令和2年7月10日(金)の調理実習は「鮭の茗荷味噌焼き」を作りました。参加者は4名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習がはじまりました。献立説明の前に、木村栄養士がマラソンの77歳部門のランキング1位になり、ランナーズという雑誌の取材を受け、掲載されたのでみなさんに報告をしました。木村栄養士は90歳まで走りたいと話されていました。その後、木村栄養士から今日の献立の説明があり、それぞれ担当をきめて、10時30分から調理に取り掛かりました。
「鮭の茗荷味噌焼き」は、みじん切りにした茗荷と味噌を混ぜたものに鮭を漬け込みオーブンで焼きました。
「温野菜のホタテあんかけ」は、大根、人参、しめじをだし汁でたき、ホタテあんかけをかけました。
ホタテは缶詰めを使っているので、美味しい出汁が出ており調味料を多く使わず減塩になります。
「3色金平ごぼう」は、ごぼうはささがき、人参と絹さやはせん切りにして炒めて調味します。仕上げにごま油、ごま、一味唐辛子を加えます。
デザートの「寒天よせ」は、煮溶かした寒天に水で溶いた抹茶を加えてよく混ぜ、いんげん豆を入れた容器に流し入れて冷やし固めます。抹茶といんげん豆の色合いがよく、味もサッパリしていてこれからの季節にピッタリです。
みなさんの手際とチームワークがよく、早くできあがったので、11時40分ごろから食べ始めました。
今回の献立は、だし汁とホタテの缶詰めのうま味をいかして調味料を多く使っていないので、1食で塩分が2.6gと少なめになっています。特にホタテのあんかけがとても好評でした。料亭みたいに参加者の方が頑張って盛り付けてくださいました。
食卓には参加者の方が持ってきてくださったアジサイの花などがたくさん飾ってあり、梅雨の暗い空気がとても明るくなりました。
また会話の中で、父の日に子どもから電話があったという話やひ孫が3人いてこれからまた増えるから嬉しいという話などがあり、和やかな雰囲気の中での食事になりました。
食後のコーヒーをいただき、後片付けをし、また次9月にお会いすることを約束し、13時前に解散しました。