ウェルネスクリニック

ウェルネスクリニック

内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2017.09.14

欧州糖尿病学会(EASD2017)-4

DSC07464.JPGDSC07474.JPG平成29年9月12日から15日まで、欧州糖尿病学会がポルトガルのリスボンで開催され、参加しました。ホテルと飛行機だけは早めに予約していましたが、今回はほとんど下調べをせずの旅行となりました。唯一のリスボンの情報はNHKのBSプレミアムの「チョイ住み、リスボン」という番組でプロレスラーの小川直也と俳優の竹内涼真がアパートに一緒に生活したのを見た程度でした。9月14日(木)は午前中に市内を見て回り、午後から学会に参加しました。


DSC07451.JPG

9月14日(木)
午前5時半起床、昨日の記事を書いて、朝食。昨日とビュッフェの違いはマッシュルームが豆の煮物に変わっただけで後は同じでした。昨日をパンの種類を変えて、後は同じメニューを食べました。今日は午後から聴きたい演題があったので、午前中市内観光をして、午後から学会に行くことにしました。今日はリスボンの古い町並みや狭い道にぎりぎりに路面電車が走り、アップダウンのある路地や展望台のあるアルファマ地区に行ってみる事にしました。

DSC07455.JPGDSC07473.JPG

路面電車(トラム)に乗って、車1台しか通れないくらいの狭い道を対向車や配達のトラックをなんとかよけながらアルファマ地区の上にある展望台まで、トラムも観光客でいっぱいでゆれながら行きました。展望台から川や町並みをながめ、路地裏を下っていきました。「チョイ住み、リスボン」で小川直也と竹内涼真がアルファマ地区のアパートに1週間一緒に生活をした番組でも入り組んだ細い路地でしたが、どの辺りだったのかはよくわかりませんでした。出発前にもう一度見てみればよかったです。道沿いの地元の人用の雑貨屋があり、窓から洗濯物を干したアパートがあり、それが観光スポットになっていました。

DSC07477.JPGDSC07481.JPGDSC07647.JPG

下りきった所にファド博物館があり、広場の回りには店があり、これもポルトガルの名物のエッグタルトとコーヒをいただき、一息入れました。また別の路地を上に上り戻って行きました。途中で偶然洗濯場があり、番組で小川直也がそこで洗濯をしていた場面を見つけました。多分この近くに住んでいたのでしょう。日本に帰ってからビデオを見直して、やはりその洗濯場でした。展望台まで上がって、またトラムに乗って終点までいってみました。トラムは満員で立っている人もぎっしりでしたが、男1人、女2人の3人組が近づいてきました。右手にはタオルのような物をかけて手が見えないようにしていました。まずは男が近づいてくるとポケットに右手を近づけて来ました。体をよけて離れると誰かが声をかけて「だめだ、気づかれた」というようなことを言ったのでしょう、離れていきました。すると今度は女が近づいて来て、右手をショールのような物でみえないようにして、手をポケットに近づけて来ました。それも体を横にずらすとあきらめて次の停留所で降りて行きました。なんとかすりにあわずに住みました。終点からブラブラと歩いて、目抜き通りを通り、ホテルに戻ってきました。

DSC07499.JPG

午後からは学会へ、いつものように地下鉄に乗って学会会場まで行き午後6時半まで参加し、会場と地下鉄の駅の間にモールがあり、そこのスーパーマーケットの中を見て回りました。鮮魚のコーナーには名産のバカリョ(干しダラ)が多く売っており、するめを焼いた時のような匂いが漂っています。
地下鉄で戻って来て、昨日と同じ駅近くにあるリベラ市場のフードコートで夕食を取ることになりました。リスボンに着てからバカリョを含めてシーフードが多かったので、今日はビーフステーキのある店にしました。こちらに来て、野菜を食べることが少ないので、野菜のサラダに、アヒージョ(ニンニクの)もあり一緒に注文しました。

DSC07505.JPGDSC07502.JPG

フードコートの回りと中央にいろんな店が出店し、良くはわかりませんが40〜50店くらいあったのではないかと思います。ひとつに8名くらいが座れるテーブルがならび、500〜600名くらいはいるのではと思います。一番近いのはハワイのアラモアナショッピングセンターをさらに大きくした感じでした。一番の特徴は各店舗も同じ皿、ナイフやフォーク、トレイを使用し、食べ終わったら専従の従業員が回収して回っていました。それをまた一括して、洗っているのだと思います。注文をすると昔で言うとポケベルのような器具を渡され、光ったら取りに行くシステムで合理的になっていました。それでも追いつかないくらい多くの人が入れ替わりして、食べ終わった食器の回収が残ったりしていました。
なんとか席に着くことが出来て食事をとることが出来ました。長テーブルの向かいにシアトルから来たという夫妻と知り合い、食事をしながらいろいろ旅行の話しをすることが出来ました。リスボンからするとどちらもYOUになりますが、くわしくは「YOU(よう)おいでました日本へ!(Welcome to Japan!)」(外国編、リスボン)でお伝えします。
今日も天候がよく、市内観光や学会の行き帰りでよく歩き、新しい体験が出来ました。田舎より都会の人の方が歩いたり立ったりの活動が多いのがよくわかります。疲れて午後10時半に就寝。