平成29年10月2日(月)の調理実習で「冷や麦と夏を乗り切る夏野菜料理」を作りました。夏用の献立だったので、「冷や麦」の代わりに「温かいにゅうめん」を、「トマトシャーベット」の代わりに「トマトゼリー」を作りました。参加者は8名でした。
10月に入り、気温も一気に下がってきました。今回の料理は、「冷や麦とくず引き」なのですが、さすがに夏メニューで、季節感がずれているとのことで、いつものとは少しアレンジを加え、今の気温や時期にあったものにしてみました。
10時から参加者の方が集まり、説明がありました。まずはこの夏、夏バテをしたかについて、参加者の方から「わざわざ食欲を落とした。なのに体重は変わらなかった。」という会話があり、和やかな雰囲気でスタートしました・。
10時40分からそれぞれ担当を決めて取り掛かりました。今回は「トマトシャーベット」ではなく、「トマトゼリー」にしてみました。これは時間がかかるので先に栄養士が作っておきました。
次に「冬瓜の煮物」です。今回使った冬瓜は、少し遅れて開催する2つのグループのために、しばらくの間、体操教室で使う部屋の机に置いていました。しかし値札シールを外すのを忘れており、体操教室の参加者の方から、「高級冬瓜」と噂されていた、幻の冬瓜です。今回いよいよ使う時がやってきました。冬瓜は皮を厚めにむいて5センチ角に切って下茹でし、水気を切る。鍋に冬瓜を入れてだし汁を注いで火にかけ、煮立ったら中火にしてえびを加え、10分ほど煮ます。やわらかくなったら調味料を加えて5、6分煮て、仕上げに枝豆を加えます。
「豚肉のくず引き」では、豚肉に酒を振りかけ、その上から片栗粉をまぶして1枚づつ熱湯にいれ、色が変わったら水にとって水気を切ります。付け合せの大根はせん切りにし、薬味の青じそは筋を取ってせん切りにします。梅干は種を取って包丁でたたき、ボウルにだし汁としょうゆ、みりんを混ぜ、青じそと梅干を加えてタレを作ります。皿に豚肉と千切りにした大根を載せて、タレをかけて食べます。
「ピリ辛きゅうりの海苔あえ」は、きゅうりを一口大に切り、塩をふって軽くもみ、10分置いておきます。しんなりしたらキッチンペーパーで水気を切ります。パプリカは1センチの角切りにします。今回は黄色のパプリカを彩りとして使いましたが、家庭で作るときは赤いパプリカでも良いです。タレはトウバンジャン、醤油、砂糖、ごま油を合わせ、きゅうりとパプリカを加えて和え、焼き海苔とかつお節を入れて軽く混ぜる。
以前までは「冷や麦」だったのですが、今回は「にゅうめん」にしました。麺は茹でて盛り付け、その上に切った薬味を乗せます。いただく前に、鍋で温めておいためんつゆをかけます。
出来上がり、12時ごろに食べ始めました。ちょうど院長も同じ頃に診察が終わり、一緒に食べ始めました。食べているときに、昨日1日に行われていた「サザンセト・ロングラン」の話になりました。木村栄養士は、院長が走っておられると思っていたらしく、ゴールで待ち構えていたそうですが、昨日は日曜診療で参加していなかった。という話などで盛り上がりました。
食べ終わり、後片付けをして集合写真を撮り、また次来年の1月にお会いすることを約束し、13時過ぎに解散しました。
にゅう麺 冷や麦、卵、貝割れ菜、ねぎ、みょうが、青じそ、めんつゆ
豚肉のくず引き 豚肉、片栗粉、大根、青じそ、梅干、しょうゆ、みりん
冬瓜の煮物 冬瓜、えび、枝豆、だし汁、しょうゆ
きゅうりの海苔和え きゅうり、パプリカ、焼き海苔、かつお節、トウバンジャン、しょうゆ
トマトゼリー トマト、パルスイート、レモン汁、ゼラチン