ウェルネスクリニック

ウェルネスクリニック

内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2017.12.18

初めての海外旅行〜初めてのホノルル〜

DSC02574.JPGDSC02762.JPG今回、平成29年12月10日に開催されたホノルルマラソンに参加した守冨栄養士に、初めてのフルマラソン、初めてのホノルルマラソン、初めての海外旅行で、ホノルル旅行の事を報告してもらいました。


人生で初めて、日本を出て海外に行くという経験をしました。初めての海外旅行の行き先はハワイです。
まずはパスポートを取るところから、私のどきどきは始まっておりました。手続きなど、わからないことだらけでしたが、今回一緒にホノルルに行った田坂看護師や武永看護師にいろいろとアドバイスをいただきながら、着々と準備をしていきました。

そうして出発の日、12月7日がついにやってきました。いよいよ始まるハワイ旅行に、家を出る瞬間からわくわく、そわそわ、ドキドキでした。
田布施駅に集合し、駅の利用者の方々に、「こんな平日に大荷物を持って、この集団はどこに行くのだろう」みたいな目で見られながら、かずみマネージャーに見送られて田布施駅を出発しました。徳山で新幹線に乗り換え、院長の甥っ子さんと合流し、福岡空港へ向かいます。出国手続きをしたあたりからすでに周りから聞こえてくる会話は、中国語、韓国語、英語が多かったように思います。そこでふと、「ハワイは日本語が通じるから、英語を勉強しなくても大丈夫!」という話を、誰から聞いたかは忘れましたが思い出しました。この日のために英語を少しやってから行こうかなー。と考えてはいたのですが実行できなかった私は、「まあ、言語は何とかなるだろう」と考えながら飛行機へ。いよいよ日本を出発です。

飛行機に7時間半ほど揺られ、日本との時差がマイナス19時間というハワイに到着。7日の夜に日本を出発しましたが、時差の関係でハワイは7日の朝です。なんとなく得した気分。ちなみにホノルル空港に飛行機が着陸したときの第一声は、「なんか山口にこういう景色ありそう」でした。隣に座っていた武永看護師に笑われながら、ハワイに無事着きました。
飛行機を降りてから、入国手続きがありました。まずは機械を個々人が操作します。機械の操作をすると、丸(入国を認められた)チームと、バツ(入国は認められません)チームとに、見事真っ二つ別れました。バツのほうになった私は、正直すさまじく焦りました。言語もあまりわからないところで一人になるのでは、、、と不安になっていましたが、まあなんとかなりました。その後全員入国が認められて合流です。預けていたスーツケースを受け取り、建物の外に出てバス乗って移動すると、やはり南国っぽさを感じました。景色も空気も山口ではなく、イメージどおりのハワイで、「ついにハワイに着いたんだー!」と、その時初めて実感がわきました。
着いてすぐにマラソンのゼッケンを受け取るために、コンベンションセンターに向かいました。ホノルルマラソンは日本人ばかりと聞いたことがありましたが、やはり日本人が多かったように思います。時差ぼけで少し眠い上に聞こえてくるのは日本語ばかり、、、まだ自分は日本にいて、ただ自分が眠いだけのような感覚に陥っていました。この時、「ハワイといえど、日本語は通じそう」と、思っていた自分が、今は懐かしいように思います。

DSC02571.JPGその後しばらくは日本語ばかりで過ごしていた私でしたが、ついて2日目から、「日本語が通じる」の限界に当たったように思います。それに気付かされたのは2日目に店で「アイスティーラテ」を注文をした時。日本語英語では店員の方に聞き取ってもらえなかったことが、自分のなかで大きな転換期となりました。「アイスティーラテ」と、一見通じそうなものが通じなかった瞬間、私のメーターは振り切れました。なんとなく恥ずかしがって、それまで流暢な感じにしていなかったのですが、そこからは英語を自分から使うようになっていました。お店の人との会話やホテルのランドリー室で出会った親切なマダムとの雑談、ジェーンさん夫妻との会話、ホノルルマラソンのスタッフとの会話、ワイキキビーチで英語と中国語の通訳を頼まれましたが中国語が分からず断念したこと、そのほとんどを英語で話しました。
言語の壁にぶつかりながら、初めてのハワイを満喫しながら過ごしていきました。

