平成27年5月より新企画を開始。TV東京の「YOUは何しに日本へ?(Why did you come to Japan?)」を真似て、私が日本のどこかで出会ったYOUを紹介する「YOU(よう)おいでました日本へ!(Welcome to Japan!)」。今回の第6弾は、平成29年8月14日(月)「自転車で北海道一周」第10弾で小樽から札幌に向かう途中出会った、自転車でアジアや日本を旅しているブルガリアからきたPeycho Stroyanov(ペイチョ ストイアノフ)さんでした。
自転車の前後のサイドにバッグを装着し、後ろの荷台にも大きな荷物を着け、タイ、ベトナム、モンゴル、韓国を自転車で旅をし、日本を九州から北上し、現在は北海道一周しています。テントで道の駅や公園でキャンプをし、スーパーで食材を購入し調理をし、一日800円の予算で生活をしています。自転車に乗りながら、これまでのコースのこと、ブルガリアのことなどを話しました。
「食事」に関しては薬局で99%のアルコールを購入して、それを熱源にしている。ブルガリアといえば「明治ブルガリアヨーグルト」、日本のヨーグルトはどうかと聞くと、どれも甘いとの答えでした。プレーンもあるのでしょうが、日本人の好みに合わせて、酸っぱさを押さえているのかもしれません。一度、本場のブルガリアのヨーグルトを食べて、比較してみたくなりました。
「気候」は夏は暑く35度くらいあり、冬はー20度と低く、雪もよく降るそうです。
「気候」は夏は暑く35度くらいあり、冬はー20度と低く、雪もよく降るそうです。
「スポーツ」はフットボールが盛んであること。ブルガリアといえば相撲の「琴欧洲」、彼のことは知っていました。ブルガリアでも彼のことは知られているが、相撲そのものがポピュラーではないので、有名と言うほどではないそうです。「コマネチ」もブルガリアかとたずねるとルーマニアでした。
「生活」は共産主義が終わり、EUに加入し貧富の格差が大きくなったこと。外国資本が多く入りもうけていること。物価は日本より安いが、消費税は22%、所得税は一律に10%で金持ちには有利であること。
「仕事」はIT関連をしており、ヒュレットパッカード、IBM、マイクロソフトなどの外国資本が入り、就職口は問題ない。仕事でお金を貯めて、就職に困らないので仕事を辞めて、現在自転車旅行をしている。これまで旅をして、韓国は自転車専用道路が整備された良かった。9月20日過ぎに日本を出国するまで北海道を一周、東京まで戻る予定だそうです。
今回初めてブルガリアの人と話ができ、今後ブルガリアのことが報道されると、ブルガリアヨーグルトと琴欧洲のことしか知りませんでしたが、もっと興味がもてるのではないかと思います。今後もいろんな新しい体験をしてよい思い出をブルガリアへ持って帰られることを祈ります。