平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。 平成29年7月27日(木)のまかないは「スペイン料理」で、10名が参加しました。3分間スピーチは大久保事務員。
今回の献立は、10月、11月のメニューの試作です。この献立は、以前クリニックに来ていただいた、県庁国際課のマリアさんのメニューを少しアレンジしたものになります。
作り方です。「パエリア」は、にんにくをみじん切りにし、鶏肉は一口大に切っておく。パプリカは1センチの細切りに、しめじは石づきをとって小房にわける。エリンギは根元は輪切りにし、かさの部分は薄くスライスする。小鍋に水、コンソメ、サフラン、パプリカパウダーを入れて溶かし、スープを作る。フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくを炒め、香りがたったら鶏肉を加え、いったん取り出す。もう一度フライパンに油をしき、シーフードミックスを加える。そこに白ワインを加えてアルコールを飛ばす。ここに先ほどのスープを加え、煮立ったらきのこ類、米とマンナンヒカリの順番に入れて弱火にし、蓋をして20分ほど加熱する。水気がなくなったらえび、鶏肉、パプリカを並べて少し蒸らす。ふたを外して強火にし、おこげを作る。
「トルティージャ」は、玉ねぎは薄くスライスし、じゃがいもは縦5mm幅に薄く切る。耐熱ボウルに玉ねぎを入れ、水を少し入れて電子レンジにかける。じゃがいもも同じように加熱する。ボウルに卵を割りほぐし、水気を切った玉ねぎとじゃがいも、食塩を加えて軽く混ぜ、熱したフライパンに流しいれる。卵のふちが固まり、中が半熟状態になったらひっくり返してもう片面を焼いていく。
「ガスパチョ」はトマトはざく切り、きゅうりはいぼをとって角切り、玉ねぎは縦薄切りにして水にさらしておく。トマト、きゅうり、玉ねぎ、オリーブオイル、ワインビネガーをミキサーに入れて滑らかになるまでかける。この時使うトマトは、甘味の強い種類のトマトがお勧めです。
フランスへ帰化した日本人画家 レオナール・フジタの絵は、独特の雰囲気がありました。日本名「藤田つぐはる」の絵画は、お宝鑑定団でもしばしば高値がついているようです。
心もお腹も満たされた一日となりました。
ちなみに、美術館のカフェの本店が、阿知須の「ロワゾブルー」というケーキ店ですが、パン・キッシュも売ってあり、ナッツ入り固焼きフランスパンがとっても美味しかったです。近くに行かれた際は、ぜひ寄ってみてください。
1.前回のスペイン料理と比べていかがでしたか
・前のほうが味に深みがあった。
・今回のほうが量、味付けも好みだった。
・あっさりしていておいしかった
・トマト缶は入れたほうがいいと思う
2.現在、腹何分ですか;腹8分:3名 腹9分:1名 満腹:6名
3.盛り付け、彩りはいかがでしたか
・鶏肉は半分のほうが食べやすい。
・スープがイマイチだった
4.今日のまかない、星いくつですか;2つ半:3名 星3つ:7名
5.感想
・パエリアは、マンナンヒカリが入っていたせいか、軽くて食べやすかった。
・ご飯がこげていて硬かった。
・パプリカはもう少し蒸らしてもよい。
・ガスパチョがさっぱりして美味しかった。
献立 521kcal(6.52単位)
パエリア:米、マンナンヒカリ、鶏肉、シーフードミックス、しめじ、エリンギ、コンソメ、えび
トルティージャ:卵、玉ねぎ、じゃがいも、レタス
ガスパチョ:トマト、玉ねぎ、きゅうり、ワインビネガー、オリーブオイル