存在です。
長野マラソンは賞品が良いからと肩を押してくれました。只今腰を痛めており、
リハビリをしながら、私に寄り添ってついてきてくれます。そして、スタートでの見送り、だれそうな23km、フィニッシュでの応援有難いです。貴重な存在です。
8.観光、特に善光寺、東山魁夷美術館がおすすめです。
マラソンの翌日JRに乗るまでの時間に参りました。善光寺いつ行ってもゆったり時間が流れてお寺の風格が包み込んでくれるようでほっとします。今年はアンズの花はまだでしたが、桜が8分目から満開に差し掛かっており満喫しました。そして立ち寄った東山魁夷美術館で画伯の描くことは祈ることの心情を現した絵にしばし立ちすくみました。時間がゆるせばもっと居たいと思いつつ気に入った絵葉書を購入し長野を後にしました。
マラソンの動と最後に静の美術館といい旅をしました。これからも怪我をしないよう、適度に練習に精をだして旅行をマネジャーと楽しみたいと思います。