4月30日(火)現地時間(日本時間から7を引く、日本時間(現地時間に7を足す)
4月30日はロスアルコスから28キロ先にあるログローニョまでいきました。
午前4時半起床、個室なのであまり周りの人に音や明かりの事を気にせずに行動できます。昨日のことを記事に書き、昨日夕食を食べたバルで、午前6時半から朝食もしていると聞いていたので、食事に行き、クロワッサンのサンドイッチ、ボカディージョ、カフェオレで朝食にしました。
部屋に戻り、支度をして、午前7時半出発しました。日の出の時間で、背中から朝日を受けながら、歩き始めました。今日も快晴で心地よい天候です。日焼け止めはしていますが、大分腕が日焼けしました。
途中に茶色い貝のカタツムリが道を横断しているのを見つけました。この道を横断するのにどれくらい時間がかかるのだろうか。ちょうどこの巡礼が25キロは車なら30分で行けるところを1日かけて歩くのと同じかもしれないと思いました。
平坦な道を遠くに次に訪れる集落(サンソル)が、教会の尖塔を中心に広がるのを目指して進みます。途中で、今日のスケッチを15分ほどして、次の集落でオレンジジュースを注文して、休憩とトイレをすませ、11キロ先にあるVianaをめざして、歩き始めました。
そこまでは集落はなく、途中、休憩しながら、午後1時にビアナ(VIANA)の街に到着。昼ご飯を教会の前にあるバルで食べ、「チュロスとチョコラーテ」もメニューにありいただきました。休憩し、9.5キロ先にある本日の目的地ログローニョをめざします。
遙か先に、街が見え、あれがログローニョだろうかと思いながら、ひたすら歩いて、前に進んでいきました。途中のところで、老婦がテーブルを広げてアクセサリーを売り、クレデンシャルのスタンプを押しており、小さなひょうたんがあり、巡礼の3種の神器の一つ(昔の水筒として利用)なので、スタンプを押してもらったお礼に3ユーロで購入しました。
何とかログローニョの入り口に着き大きな橋を渡り、午後4時半、予定していたアルベルゲに泊まることができました。部屋は2段ベッドが10個ある、部屋の角のベッドで両側からの圧迫感がなくてすみそうです。これで今日も一段落です。おきまりのシャワーを浴びて、洗濯。物干し場所が中庭で日当たりがよくなく乾きそうにないので、コインランドリーで洗濯と乾燥を各々3ユーロでする事にしました。
洗濯も終わり、街を散策し、夕食をすることにしました。古い建物も多く、多くの人でにぎわっていました。一番気が付いた点はアイスクリーム(ジェラード)の店が多かったことです。バルの多い通りで、何軒かバル巡りをしてみることにしました。まだ時間が早いのか開いてない店もあり、外から見て、お客がいて、カウンターに皿が並んで、指さしで注文しやすい店に2店に入ってみました。ログローニョはリオハ州の州都で、リオハワインが有名です。白と赤のワインをいただき、タパス(小皿の一品料理)をいただきました。どれもその店の創造性のある品で、おいしくいただきました。
明日の朝食用の食事も調達し、アルベルゲに戻り、午後10時前に就寝しました。
本日の移動は9時間、28キロ、165キロ地点、SCPまで617キロ地点。