「山ガールデビュー!?、初めての登山〜琴石山〜」

大久保　章子

平成30年1月7日（日）、琴石山に登りました。

5月の「スペイン-サンチィアゴ巡礼の旅」の予行演習、登山靴の足ならしのためです。

3kgのリュックサックをかついで、朝9時、風のない穏やかな日差しの中、自宅を出発。最初、登山靴が重く、砂袋を足首に巻いたような感覚でしたが、徐々になれてきました。

1時間半後、車道を離れて登山道へ。ストックの練習も兼ねて、階段を2本のストックを使いながら登り始めました。

息を弾ませながら、小刻みなアップダウンを進んで行きました。落ち葉のカサカサという音や鳥の鳴き声を聞きながら、「これが森林浴の気持ち良さかしら？」と思っていると、消防車のサイレンが聞こえてきて、気持ち良さはどこへやら、「どこが火事？」と気もそぞろ。

頂上近くは、段差の大きな階段が続き、自分の足の短さと過体重を恨めしく思いました。やっと頂上に着いたときは、ほっとするとともに、「やったー！」と達成感。頂上から眼下のパノラマのような街並みの一角から白煙が立ち上っているのが見えました。「我が家の近くで火事？」と思いながらも、瀬戸内の雄大な景色を見ながら、カップヌードルを食べました。小一時間休憩後、下山。別の道でしたが、下り坂がずっと続きました。登山靴の紐の結び方が悪かったのか、だんだん足首が痛くなってきました。午後3時ようやく帰宅。15kmの行程でした。腰から下がとてもだるく、マラソンとは全然違う疲れ方でしたが、穏やかな日差しの中、非日常を感じられ、楽しかったです。が、次回はあるかどうか？

スペイン巡礼の旅は、一日25kmの行程が6日間続くとか……大丈夫かしらと、ちょっと不安・心配がつのっています。

火事が我が家の近くであり、しかも放火だったと翌朝の新聞で知りました。