ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
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2017.08.13

自転車で北海道一周(第10弾-4、平成28年8月 13日)

DSC07260.JPGDSC07283.JPG今回は8月10日から15日まで、お盆の休診を利用し、今年5月からの続きとして、寿都から札幌まで行き、5年間で「自転車で北海道一周」を完結しました。8月13日(日)は積丹から余市まで行きました。

午前5時起床、天候は曇り、雨が降らずこのまま降らずにいてくれたらと願うばかりです。旅館の前を散歩してみました。昨日の雨の中を砂浜にいくつかテントがあり、キャンプをいている人がいました。その先には今日行く予定の積丹岬を眺めることができました。午前7時から朝食、出発の準備をして、午前8時旅館を出発。今日は50キロ先の余市までと短く、ゆっくりと走ることができそうです。今日の予定の一つは、以前NHKの朝の連続ドラマで「まっさん」があり、昨年の患者会のバス旅行でマッサンの生家のある広島県の竹原を訪れたので、今度はマッサンが余市に作ったニッカの蒸留所を訪れることです。

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まずは積丹岬をめざし、この辺りの岬は断崖絶壁になっており、昔の陸地と海岸の出来る過程でそうなったのでしょう。途中から道が分かれ急な上り坂が始まり、なんとか駐車場まで登り切り、日本渚100選に選ばれた「式武意海岸」と「灯台」のあるところまで行ってみました。昨日の神威岬と比較すると観光スポットとしてはあまり派手さはありませんでした。元の道に戻り、眺めも良くなく単調な長い上り坂が7キロ続きやっと登り切って、ご褒美の下り坂で足休め、呼吸を整え、それでも時速30キロくらいはでていました。海沿いの道に出て、今回の余市までには道の駅が無く、海岸沿いのキャンプ場をかねた海水浴場でトイレ休憩、多くのテントや人が海岸沿いにあり、最近泳いでいないし、海の水にも入っていないなと思いながら通り過ぎていきました。その日のローカルのニュースで通り過ぎた余市の海水浴場で1人溺れて亡くなったと放送していました。
コースの後半はまた1〜2キロ程度のトンネルが続き、多くの所で幅2〜3m程度の専用の歩道があり、ストレスは少なく通過することができました。断崖絶壁の海岸線の道を通っており、いわゆる奇岩と呼ばれる名前の付いた岩があり、コース上のパーキングから「セタカムイ」と呼ばれる奇岩があり、説明によると遭難した漁師を飼い犬が港で待って吠えている形とありアイヌ語で「犬の神様」という意味とありました。

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午後0時半、ニッカの蒸留所に到着、場内を見て回り、ウイスキーのできるまでやマッサンの軌跡などの資料館など、いろんな建物があり、興味深く見て回ることができました。「シングルモルト」や「モルトウイスキー」などの意味も書いてあり、読んでいるときはなるほどと理解できましたが、建物を出る頃には人に説明できるほどには覚えていない状態でした。ちょうど昼時なので、中にあるレストランで昼食、奥さんのリタが羊の食べられないマッサンのために鶏肉で作った「スコットランドブロス」をいただきました。いかにもイギリスの味がしました。午後3時半本日宿泊する「プチホテルノースショア」にチェックイン、隣の温泉施設に無料券をもらい入り、洗濯をして、一息つきました。夕方から小雨が降り始めましたが、なんとか曇りの中を暑くもなく走ることができました。今日は52キロ、7時間半でした。