そんな中で、一番印象に残っているのは、日本に帰る前日に行った、ダイヤモンドヘッドです。え、初フルマラソンのことじゃないの。と思うかもしれませんが、それはまた次回、「まかない」の3分間スピーチに取っておきたいと思います。
DSC02752.JPGダイヤモンドヘッドに登る日の朝は5時半に集合です。今回登頂したのは、奥様と院長の甥っ子さんと、私の3人のみ。その日は曇り空で、気分は少しなえていましたが、せっかくなら登ろうということになり、タクシーを使ってダイヤモンドヘッドへ。幸い、雨は降ってはいませんでしたが、朝の6時過ぎでまだ辺りは真っ暗。まだ暗い中をひたすら登っていきました。携帯電話のライトをつけ、足元を照らしながら歩くこと40分。ついに山頂に。そこには、あまり天候も良くなかったにも関わらず、多くの人が日の出を見るためにすでに登っていました。みなそれぞれ写真を撮ったりして日の出を待ち構えていたのですが、曇りのせいで、日の出の瞬間というものはあまり見られませんでした。ほどなくして日の出を見るためにあつまった大勢の人が帰っていき、まばらになってきました。山頂の辺りをグルっと探索し終えた私たちも、「そろそろ降りようかー」といった話になってきたその時、少し離れた場所から、拍手と口笛が!なんと、山頂にずっといたカップルがプロポーズをしたのです。まさかの瞬間に立ち会ってしまい、私たちも拍手でお祝い。なんだかすごく幸せな気分になりました。「ダイヤモンドヘッドでプロポーズとか、かっこよすぎじゃん、、、」という単純な感想を残し、結婚とは程遠い私は山頂を後にしました。
DSC02769.JPG降りるときはすでに明るくなっていたので、来た時よりもスイスイと進んでいきます。生えている植物がやはり日本とは違っていたり、登る時には見えなかった景色などを楽しみながら降りました。
ふもとに着くと出店が出ており、奥様はココナッツジュースを、甥っ子さんはグヮバジュースを、私は金欠だったので何も頼まずにおりました。奥様がココナッツジュースにストロー3本で頼むと、ジュースを作ってくれたおじさまが、1つサービスしてくださいました!これで一人一つ飲み物があり、ベンチでゆっくり飲もうと腰をかけて数十秒後、甥っ子さんのジュースが倒れ、まだ全然飲んでいなかったジュースは自然に還っていきました。そしてその匂いを嗅ぎつけた小鳥や小動物が集まり、おいしそうにジュースを飲む、、、というなんとも言えない結末に。笑いと感動のダイヤモンドヘッド、本当に最高の思い出です。また次回、ホノルルマラソンのリベンジに行くときは登ってみたいと思います。

そうして楽しかったハワイも、ついに終わりを迎えてしまいました。帰りの飛行機は、行きより3時間ほど長い10時間半、旅の疲れもあって寝ようと思ってはいてもなかなか眠れない機内で、「ダイヤモンドヘッド楽しかったなー」、「またワイキキビーチに行きたい」、「フルマラソンのリベンジをしたい」、「今度はアクティビティもしてみたい」とか、いろいろなことを考えながら過ごしました。
日本に戻り、現実も戻ってきて、ハワイに8日間いたことが夢のように思えます。ウェルネスクリニックに就職して、まだ1年も経っていませんが、ここまでがんばってきて良かったとつくづく思うことができました。
院長、奥様、お留守番のスタッフの皆様、一緒にホノルルに行ってくださった皆様、マハロ(ありがとうございました)!

P.S はやく年末ジャンボで10億円当たりますように。