ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2017.08.14

自転車で北海道一周(第10弾-5、平成28年8月 14日)

DSC07298.JPGDSC07319.JPG今回は8月10日から15日まで、お盆の休診を利用し、今年5月からの続きとして、寿都から札幌まで行き、5年間で「自転車で北海道一周」を完結しました。8月14日(月)は余市から札幌まで行き、北海道一周をゴールしました。


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午前4時半起床、天候は曇り、今日が「自転車で北海道一周」の第10弾の自転車の最後でもあり、5年前の8月に札幌からスタートした北海道一周のゴール地点、札幌へ戻り完結する日となりました。残り60キロ程度で長くはないので、安全第一で向かう予定です。ゴールは、スタート地点の東京ビューホテル(以前は東京ドームホテルと言う名前)前の大通公園。本日も同じホテルに宿泊予定となっています。午後2時頃に、スタート後別行動をしていた家族とも待ち合わせ予定にしていました。
今回のホテルはペンションと民宿の中間のようなタイプで宿泊のみで、前日コンビニで買った朝食を食べ、午前7時15分スタート。ホテルから歩いて2分で浜辺とあり、「ノースショア」といえばハワイのオアフ島のサーフィンのメッカで、ホテル名についており、余市のノースショアはどんなのか見てみることにしました。確かに長い砂浜で、キャンプをしている人もおりましたが、サーフィンをしている人はいませんでした。

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スタートする頃には晴れてきて、暑くなりそうです。次は20キロ先の小樽を目指して進み、市街地なので交通量も多く、状況に応じて車道や歩道を走り、長い一直線の上りが続き何とか登り切って一休み。そこからは小樽まで下り坂のみで、午前8時45分小樽駅に到着。上り坂のことを考えるとまずまずのペース。小樽は以前観光で訪れたことがあり、いわゆる有名な観光スポットは見ているので、運河沿いを通って、札幌方面に向かうことにしました。多くの観光客がおり、中国語や韓国語もよく聞こえてきました。

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市街地を抜けて、札幌方面へ向けて走っているときに一台の自転車が抜いていきました。前後の両サイドにバッグをつけ、後ろの荷台にも大きな荷物を積んで、いかにもテントを持って長距離を走っているような装備でした。日に焼けて、よくある夏休みの大学生とも様子が違い、ある程度の年齢の用に見えました。北海道を回っているとライダー(バイク)やチャリダー(自転車)で旅をしている人とすれ違ったり、追い越して行ったりするときに、お互いに手を挙げたり、会釈をして、挨拶をします。
上り坂になったときにさっきの自転車に追いつき、「こんにちは」と挨拶をすると、「日本語が分からない」と日本語で返事が返ってきました。日焼けして、髭が生えて顔つきがわかりにくいですが、YOUであることがわかりました。以前クリニックの朝礼の時にあるスタッフが「柳井市内のコンビニの前に背が高くて、肌は日焼けして黒く、バックパックを持って、いかにもヒッチハイクをしている、柳井にはいないような人を見かけた」と言って、別のスタッフが「昨日帰宅途中にその人がヒッチハイクをしていたので、途中まで乗せた。フランス人だった。」ことがわかり、日焼けして、長旅をしていると、日本人かYOUかわからなくなるとの話題になりました。院長が「医局の後輩が学生時代に友人と一緒に東京から京都まで、東海道53次を歩いたときに、日焼けをして真っ黒になり、フィリピンから来たのかと言われた」と盛り上がったのを思い出しました。
英語で話しかけ、ブルガリアから来ていること、1年半前からタイ、ベトナム、モンゴル、韓国と周り、今は日本から九州、四国、中国地方と回って北海道まで来ていること。テント泊でお金のかからないように自炊をして、時にスーパーで弁当を買って食べている。昨日は余市のあたりでキャンプをし、公園や道の駅で、トイレや水もあるので、そこを利用し、一日800円の予算でやっていることなどを話しながらいっしょに進んでいきました。詳しくは別の「YOU(よう)おいでました日本へ」に載せました。コースによって歩道を、歩道と車道で、横並びで話をし、後半の40キロは話しに盛り上がり、上り坂もいつもなら頂上はまだかまだかとこいでいましたが、気にならずに進むことができました。途中のコンビニで休憩をし、彼はスマホの充電をしながら、こちらはパイナップルジュース、彼は500ccの缶ビールを飲みながら、腰掛けて話をしました。

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今日の札幌へのゴールのコースはどこを通るか、距離と時間をみて決めることにしていましたが、札幌駅への標識と彼のスマホの地図をみながら自分が今どのあたりにいるかわからないまま行く方向を決め、午後1時ゴール地点の大通公園に到着しました。3時間の一緒の旅でしたが、時間のたつのも忘れ、ゴール前の感傷にひたることもなく、楽しい時間を過ごすことができました。テレビ塔をバックにいっしょに写真を撮って、今後の旅の安全と成功を祈って分かれました。今日は60キロ、5時間45分でした。

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大通公園は「さっぽろ夏まつり」で4大ビールメーカーがビアガーデンを開き、多くの人がまだ昼間の明るい時から生ビールを飲みながらソーセージなどのおつまみを食べていました。予定の午後2時より早く着きましたが、メールをするとすでに到着し、大通公園におり、連絡とを取り合いながら、ホテル前に集合し、家族が用意したテープの前で記念写真を取り、ホテルの駐車場でテープをゴールする写真を撮って、「自転車で北海道一周」のゴールで終了となりました。

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クロネコヤマトの営業所に自転車を持って行き、柳井へ搬送の手続きをし、ホテルに帰ってシャワーを浴び、洗濯をして、打ち上げは札幌と言えば「サッポロビール園」にいき、タンパク質の補給にジンギスカン。満腹になり、ホテルに戻ってきました。