令和2年7月18日(土)は山口県1型糖尿病患者会「山口会」の講演会が山口市で開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、ワクチンや治療薬の無い状況もあり、5月に開催を中止し、1年後に延期となりました。学会、研究会、マラソン大会やイベントも中止となり、週末の予定が無くなっていました。そこで、少しでも山口県の経済振興の意味も含めて、山口市に泊まって、7月19日(日)の朝は山口市を街ランしました。
本来は、7月18日(土)午後3時過ぎから山口市湯田にあるホテルニュータナカで講演会を開催し、その後、講演された先生を囲んで有志と一緒に料亭「ひさご」で夕食をして、演者の先生にはホテルニュータナカに宿泊してもらっていました。そこで、今回キャンセルに当り、家族でホテルニュータナカに宿泊し、「ひさご」で夕食をする事にしました。
山口県立美術館で「奇才 江戸絵画の冒険者たち」が開催されているので、行ってみる事にしました。コロナウイルスの影響で事前予約が必要で、7月18日午後3時半の入場を予約していました。午後3時過ぎに美術館に到着しました。葛飾北斎や尾形光琳のようなよく名前の知られた画家や「開運!何でも鑑定団」に出てくる画家の作品もありましたが、いわゆる有名な絵はありませんでした。今回のタイトルにあるように、通常の浮世絵にあるような絵とは違い、いろいろ特徴的な印象に残る絵が多くありました。
午後5時過ぎにホテルにチェックインしました。山口県では地域振興の一環として、「行こうよ。やまぐちプレミアム宿泊券」が7月17日から令和3年1月15日まで県内の所定の宿泊施設で利用でき、1枚5000円券が2500円で購入でき、半分は県が負担するようになっています。7月17日(金)午前10時から、県内のコンビニで先行で20万枚販売されました。17日の午後0時半過ぎに近くのコンビニ買いに行きました。並ぶこともなく問題なく購入することができました。翌日の新聞に発売開始3時間半で完売し、山口市内のコンビニでは朝8時から行列ができたと報道されていました。今、問題の「GO TO トラベル キャンペーン」より早く開始となり、運良く宿泊費が半額ですみました。広くて、ゆったりとした部屋に泊まれました。
午後6時に「ひさご」に予約しており、ホテルから歩いて10分もかからないところにあります。個室で刺身、天ぷら、うなぎの白焼き、トウモロコシの豆腐、あんかけ、ハモの茶碗蒸し、牛肉とフォアグラ、タコメシ、デザートなどお腹一杯になりました。土用の丑の日も近く、ウナギはいつもはご飯と一緒で蒲焼ですが、コースの時には白焼きも単品で香ばしく美味しくいただけました。トウモロコシの豆腐も珍しく、いろんな種類の食事をいただくことができました。おいしいお酒もいただき、酔っ払い、いい気持ちになりました。
ホテルに戻り、温泉の露天風呂に入り、汗を流し、午後10時には就寝しました。午前5時過ぎに目が覚め、午前6時過ぎからホテルを出発して、山口市の観光スポットをゆっくりとジョッギングで街ランをしました。タクシー会社の1階の駐車場の天井から雨傘が何本もぶら下がり、見てみるとツバメがいっぱい巣を作り、フンがタクシーに着くのを防ぐようになっていました。
山口市といえばザビエル教会、フランシスコ ザビエルの像があり、スペインのパンプローナの山口公園にもあった抽象的なザビエルの像もあり、見て回りました。
その後は国宝瑠璃光寺にある五重塔、ホタルの一ノ坂川、昨日行った山口県立美術館の前を通り、聞き慣れない鳥の鳴く声が聞こえ、林にいっぱい鷺(?)が留まっていました。巣を作っているのか、いつもは川に1〜2羽立って、餌を探しているところは見たことはありますが、こんなにいっぱい集団でいるのは初めて見ました。ホテルに戻ってきました。天候も晴れ、気持ち良く街ランをすることができました。
ホテルに帰って、屋上にある露天風呂に入り汗を流し、朝食に行きました。ビュッフェ形式で、瓦そばもあり、いろんな食事をゆっくりといただくことができました。レストランの係りの人に、ビュッフェ形式なのですねというと、「GO TO キャンペーン」になると、ビュッフェ形式にしないようにお達しがあり、違反すると割引が効かなくなるので、これでビュッフェ形式の食事は最後になることを伺いました。チェックアウトギリギリまで部屋にいて、芸術、おいしい食事、運動とゆっくりとした時間を過ごすことができました。