週間天気予報では微妙な天気でしたが、前日の12月31日が雨から曇、元旦は晴れの予報で初日の出を見る事が出来そうでした。「紅白歌合戦」を途中まで見て、午後10時には就寝、午前5時に起床しました。新聞を見て、「年末ジャンボ宝くじ」前後賞合わせて10億円はハズレでした。昨年がぎりぎりだったので、15分早い午前5時45分に家を出発。日の出が午前7時20分で、外はまだ真っ暗でヘッドライトを着けて上り、徐々に空も明るくなり、残り700mからは登山道となり、午前7時に頂上に到着。すでに患者さんたちはほこらの横で準備しており、挨拶をして、患者さんの同級生お二人とは1年ぶりの再会で、近況報告をし、まずは用意されていたカップの日本酒とちくわをいただきました。

今年は頂上には50名くらいの人が日の出を待っていました。初日が出る周防大島の山の上には雲がかかり、日の出の時間が予定より遅くなりましたが、雲が太陽に反射して黄色に光り後光がさすような幻想的な風景となりました。その後太陽が出て、完全な丸い日の出を見る事が出来ました。初日の出を見た後に雑煮をいただきながら、美味しく体も温ま り、気分もほっとしました。山で温かい物をいただくのはよい気分転換になります。患者さん達の知人男性2名も加わり、また話をし、お雑煮をお代わりして、患者さんの同級生2名は元学校の先生で、小学校の時の生徒が社会人になり、年賀状をくれたり、街中で再会することなどを伺いました。その一人が防長交通のバスの運転手をしており、バスに乗った時に運転手名を見て話しをした話題がでて、自分も防長交通の産業医をしてその人の名前は覚えていました。また男性の一人が家内が当院に通院中でまた伺いますと言われ、何か繋がるいろんな縁を感じました。一緒に写真を撮り、また来年も元気で再会出来る事を約束して別れました。

帰りは例年のように別の登山道を通って下山することにしました。遠く眼下にクリニックを見ながら、すがすがしい空気と木立の中を森林浴のように心地よく、今年も新たな気持ちで1年を迎えることが出来たことを感謝し、新しい年を「達成出来る具体的な小さく前向きな（肯定的な）目標」（小さな変化は大きな変化につながる！）を持って過ごすことを考えながら、下っていきました。途中にお大師山「金剛寺」にも寄り、今年初めてのお参りをし、午前9時半に家に戻って来ました。

午後からはクリニックの近くにある代田八幡宮に初詣で参拝し、今年1年の安全や健康などを祈願しました。今日は午前中は仏様、午後は神様に礼拝し、ご利益は倍増ではないかと思います。

昨年の初詣の時のおみくじを財布の中に入れていたので、読み直してみて、運勢通りだったか見てみました。各々の分野の運勢に関してはなんともいえませ
んが、大きな問題も起こらず1年過ごす事が出来たことはおかげさまなので、良かったのだと思います。昨年のおみくじをひもにくくり付け、今年のおみくじは
財布に入れてまた来年の初詣の時に見てみる事にしました。