平成29年6月25日(日)に元気が出る糖尿病教室を開催しました。6月と12月は通常の糖尿病教室とは異なり、何かトピックスをテーマに行っています。今回は初めての試みとして「ケーキバイキング」を開催し、27名の参加がありました。
スペースとケーキの準備のため30名程度を予定し、予約制として27名が参加しました。6月25日(日)の午前7時から栄養士と担当のスタッフがクリニックに集合し、準備を始めました。午前9時半過ぎから参加者が来院し、午前10時には全員集合しました。
ちょうど同じ柳井市内のあさひ製菓「果子乃木(かしのき)」でアジサイ祭りを6月23日から25日まで開催しており、ケーキバイキングのコーナーもあり、24日(土)に行ってみました。糖尿病患者さんに出会うことはありませんでしたが、多くの人が来られ、駐車場もいっぱいでした。それ位、多くの人がお菓子に関心があるのだろうと思います。
疲れた時、ストレスのある時に甘いものが欲しくなり、食べると幸せな気持ちになります。そんなお菓子を、糖尿病の人は食べてはいけないのは、人生の喜びが半減してしまいます。糖尿病だからといって、食べたらいけないものはなく、問題はほどほどにすることが、糖尿病に限らず難しいところです。
今回のケーキバイキングの洋菓子は、市内のお菓子屋さんの「みやび」と「プルミエ」に協力していただき、ケーキを作っていただきました。また当院の栄養士がカロリーを控えめにした洋菓子を作りました。汁物としては豆腐を使った白玉を使用し「ぜんざい」と「みつ豆」を用意しました。和菓子は神奈川の寿々木(すずき)という和菓子屋さんがカロリーを控えめにしたものを取り寄せました。今後みやびでは、新たに低カロリーの洋菓子として売り出すことにしたそうです。
午前10時に大久保院長の挨拶の後、守冨栄養士より今日のケーキバイキングについて説明がありました。その後は各班から順番に和菓子や洋菓子の陳列してある調理室にトレイを持って移動し、好みのお菓子を選択しながら、移動して行きました。飲み物には冷たいお茶、あたたかい紅茶、コーヒー、参加申し込みの方から要望があり抹茶も準備しました。最初は誰も並んでいませんでしたが、一人が行くと多くの人が抹茶の列に並びました。