ウェルネスクリニック

ウェルネスクリニック

内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2017.11.20

第402回調理実習「冷や麦とくず引き」

DSC02520.JPG平成29年11月20日(月)の調理実習で「冷や麦と夏を乗り切る夏野菜料理」を作りました。夏用の献立だったので、「冷や麦」の代わりに「温かいにゅうめん」を、「トマトシャーベット」の代わりに「にんじんゼリー」を作りました。参加者は6名でした。 


今年最後の調理実習となりました。締めくくりの献立は、にゅうめん、豚肉のくず引き、冬瓜の煮物、ピリ辛きゅうりの海苔和え、にんじんゼリーです。
10時過ぎから献立の説明がありました。この献立は、夏用のメニューなので、季節を考えて変更しました。変更点は、冷や麦はあたたかいにゅうめんに、トマトシャーベットは、にんじんゼリーにしました。
10時40分頃からそれぞれの担当を決めて取り掛かりました。

DSC02483.JPGDSC02485.JPGまずは「にゅうめん」からです。冷や麦はパッケージどおりに茹でます。薬味は、今回はゆず、わかめ、青ねぎ、を使いました。錦糸卵を作り、にんじんは花型に抜いてゆでておきます。一人鍋に、ゆでた冷や麦と薬味、錦糸卵、にんじんを入れて、食べる直前にだし汁としょうゆを入れます。
次に「冬瓜の煮物」です。今回使った冬瓜は、少し遅れて開催する2つのグループのために、しばらくの間、体操教室で使う部屋の机に置いていました。しかし値札シールを外すのを忘れており、体操教室の参加者の方から、「高級冬瓜」と噂されていた、幻の冬瓜です。冬瓜は皮を厚めにむいて5センチ角に切って下茹でし、水気を切る。鍋に冬瓜を入れてだし汁を注いで火にかけ、煮立ったら中火にしてえびを加え、10分ほど煮ます。やわらかくなったら調味料を加えて5、6分煮て、仕上げに枝豆を加えます。

DSC02509.JPGDSC02510.JPG「豚肉のくず引き」では、豚肉に酒を振りかけ、その上から片栗粉をまぶして1枚づつ熱湯にいれ、色が変わったら水にとって水気を切ります。付け合せの大根はせん切りにし、薬味の青じそは筋を取ってせん切りにします。梅干は種を取って包丁でたたき、ボウルにだし汁としょうゆ、みりんを混ぜ、青じそと梅干を加えてタレを作ります。皿に豚肉と千切りにした大根を載せて、タレをかけて食べます。
「ピリ辛きゅうりの海苔あえ」は、きゅうりを一口大に切り、塩をふって軽くもみ、10分置いておきます。しんなりしたらキッチンペーパーで水気を切ります。パプリカは1センチの角切りにします。今回は黄色のパプリカを彩りとして使いましたが、家庭で作るときは赤いパプリカでも良いです。タレはトウバンジャン、醤油、砂糖、ごま油を合わせ、きゅうりとパプリカを加えて和え、焼き海苔とかつお節を入れて軽く混ぜる。
最後に「にんじんゼリー」です。鍋に水と寒天を入れて火にかけ、3分ほど沸騰させてよく溶かし、パルスイートを入れる。火からおろしてオレンジジュースとすりおろしたにんじんを加えてよく混ぜます。水でぬらした型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。固まったら型から出し、一人分に切り分けます。

出来上がり、12時ごろから食べ始めました。今回は一人鍋を使っているので、見た目がとても豪華です。一人鍋は、院長が「参加してくれた方に、あたたかいものを提供したい」とのことから、購入したそうです。院長の愛が詰まっていますね。
食べ終わってコーヒーを飲む間、次回の調理実習の案内と、12月に行われる糖尿病教室の案内が配られ、説明がありました。調理実習のグループはどこも参加者同士の仲がよく、今回のグループも12月の糖尿病教室「膝が痛くても、忙しくてもできる運動療法〜ズボラなあなたでも続けられる!〜」を誘い合っていました。また、教室が終わってからどこで食事会をするかという話まで広がって、和やかな雰囲気でした。
コーヒーを飲み終わり、後片付けをして集合写真を撮り、また次、来年2月にお会いすることを約束し、今年の最後の調理実習が終了しました。

DSC02512.JPG献立 7.2単位(586kcal)
にゅうめん;冷や麦、卵、にんじん、ねぎ、ゆず、だし汁、しょうゆ
豚肉のくず引き;豚肉、片栗粉、大根、青じそ、梅干、しょうゆ、みりん
冬瓜の煮物;冬瓜、えび、枝豆、だし汁、しょうゆ
きゅうりの海苔和え;きゅうり、パプリカ、焼き海苔、かつお節、トウバンジャン、しょうゆ
にんじんゼリー;にんじん、オレンジジュース、水、粉寒天、パルスイート