ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2018.05.01

スペイン・サンチィアゴ巡礼2018(第1弾ー6)

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5月1日(火)現地時間(日本時間から7を引く、日本時間(現地時間に7を足す)
サンチィアゴ巡礼第1弾として、平成30年4月26日(木)から5月6日(日)までフランスのスペインとの国境近くにあるサンジャンピエドボー(SJ)からスペインのエステージャまで120キロを遍路しました。日本との往復の航空券だけ手配し、宿泊は行き当たりばったりで遍路宿(アルベルゲ)を探して、最終目的地のサンチィアゴコンポステーラ(SCP)を目指して進むことにしました。
4月30日はララソアーニャから17キロ先にあるパンプローナまでいきました。偶然、パンプローナで福岡の南先生に出会うサプライズがありました。

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午前4時半起床、隣のキッチンやテーブルのある部屋で昨日の記事を書き、荷物の整理をして、午前7時から朝食。同じように丸テーブルを囲みながら遍路をしている人たちがパン、ヨーグルト、ジュース、コーヒー、ハム、チーズを食べながら、いつものように今日の予定や出身国などの話をしました。リトアニアやハンガリー出身者でした。
身支度を整えて、午前8時前に出発。アップダウンはあるものの順調に進んでいきました。晴れて日が照ったかと思うと雨になったりを繰り返していました。午前11時15分、13キロ地点のラ・トリニダーデ・アルツに到着。公園のイスで昨日の残りのボカディージョやリンゴを昼食にして、休憩しました。出発して3時間20分、まずまずのペースでした。

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残り4キロ、街中の道を進み、午後1時パンプローナの旧市街に到着。これまでアルベルゲ事務所に行って、泊まるアルベルゲを決めていたので、事務所を探しますが、どこにあるのかわからず歩いていました。たまたまベネズエラから来た巡礼をしているご夫婦にたずねたところ、親切にいろんな人に聞いてもらい。事務所はないがそこのアルベルゲに行ってみたらいいと教えてもらい、運良くベッドは空いており、これで泊まることが出来て一安心でした。朝食付きで一人12.5ユーロでした。いつものようにシャワーを浴びて洗濯。シャワーが水になったり、ぬるま湯になったり、ボタンを離すと水が止まってしまい、片手はボタンを押しながら、残りの手で体を洗ったりしました。

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洗濯も終わり、一段落が付いたところで、市内観光をしてみることにしました。今日の観光のポイントはサンフェルミン祭りの牛追い祭りのコースを見てみることと、山口市とパンプローナ市が姉妹都市で、ナバラ州と山口県が姉妹都市で、市内に山口公園があり、訪れてみることです。アルベルゲでもらった市内地図を片手に、牛のスタート地点から、市庁舎、通りから闘牛場へと向かうコースをたどっていきました。スタート地点から市庁舎のあるところまでは上りになっており、両脇に柵をたてる四角い穴を塞ぐ蓋が数メーターおきに、道路に作られていました。市庁舎を過ぎた広場で本日のサプライズがありました。

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「大久保先生」と呼びかけられると福岡の南先生が高校時代の同級生3人とフランスからスペインにかけて一緒に旅行をしている所を、偶然出会いました。このタイミングのこの場所でよく出会えたことをお互いびっくりして、ここにいるわけをお互いに話し、記念写真を撮ったりしました。

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同級生の中に山口県の病院で仕事をされている医師もおられ、挨拶をし、職場の同僚やいろんな関連のあることがわかってきました。同じ山口出身なので、山口公園に行く予定とわかり、一緒に行くことにしました。南先生たちはサンセバスチャンに滞在し、レンタカーでパンプローナまで来ており、車に乗せてもらい行きました。日本風の庭園を散策し、ザビエルの抽象的な像の前で記念写真(上写真左)を撮り、たしか山口のザビエル教会の庭にも同じような銅像(上写真右)があったのを思い出しました。

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レストランでコーヒーを飲んで一息入れ、南先生たちがフランスを旅行した時に、スペインの女王の結婚式の引き出物として出た元祖マカロンのお裾分けをいただきました。現在のように色とりどりではなく、日本で言うお饅頭のような形をし、アーモンドで作られたお菓子でした、知らずに食べると和菓子かと思ってしまうような味でした。
プラザ山口、山口図書館と、山口関連の主な3スポットを見て回ることが出来ました。町のはずれで歩いて行くには遠いと思っていたので、偶然に出会え、さらに同じ山口出身の同級生もいたことがラッキーでした。また名前をわすれたのですが、もう一つ由緒あるおかしもいただき、翌日の休憩時においしくいただきました。旧市街まで連れて帰ってもらい、そこでお互いの無事を祈りながら、別れました。

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別れた後はバル巡りをして、ピンチョスやタパスをワインと一緒にいただき、最後はトルティージャとパエリアでしめて、午後9時にアルベルゲに戻りました。いろんな新鮮な食材の味を楽しむことが出来ました。調理実習でも取り入れられたら、いいだろうなという物の多くありました。荷物の整理と今日の記事を書いて、午後10時過ぎに就寝しました。
今日はハプニングもあり、今回の巡礼で一番訪れたかったパンプローナの名所も訪れることができ、楽しい一日でした。
本日の移動は5時間、17キロ、63.2キロ地点、SCPまで712.3キロ地点。