平成30年8月24日(金)の調理実習は「豚肉の香り揚げ」を作りました。直前のキャンセルもあり、参加者は2名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習が始まりました。お盆のすごしかたをきくと、「夏祭りに孫を連れていった。くじがあって、孫が絶対当たる気がする。と言っていたが全く当たらなかった」と、楽しい話を聞かせていただきました。
その後献立の説明をし、今回は参加者が2名と少なかったので担当にわかれずに調理をはじめました。
「豚肉の香り揚げ」は、揚げないフライの手順で、まずはパン粉をから煎りし、きつね色になるまでいためておく。今回は生姜焼き用の豚肉を使いました。手順はいつもと同じで、豚肉の上にしそを置き、1種には生姜を、もう一種にはボイルしたピーマンを巻きました。その周りに小麦粉、卵液、パン粉の順につけて、210度に熱したオーブンで15分焼き、ひっくり返してさらに10分焼く。ソースは、ケチャップとウスターソースを混ぜ合わせる。
「卵豆腐」は、卵液と出し汁を合わせて、醤油で調味する。水で濡らした流し缶に入れ、蒸気の上がった蒸し器で10分蒸す。出来上がったら人数分に切り分けて、上に紅生姜を乗せる。
「夏野菜の酢の物」は、大根は短冊きりに、キュウリは斜めきりにし、塩をしておく。ミョウガは軸をとって半分に切り、千切りにする。野菜の水気を切って、酢、塩、胡椒をして盛り付ける。酢が苦手な方は、ここにもだし汁を少量入れることで、味がまろやかになります。
「澄まし汁」は、出し汁を沸騰させてしめじを加えて、塩湯でしたモロヘイヤを加える。今の時期のモロヘイヤは少し固いので、いったんゆでてから澄まし汁に入れました。その後水で戻した花麩を加え、醤油で調味する。モロヘイヤは栄養価も高く、精のつく食べ物で、エジプトでは「王様の食べ物」とよばれていたようで、夏バテには効果的です。
「デザート」はスイカで、3cm角に切って、ガラスの器に盛り、クリニックにあるもみじを上に飾る。
なんとかできあがり、12時過ぎに食べ始めました。今回は周防大島から来られた方がいらっしゃったので、2歳児の行方不明事件のときの話しになりました。岩国の警察も応援に来ていたようで、普段穏やかな周防大島も緊迫した雰囲気だったようです。また、周防大島はよく動物が出るようで、イノシシや鹿などの話しになりました。
食べ終わって後片付けをし、また次10月にお会いすることを約束し、13時前に解散しました。