ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2018.01.18

クリメシ(まかない―94「食パン食べくらべ&鮭のホイル焼き」)

DSC02872.JPGDSC02873.JPG平成26年3月より月2回程度昼の「まかない」を始めました。NHKの「サラメシ」という番組を真似て、「クリメシ」と名付けました。 平成30年1月18日(木)のまかないは「食パンの食べ比べ&鮭のホイル焼き」で、12名が参加しました。3分間スピーチは今回は矢野栄養士。


DSC02875.JPGタイトルをみて、「食パンの食べ比べ?」とおもわれたかもしれません。じつは、先日の新年会のビンゴの景品で、「バルミューダ」のトースターがあり、バルミューダで焼いたパンと、ふつうのトースターで焼いたパンに違いがあるのか検証してみよう。と言うことになりました。

トースターが当たったスタッフにお願いして、持ってきてもらい、まかないスタートです。
買い出しでは、スーパーに行き、いちばん安い食パンを買い、これを半分に切って、片方をバルミューダで、もう片方を普通のトースターで焼きました。献立の写真では、爪楊枝を指しているほうがバルミューダで焼いたパンになります。
鮭のホイル焼きでは、今回は彩りにパプリカを使いました。まずパプリカをグリルで真っ黒になるまで焼き、皮をむき、切ったパプリカをホイル焼きの中に入れました。

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今回、食事の前にスタッフ3名をジャンケンで選出し、アイマスクをして、通常のオーブントースターとバルミューダのオーブントースターで焼いたトーストを食べてみてどちらが美味しいか?「芸能人格付けチェック」のように手を挙げてみる事にしました。判定は2名対1名でバルミューダの方が美味しいのが優勢でした。
全員の食事の時にもどちらが美味しかったかを手を上げてみると、バルミューダが7名、普通のオーブントースターが5名が美味しかったとなりました。全体としてはわずかにバルミューダが優勢でした。しかし、「格付けチェック」の時に参加した3名は逆に手を上げて、美味しさの好みもいろんな状況で変化していました。平素は焦げ付かないようにトーストの焼き加減の時間に注意するくらいで、今日はトーストの味や口触りを注意深く食べていました。トーストが主役のいつもと違ったまかないとなりました。

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今日の食後のデザートは武永看護師の誕生日のお祝いとして本人が希望した「ぜんざい」を担当の前川検査技師が作って、みんなでおいしくいただきました。実際に小豆から煮て作ってあり、小豆もいっぱい入った甘すぎず濃厚な味でした。いつものケーキとは違った和風のデザートとなりました。武永さん、誕生日おめでとうございます!
3分間スピーチ(要旨) 「憧れの国宝に会いに京都へ、そして奈良へ」矢野栄養士

昨年、京都国立博物館 開館120周年記念行事として国宝の特別展覧会が開催されました。開催期間は、平成29103日から1126日までです。出展数は210、それを4期に分けて展示されます。私が是非観たかったのは、3期(1031日?1112日)に展示される「松林図屏風」です。

 朝早い新幹線で行き、夕方の新幹線で帰る予定をうっかり娘に話したら、「私も行く、奈良の大仏も見てない」と言い出したので急遽奈良にも行くことになりました。大急ぎで旅館を探すのですが、観光シーズンと重なって見つからず、やっと京都で1件、奈良も1件ビジネスホテルが見つかり、宿にありつけました。久しぶりの母娘旅です。

 私が長谷川等伯「松林寺屏風」に出会ったのは、10年近く前、NHK「あなたの好きな国宝」という番組でした。

                         1.jpg(国宝松林図屏風)

 この絵を観た時に、「紙と墨と筆」で、もやにかすむ松林、じっとと重たい空気感など人を幽玄の世界に引きずり込む屏風絵を是非本物を観てみたいと思いました。また、この絵を描いた長谷川等伯という絵師にも興味を覚えました。2012年に安倍竜太郎著「等伯」が日本経済出版社から刊行されましたので購入して読みました。長谷川等伯は能登(石川県七尾市)出身で、安土桃山時代から江戸初期にかけての絵師です。狩野派を率いる狩野永徳などと並び桃山時代を代表する画人です。今回この「松林図屏風」を観るにあたって、一旦古本屋に売った安倍竜太郎著「等伯」を買い戻しに行きましたが、本屋さんから「読み終わったら返してもらったらいいので」と言われ、甘えて本をお借りしました。

 1110日金曜日の午後7時から730分の間で京都駅集合、娘に会いました。夕食は、JR京都駅伊勢丹11階にある京料理の店「和久傳」で戴きました。娘とゆっくり京料理を楽しむことが出来ました。食事がすんだらまっすぐ九条にあるホテルに行き、明日に備えて娘と長話をすることもなく休みました。

