平成30年8月6日(月)の調理実習、初回シリーズの5回目で、「すきやき」を作りました。参加者は5名でした。
10時から参加者が集まり、始まりました。今回の献立は「糖質オフ」になっています。木村栄養士から、「糖質とは何か」「1単位について」「食事のバランスとは何か」「糖質制限するとどうなるのか」について説明がありました。
その後献立の説明がありました。この初回シリーズのすきやきでは、いつもデザートはババロアなのですが、季節的に爽やかなものが良いとのことで、「サイダー羹」にしました。
今の時代夏やせでなく、アイスなどのカロリーの高いものが多く、またこの暑さで動かないこともあり、「夏太り」といわれるようになってきました。しかしこのサイダー羮はほぼ0カロリーなので、夏場にはおすすめです。
説明の後、それぞれ担当に分かれて調理を始めました。
まずは「ご飯」からです。ご飯は糖質オフのため70gにします。この量はいつもの半分ほどの量です。普通に茶碗に盛ると寂しいものになるので、今回は松の型に抜き、上に黒胡麻をかけます。参加者の皆さんのほとんどが型抜きは初めてだったようで、「慣れた頃に終わる」と言っておられました。
次に「すきやき」です。すきやきは白菜、ネギ、白滝を切り、しいたけは飾り切りにする。すきやき用のお肉を1人分ずつ計ってバラのようにし、皿に綺麗に盛っていきます。
割り下はだし汁とパルスイート、濃口醤油で作ります。
「切り昆布の煮付け」は、きざみ昆布を水につけて戻し、エリンギは千切りにする。鍋に油を敷いてきざみ昆布、エリンギを炒めて柔らかくなるまで煮て、調味料を加える。
「デザート」のサイダー羹は、緑の棒寒天を水で洗って鍋にいれ、分量の水を加えて煮溶かす。完全に溶けたらパルスイートを加えて、鍋底を冷まし、ゼロカロリーのサイダーを加えて泡立て器で混ぜる。型に流し入れて冷やし固める。
できあがり、12時前から食べ始めました。
今回はごはん70gと少ないのですが、松の型にぬいたことで豪華に見える、見た目で満足感が味わえる、などの声が多かったです。「家庭ですきやきをする際は大なべに盛る。でも自分がどのくらい食べたのかわからなくなるから、一人用の鉄鍋はいいですね」と、院長の愛情の詰まった鉄鍋は好評です。
食べ終わって後片付けをし、集合写真を撮って、また次10月にお会いすることを約束し、13時前に解散しました。
ご飯 精白米
すきやき 牛もも、白ねぎ、白菜、しいたけ、卵、だし汁、パルスイート、こいくちしょうゆ
酢の物 たこ、大根、にんじん、酢、ラカント、うすくちしょうゆ
切り昆布の煮付け きざみ昆布、エリンギ、パルスイート、こいくちしょうゆ、だし汁
サイダー羹 ゼロカロリーサイダー、棒寒天、パルスイート