ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2019.05.07

スペイン・サンチィアゴ巡礼2019(第2弾ー5)

5月1日(水)現地時間(日本時間から7を引く、日本時間(現地時間に7を足す)

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5月1日はログローニョから29キロ先にあるナヘラまでいきました。日本は今日から新元号の「令和」の始まり、テレビ、新聞もなく、世の中の状況はわからない世界で過ごしています。

午前4時半起床、2階にある食堂で昨日の記事を作成。5時近くになると段々と人が入ってきて、出発の準備をする人、朝食を作ったり、食べたりする人が増えてきました。

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今日は29キロと行程が長いので早めに出発することにし、午前6時からリンゴ、トマト、ボカディージョで朝食。なんやかや準備をしていると時間がかかり、午前6時半頃出発の予定が、午前7時15分になってしまいました。
旧市街を矢印をたどりながら進んでいきます。旧市街を抜けると近代的なビルの中の変わり、中世から現代へタイムスリップしたような感じです。いつもならすぐに街をぬけて、巡礼の道に入るのですが、なかなか抜けられず、並木道のある公園になり、多くの人が散歩、ジョッギンング、サイクリングをしており、貯水池では釣りをしている人も多く、ボラが釣れていました。

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最初の街は13キロ先にあるNavarrete、途中、神戸から一人で来ている女性(田中さん)が抜いていき、挨拶と簡単な自己紹介をして別れました。遠くに教会を中心とした町が見えてきました。絵になるような風景です。出発して、3時間、午前10時半に到着し、バルで休憩。そこで先ほどの田中さんも休憩しており、話をして、メールアドレスを教え、神戸マラソンのTシャツをきており、ホノルルマラソンの話もして、興味があるようでした。いっしょに写真を撮って、先に出発されました。生のオレンジジュース、カフェオレ、クロワッサンを食べました。ジュースはどこも搾りたてでおいしいです。クロワッサンがオリジナルのフランス語でどう発音するのかわからず、英語で注文するときにもどう発音するのが正しいかよくわかりません。スペイン語でどうなのだろうかと思いながら、前のスペイン人が「クロワッサン」と言っていたので、アクセントがワかサにあるのか違いかもしれませんが、日本語通りでいいのがわかりました。今度、フランス人と話す機会があれば、本家の発音を聞いてみたいと思います(5月3日の朝食時に聞きました)。

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休憩をして、午前11時スタート、次の街は4キロ先のベントーサ(Ventosa)。高速道路沿いの道のフェンスには木の枝で十字架作って張り付けてあるのが続いていました。小一時間と思っていたらなかなか着かず、2時間経過して午後1時、日陰のないところを歩いて疲れてきて、道路沿いに車で販売しており、タープで日陰になり、テーブルとイスもあり、コーラを飲んで休憩。疲れると炭酸が飲みたくなってきます。やっとベントーサの街に到着、さっき休憩したので通り過ぎ、最後の上り坂で峠までくると、10キロ先の今日の目的地、ナッへラ(Najera)が見えてきました。リンゴとみかんを食べて休憩。

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後は下りが主な道のり、ブドウ畑の中の道を通っていきます。午後4時、ナッヘラの街に到着、予定のアルベルゲをめざして進んでいると、ロスアルコスで挨拶をした、神奈川、海老名から来た男性(上原さん)と出会い、すでに同じアルベルゲにチェックインしており、一緒に連れて行ってもらいました。今日はメイデーの祭日の影響か、スーパーマーケットはどこも休みだと言っていました。運良くベッドは空いていました。公営で値段は寄付で、20ユーロ札しかなく、二人で20ユーロにしました。2段ベッドがあり、92ベッドがある大部屋一つだけでした。ベッドは男女共用ですが、トイレとシャワーは別々でトイレ2、シャワー2でした。

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まずシャワーとあびて、さっぱりすること。シャワーは冷たい水のみしか出ませんが、ないよりはましと体と頭を洗いすっきりしました。シャワーを待っていると、前に日本人の男性(安井さん)がおり、待つ間に自己紹介や話をしました。洗濯は時間が遅いのと干すスペースがあまりなく、タオルのみ水洗いで干して何とか乾きました。
上原さん、安井さんといっしょに4人で夕食をどこかですることにしました。午後6時、アルベルゲの前に集まって、近くのレストランで各々好きなセットメニューとワインまたはビールを注文して、これまでのことを話ながら、食事をしました。

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上原さんは元々橋の建設の関係をしており、以前はマラソン、今は登山をしており、百名山にも登り、昨年その登山仲間にさそわれてサンチアゴ巡礼の「ポルトガルの道」、ポルトからSCPまで行き、それが気に入って今年は一人で「フランス人の道」を、基本自炊をしながら、巡礼をしていること。
安井さんは5月いっぱいで、サンチアゴ巡礼を完結し、そのあとはシベリア鉄道を使って、モンゴルまで行き、そこから北京へ電車で行き、帰国予定でした。
午後8時過ぎまで食事をして、集合写真を撮り、別れました。メイデーの祭日でお祭りなのか、教会前の広場に多くの人が集まって、ゲームをしたり、生きた鷹(?)やフクロウも展示されていました。
明日の準備をして、午後10時前に就寝に就寝しました。
本日の移動は9時間、29キロ、194キロ地点、SCPまで588キロ地点。