ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2017.09.12

欧州糖尿病学会(EASD2017)-2

9月12日(火)(日本〜ドイツ〜ポルトガル時間)

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平成29年9月12日から15日まで、欧州糖尿病学会がポルトガルのリスボンで開催され、参加しました。ホテルと飛行機だけは早めに予約していましたが、今回はほとんど下調べをせずの旅行となりました。唯一のリスボンの情報はNHKのBSプレミアムの「チョイ住み、リスボン」という番組でプロレスラーの小川直也と俳優の竹内涼真がアパートに一緒に生活したのを見た程度でした。9月11日(月)は羽田空港から出発しリスボンに到着しました。


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午前0時50分予定通り羽田を出発、ソフトタコスのスナックが出て、後は映画を見てうたた寝。やはり座っての睡眠は熟睡出来ず途中で何度か目が覚めました。到着2時間前に朝食がでて、日本時間の午後0時50分、ドイツ時間で午前5時50分に到着。12時間かかりました。ビジネスクラスだとフルフラットになり、睡眠は熟睡できそうですが、そのためにいくらかかるかわかりませんが、数十万円アップするなら12時間くらいは辛抱して、別のことに使った方がいいかもと納得。
「シェンゲン協定」で加盟国は最初に入国した国で入国審査をし、後は国内線あつかいと同じ、帰りは最後に出国する国で手続きをすれば良くなっています。リスボン行きは午前9時10分と十分時間があり、ターミナルにある売店で朝食を兼ねて、プリッツェルとオレンジジュースを食べて休憩。

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予定通り出発し、近づいてくると上空から茶色い屋根とクリーム色の壁の縦並んでいるのが眼下に見えました。3時間でリスボンに現地時間で午前11時過ぎに到着。リスボンとフランクフルトは1時間の時差がありました。日本時間でいうと午後7時過ぎになり、クリニックを出発して26時間経過して到着しました。日本の裏側に、偏西風が向かい風になったのでしょうが、乗り継ぎと飛行機に座り疲れました。
タクシーで空港からホテルまで移動、下町の中にあり、狭い道に市内電車も走り、5センチ角くらいの石畳の道で、歩道も1mくらいしかなく、観光客も多く歩き、古くて密集した地域でした。午後1時前にホテルに到着、チェックインが午後2時半以降ということで、スーツケースだけ預けて、まずは学会の場所と交通手段の下見、受付をするために、ホテルの人に地下鉄を乗り継ぐのが良いと聞き、会場に向かいました。

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正式な学会のスタートは9月12日の午前から、その前からいろんなイベントは開催されていました。地下鉄を乗り継いで、40分くらい、さらに駅から歩いて15分くらいの所にありました。海のように見える大きな川沿いに建つ国際会議場でその間にはモールがあったりで、ホテル周辺とは違った町並みと雰囲気でした。日差しは刺すように強いですが、気温や湿度は高くなく、日陰は涼しくなっていました。受付をして、いろんな学会の書類の入った学会バッグをもらい、会場の下見をして、明日の夜の学会ランのTシャツを事前登録していたノボの企業展示のブースでもらい、インスリンを製造している3大会社とその他の経口剤を販売する会社、日本でももうすぐ正式に認定される「リブレ」のブースには多くの人が集まっていました。参加証に5日間市内の公共交通機関が無料でのれるバスもついていました。ポスター発表を見て疲れたのでホテルに戻ることにしました。

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ホテルに返ってチェックイン、日本を出て30時間、疲れて休憩してから活動することにしました。
下町を歩きながら、リスボンの有名な建物の見える夕日のきれいな町並みが見える展望台に行くことにしました。大きな山はなく、全体としては平原なのでしょうが、上り坂が急で、道も狭く路地のようになっていました。途中ケーブルカー乗り場もあり、距離にして300mくらいの坂を上っていきました。やっと目的の展望台に着きました。しかし展望台の前が工事中でクレーンなどの機械が入り、金網がはってあるので、展望台の端まで行くことが出来ず、多くの観光客が金網の上からや金網の隙間を利用して、写真をとっていました。もしも工事がなければお城やカテドラールが茶色の屋根とクリーム色の壁の建物とコントラストになり、夕日に映えてきれいなパノラマになったのでしょう。

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帰り道に夕食ためのレストランの多くある迷路のような通りを通って良いところがあったら食事をすることにしました。ガイドブックに書いてあった所はどこも閉まっていたりして、レストランの名前もはっきりした看板がなく、店の前にテラス席の用にならんだところがおおく、メニューと値段をみて、入ることにしました。今回の食事の目的の一つは名産の「ほしダラ(バカリョ)」使った食事をすることでした。どんな料理かわからないままに注文して食べてみました。いろんな調理法があるのでしょうが、ホッケの開きを調理したイメージをしていましたが、注文した食事はタラを細く切って、チーズと一緒に焼いたグラタンのようになって、想像していたのとちょっと違っていました。食事の後はホテルに戻ってきましたが、路地になっていて、ガイドブックの地図も大雑把で、通りの名前のよくわらないとことがあり、なかなかホテルにたどりつけませんでした。しかし良い街歩きになり、どんな雰囲気の下町かはわかりました。今まで行った所とも違っていました。疲れてホテルに返って、荷物の整理も余りしないまま午後10時には就寝しました。