平成31年1月28日(月)の調理実習は「郷土料理」を作りました。参加者は7名でした。
10時から参加者の方が集まり、調理実習がはじまりました。
今回は郷土料理です。まずは皆さんに郷土料理と聞いて思い浮かぶものを聞きました。やはりこのあたりは茶粥が一番に出てきます。2番目にあがるのはいとこ煮で、瀬戸内海側のいとこ煮はあまり汁気のないものが主流で、献立の写真にあるような汁気のあるいとこ煮は、萩のあたりで食べられるものになります。
「魚のぬか炊き(じんだ煮)」からです。サバに塩をふっておいておき、ボウルに酒、みりん、ラカント、ぬか床、刻んださんしょうの実を入れてサバを漬ける。クッキングシートを敷き、その上にサバを並べ、200度に温めたオーブンで15分焼く。
次に「がめ煮」です。「がめ煮」は九州地方以外では「筑前煮」と呼ばれます。鶏もも肉を一口大に切り、しょうゆ、みりんにつけておく。れんこん、ごぼうはゆでておく。鍋にごま油を熱し、ちぎったこんにゃくをいため、鶏もも肉を加える。色が変わったられんこん、ごぼう、ゆでたけのこ、戻した干ししいたけを加えて炒め、だし汁を加えて柔らかくなるまで煮る。器に盛って、ゆでた絹さやを飾る。ここまでの2つが、福岡県の郷土料理です。
「チシャなます」は、サニーレタスを洗って食べやすい大きさにちぎる。わかめは水で戻し、ゆでておく。ボウルにみそ、米酢、砂糖、からしをあわせ、サニーレタスとわかめ、しらす干しを和える。
「いとこ煮」は、茹で小豆をパルスイートで煮て、紅白の白玉団子は作ってゆでておく。だし汁に戻したしいたけを入れて煮る。器に茹で小豆、だし汁としいたけ、白玉団子、かまぼこを入れて盛り付ける。「あずきは茹でなくて良いの」と質問がありましたが、最近ではスーパーに、砂糖の入っていないゆで小豆も売られていますので、いとこ煮など作る際は活用してみても良さそうですね。
デザートは「ほうじ茶ゼリー」で、ほうじ茶を沸かしてゼラチンとパルスイートを溶かし、型に入れて冷やし固めます。上に、ケーキに使われるアラザンを飾りました。
12時過ぎに出来上がり、食べ始めました。
先日テニス世界大会で優勝した、大阪なおみ選手の話題が出ました。大阪選手の幼少期のことや、独特な話し方のことなど、話題がつきませんでした。これからも活躍して欲しいですね。
用事がある方もおられ、雨も降りそうな天気だったので、先に集合写真を撮ってから、後片付けをしました。
また次3月にお会いすることを約束し、13時過ぎに解散しました。