11月19日（木）はまかないの日で、ロシア出身の県庁国際交流課のバレンティーナ ボトホエバさんが来院して、ロシアの料理を一緒に作り、食事をして、ロシアの紹介をしてもらうことになっています。バレンティーナさんから当日のまかないのレシピが届き、「ボルシチ」を作ることになりました。そこで、今日の夕食に作ってみることにしました。
レシピをいただいて、メールをやり取りして、「ロシアンティー」というと紅茶にジャムを入れて飲むイメージがありますが、固定したものはなく、レモンやミルクを好みで入れているのがわかりました。その時に伝統的な飲み物に「Sbiten」というものがあり、そのレシピを送っていただきました。それも作ってみることにしました。
午後スーパーマーケットに買い出しにいきました。食材として、ビーツがあるかが一番問題でしたが、運良く売っていました。レシピによると牛肉を1時間くらい煮るようになっており、午後3時過ぎから作り始めました。牛肉をローリエと一緒に鍋で煮ている間に食材の調理をしていき、ジャガイモ、キャベツ、タマネギ、ニンジン、ビーツを切ったりすり下ろしたりしていきました。ニンジン、ビーツ、タマネギを炒めて、トマトペーストやレモン汁を加えてさらに炒めて、鍋に入れていきました。午後6時過ぎにボルシチは完成。
「Sbiten」は沸騰した水にハチミツ、ショウガ、カルダモン、クローブ、ローリエ、シナモンを入れて、20分ほど沸かし続けて、茶こしでスパイスをのぞいて完成。ハーブの匂いが香ってきました。
「ボルシチ」は器に盛って、本来はサワークリームかもしれませんが、ヨーグルトを載せて完成していただきました。塩やコショウの量が少なかったせいか薄味でしたが、いろんな食材の味や匂いを楽しむことができました。脂身の少ないスネ肉を使用し、野菜も多くカロリーも高くなく、健康的な食事でした。本番で本来どんな味なのか楽しみです。
「Sbiten」も本来の味がわかりませんが、生姜湯にいろんな香料を入れたような香りと味でした。これも本番のまかないで元祖の味がわかると思います。また食材も全てスーパーで調達することができることがわかりました。
日頃あまり食べない食事を、作って食べて楽しむことができました。
