平成30年3月18日(日)は糖尿病患者会「アロハ」の日帰りバス旅行で、福岡県の博多座に「舞妓はレディ」の観劇に行き、スタッフを含めて40名が参加しました。平成24年にも、バス旅行で博多座に行ったことがあります。
本来、日帰りバス旅行は秋が多いですが、昨年は6月にマツダスタジアムに野球観戦をしました。今年はちょうどおもしろそうな劇の公演が3月にあるので、3月にバス旅行にしました。今回の「舞妓はレディ」は、「Shall we Dance?」や「しこふんじゃった」の映画を作った周防 正行監督の映画を舞台化されたものです。ある年代以上の映画ファンの方ならご存じのオードリーヘップバーン主演の「マイフェア レディ」がもとになっています。
3月19日(日)
スタッフは午前6時半に集合し準備をし、患者さん達は午前7時にクリニックに集合、受付や駐車場の誘導をして、みなさん時間通りに来られて、1班8名の5班、40名が班ごとに分かれて簡単な自己紹介をし、院長の挨拶と今日の予定の説明をして、バスに乗り込みました。午前7時10分にはバスはクリニックを出発し、福岡を目指しました。
熊毛インターから山陽道にのり、途中美東SAでトイレ休憩。順調に進み、古賀インターで2度目のトイレ休憩をして、午前10時45分博多座に到着。入り口の階段で集合写真を撮り、予約していた弁当とペットボトルお茶を受け取り、ホールや座席で早い昼ご飯を各々が食べ、開演を待ちました。今日の公演は2部構成で、第1部が午前12時から午後1時25分まで、30分の休憩を挟んで、第2部が午後1時55分から午後3時20分までの予定でした。
12時前には全員着席し、予定通り午前12時から公演の開始。出演者で知っているのは榊原 郁恵さんと辰巳琢朗さん。当初は西郷輝彦さんの予定でしたが、病気療養中のため交代となっていました。ストーリーは田舎から京都に出てきて、舞子になるために、訛の矯正を受けるというオリジナルの「マイフェア レディ」と同じような筋でした。
第1部が終わる前頃に患者さんが1名気分不良になられ、医務室で安静にすることにしました。寝不足や疲れがでたのでしょう、第2部も安静にして、体調は改善しました。休憩時間はおみやげを見たりして過ごしました。タイトルは「舞妓」と日本風な名前ですが、歌や踊りとあでやかなショーとなっていました。第2部もあっという間に終わり、舞妓に必要な言葉は「おおきに」「すんまへん」「おたのもうします」の3語が基本になっており、「おおきに」で話が終わったときは、言った本人は申し出に対しあまり乗り気ではないことも初めて知りました。帰りのバスの中では京都弁が飛び交っていました。
寝ておられた患者さんは気分も改善し、午後3時40分にバスに乗り込み、帰途につきました。途中古賀SAで休憩し、トイレに行き、お土産を買う人、ソフトクリームや梅が枝餅を食べる人と自由に過ごしていました。その後、行きと同じ美東インターにトイレ休憩で寄り、クリニックに行くまでに4名が途中下車して、午後7時半過ぎにクリニックに戻って来ました。
生の演劇を見る事が出来、非日常を体験する事が出来ました。また来年も何か企画を立ていこうと思います。