 11月11日(土)フロントの方に京都国立博物館までの路程を教えて戴き、バスで博物館まで行きました。

  2.jpg(京都国立博物館)

 博物館につくともう長蛇の列でした。前売り券を買っていたので、余り並ばないで館内に入ることが出来ました。土偶や遺跡からの出土品、仏画、源氏物語絵巻や平家納経などの絵巻物、狩野永徳、丸山応挙などの絵画、仏像などの彫刻、

金細工、陶磁器、書籍などが展示されていました。中でも長蛇の列ができていたのは金印(福岡市博物館所蔵)でした。私たちは一度金印を観たことがあるので並ばずに、他の展示物を見て回りました。特に「松林図屏風」はじっくり拝見しました。また、徳川家の婚礼調度品(徳川美術館所蔵)の華麗さに目を見張りました。国宝の凄さや歴史の深さに驚嘆した一日でした。

 お昼は博物館の中にあるレストランに行きましたが、そこでも40分待たされ、3時に近くのランチとなりました。博物館の道路を隔てたところに三十三間堂(蓮華王院本堂)があります。

3.jpg(三十三間堂) 三十三間堂は後白河上皇の離宮の一画に建てたお寺です。1001体の千手観音は圧巻です。そこで御朱印を戴きました。博物館の近くの智積院に長谷川等伯の障壁画(国宝)を見に行くことにしました。午後5時近くなり拝観は残念ながらできませんでした。御庭のもみじがとても綺麗で紅葉を楽しみました。京都駅に行き、近鉄奈良線で奈良に向かいました。JR奈良駅近くのホテルに行く途中で柿の葉寿司を買いそれで夕食をすましました。

1112日(日)ホテルの朝食に行くと周りは海外の人ばかりで驚きました。久しぶりの奈良です。タクシーで奈良国立博物館に正倉院展を見に行きました。正倉院は、聖武天皇(701年?756年)、光明皇后ゆかりの品々や天平時代を中心とした美術工芸品、また唐(中国)、ペルシャ、西域からもたらされたものなどを収蔵している建物です。毎年これら所蔵品のいくつかを展覧しています。いつも正倉院展を観て感激することは、現代の技術やデザインにも劣らない工芸品を作る職人の技術力の高さと、また1200年以上の品々が現存しているという事実です。奇跡としか言いようがありません。展示されている品々が人々の五感を震わせるのでしょうか、何となく豊かな気持ちになります。出口でお庭を見ながらお抹茶を戴きました。歩いて東大寺に大仏様を拝顔しに行きました。娘は大仏様の大きさに驚いていました。ここでも御朱印を戴きました。観光客は海外の人が多く、鹿に餌を与えては喚声を上げていました。ここは日本かなと思うくらい海外の方が多かったです。午後3時を回ったので、近鉄奈良線で京都に向かい、京都駅で娘と別れました。久しぶりに文化財に触れ、娘と楽しい至福の時を持つことができ感謝です。また、正倉院展に行って、今度はお参りしたいと思っている唐招提寺に足を運びたいと思います。4.jpg5.jpg

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(智積院国宝楓図)


まかないアンケート(12名

1.バルミューダと、普通のトースターで焼いたパンとは、違いがありましたか。

ある:6名 バルミューダのほうが中がフワフワだった。ふつうのトースターは、サクサク、カリカリ食感。

わからなかった、無いように思う:6名 時間がたつと、顕著な差はないように思う。

冷めていたせいか、あまりわからなかった。

2.現在、腹何分ですか;腹7分:1名 腹8分:3名 腹9分:3名 満腹:5名

3.盛り付け、彩りはいかがでしたか;全員良い

4.今日のまかない星いくつ;星3つ:9名 星2つ半:1名 星2つ:2

5.感想

パンの食べくらべができて楽しかった。鮭のホイル焼きは彩がよかった。

ヨーグルトチーズが面白かった。ホイル焼きは野菜がトロトロだけど、鮭はベチャっとしてなくてよかった。

ヨーグルトチーズは、サラダにも合いました。ポタージュが好き。鮭がすこし塩辛かった。

今日くらいのボリュームが良い。 


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献立 6.72単位(537kcal)

食パン 食パン5枚切り

ヨーグルトチーズ クリームチーズ、ヨーグルト

鮭のホイル焼き 鮭、タマネギ、しめじ、パプリカ、レモン、醤油

きのこのポタージュ ブナピー、玉ねぎ、水、コンソメ

サラダ レタス、コーン缶、トマト、ドレッシング