平成29年5 月26日(金)の調理実習は「野菜いっぱいメキシコ料理と低カロリープリン」を作りました。今回の参加者は7名でした。
最初に参加者で自己紹介をしました。その後、木村栄養士からメニューについて説明がありました。今日はメキシコ料理ということで、まずはメキシコ料理についてお話がありました。メキシコ料理は世界で最初に、料理として「世界無形文化遺産」に登録されたようです。マヤ文明から伝わる料理で、とても奥深い料理です。
10時40分から調理が始まり、それぞれ担当を決めて取り掛かりました。「トルティーヤ」の皮をまず作り、30分寝かせておいたものを、人数分に切り分け、お団子にし、手のひらで広げて麺棒でのばしました。乾くとパリパリになるので、連携作業ですぐ焼きました。焼いたものは布で包んで乾かないようにしておきます。次に、具とサルサソースを作りました。サルサソースはメキシコを代表するソースの女王で、様々なメニューに活用されます。材料を細かく切って和えた後、少し寝かせ、味をなじませます。
次に「アボカドとシャウエッセンのスープ」を作りました。アボカドの種をくりぬいて1センチ角にきり、トマトは皮を除いて1センチ角に切ります。ピーマンは粗みじん切り、たまねぎは縦薄切りにしました。野菜は、サルサソースほど小さく切らずに、粗みじんきりくらいにするのがコツです。
シャウエッセンは輪切りにし、 たかのつめはみじん切りにします。
鍋ににオリーブオイルとたかのつめ、みじん切りしたにんにくを入れ弱火で加熱しました。
この時の香りは1階の診察室や待合室まで届いていたようです。その後たまねぎ、シャウエッセンを加えて炒めました。たまねぎがしんなりしたらピーマンを加え、
ピーマンが鮮やかな色になったら水とトマト、コンソメキューブとアボカドを加え火を強めます。ライムの皮を鍋に向けて絞るかそのまま鍋に投入し、マジックソルトと黒こしょうで味を調えます。
最後に「焼きプリン」作りです。まずはじめにカラメルソースを作りました。ラカントで作るカラメルは、砂糖で作るより難しく、慣れている木村栄養士が作りました。できたカラメルソースを熱い内に、バターを薄く塗ったプリン型に均等に入れておきます。鍋に牛乳とプリン液用のパルスイートを入れ、パルスイートが完全に溶けるまで温めます。卵をボウルに割り入れて溶きほぐし、牛乳とパルスイートの液を加えてよく混ぜ、バニラエッセンスを加えて裏ごしをします。プリン液を型に均等に入れてアルミホイルを被せ、鉄板に並べ、170度のオーブンで約25分焼き、5分程オーブン内で蒸らしました
12時15分から食べ始めました。アボカドとシャウエッセンのスープでは、アボカドを加熱するのですが、「アボカドは生でしか食べたことなかったので新鮮」という意見が聞かれました。アボカドは「森のバター」とも言われ、脂質が多い食品ではありますが、植物性の油であるので、体には良いものです。ただし、食べすぎは注意です。
13時ごろに集合写真を撮り、また次回会うことを約束し、終了しました。
献立(メキシコ料理:588kcal)
トルティーヤ 薄力粉、オリーブオイル、食塩
具 合びき肉、玉ねぎ、にんにく、レタス、ミニトマト、ケチャップ
サルサソース トマト、玉ねぎ、ピーマン、たかのつめ、レモン汁
アボカドとシャウエッセンのスープ アボカド、シャウエッセン、トマト、玉ねぎ、ピーマン、にんにく、オリーブオイル、コンソメ
プリン 牛乳、パルスイート、卵、ラカントS