ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2019.05.07

スペイン・サンチィアゴ巡礼2019(第2弾ー7)

5月3日(金)現地時間(日本時間から7を引く、日本時間(現地時間に7を足す)

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5月3日はサントドミンゴ デ・ラ・カルサーダから22.4キロ先にあるベロラードまでいきました。


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午前5時前に起床、食堂でいつものように昨日の記事を作成。昨日の夕食の時に隣にいたフランス人夫妻が隣で朝食をしていたので、「クロワッサン」をフランス語でどのように発音するのかを聞いて、「ク」が喉の奥か鼻の奥にから出す、いびきの声のような発音で、無理してまねずに「サ」にアクセントを置いていえば、スペインでは通じることがわかりました。午前7時から食堂で昨日の残り物で作ったボカディージョとトマトで食事。そろそろ帰ることを考えながら、どこまで行き、どのように5月5日(日)にはマドリードに帰るかを決めなければなりません。
午前7時20分アルベルゲを出発、昨日よりもさらに雲が空一面に広がって、風も冷たく、雨が降らないことを祈るのみです。今日はベロラードまで5つの街を通っていくので、休憩しながら行けそうです。

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出発して30分、ポツポツと雨が降ってきました。今回初めての雨です。ザックカバーをして、雨具の上着だけを来て、また歩き始めました。雨は強くはありませんが止む様子はなく、途中で雨具の下も履きました。出発して、2時間最初の街、グラニョン(6.5キロ)に到着し、体も冷えて、レストランでカフェオレを飲んで、一休み。

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二つ目、三つ目の街は小さくカフェもなく休まず通り過ぎ、三つ目の街に午前11時半過ぎに到着、アルベルゲに人が休んでおり、レストランと思い、トイレ休憩も含めて入ってみました。カフェオレと自家製クッキーがあり、いくらかと聞くと寄付(ドーネーション)と言われ、2ユーロ箱に入れました。同じテーブルの人から、乾燥したイチジクをいただき、最初何かはわかりませんでしたが、一口食べてイチジクとわかりました。スペイン語で何と言うのか聞くと、3人の人から「イゴ(higo)、セコ(seco)、ガルシア語ではフィラ」といわれ、こんがらがりました。同じテーブルの隣にシアトルからきた女性がおり、「シアトルはイチローで有名です」と言っても反応がにぶく、昨シーズンも出場しておらず、今シーズンも日本で引退を表明し、野球に興味がなければ、日本で思っているほどには一般的ではないのかもしれません。

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昼時ですが、食事をするような店もなく、4つ目の街も小さく、店もないので、通り過ぎ、昼御飯を食べることなく、午後2時にベロラードに到着し、アルベルゲにチェックイン。そのときに病院などで識別のためにするリストバンドを付けられました。

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いつもだとシャワー、洗濯の順番ですが、マドリードへ帰るために交通状況を調べるために観光案内所にいってみることにしました。午後3時前に到着し、午後3時までとドアにありましたが、係りの人はもう帰る支度をして、終了となっていました。しかたなく町中を見て回り、教会の上にコウノトリが巣を作っていました。アルベルゲに戻って、受付の人に自分たちの予定を説明し、バスの時刻について教えてもらいました。
シャワーをあびて、洗濯をし、乾燥機を回している間にアルベルゲのレストランで食事をすることにしました。シャワーは温水がでて、壁に石鹸を置く棚もあり、ささいなことですが、使いやすくなっていました。

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食堂に行ってみると、安井さんが先に食事をしており、同席させてもらいました。遍路メニューで各々をメニューから選択し、赤ワインを選択し、デザートはクレマカラメルとフルーツにしました。フルーツはリンゴがまるまる1個とナイフが1本着いてきました。安井さんのこれまで経緯を話を伺い、派遣でインドネシアに2年間、メキシコにも1年行き、ヨーロッパ、南米、中東など多くの国を回れた話をおもしくききました。午後7時過ぎに食事が終わり、荷物の整理をして、今日の記事を書いて、同室の人が部屋の電気を消してもいいかとみんなに尋ね、午後8時半には就寝しました。
本来の明日(5月4日)の予定はベロラードから25キロ先にある、サンファン・デ・オルテガの予定でしたが、バス停もタクシーもない山の上の人口30名の小さな街なので、5月5日にブルゴスからマドリードに着くようにするには交通手段がありません。ぎりぎりでブルゴスまでがんぱって歩いてマドリードまで行くことも可能ですが、何かが起こって帰国できなると困るので、確実な方法を選ぶことにしました。そこでその手前の12キロ先の国道沿いのビジャフランカ・モンテス・デ・ラ・オカまで歩き、その後はバスでブルゴスまで行き、アルベルゲに宿泊することにしました。ビジャフランカからブルゴスまでのバスの時刻表もアルベルゲの方が親切に調べてくれました。
本日の移動は6時間30分、22キロ、237.5キロ地点、SCPまで544.1キロ地点。