ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2020.10.06

第512回調理実習「カロリー控えめ天ぷら」

DSC09524.JPG令和2年10月5日(月)の調理実習は初回シリーズの2回目で、「カロリー控えめ天ぷら」を作りました。参加者は5名でした。

10時に参加者が集まり、調理実習が始まりました。初回シリーズの第2回目は、「カロリー控えめ天ぷら」です。揚げるのに時間がかかるため、すぐに矢野栄養士から切り方など献立の説明がありました。その後、木村栄養士から今日の天ぷらの特徴を教えていただきました。天ぷらというと、カロリーが高く、糖尿病と言われたらあまり食べてはいけないもの。というイメージがありますが、今回作る天ぷらは、東京大学の栄養士さんが糖尿病学会で発表されたもので、全部食べても522kcalになります。そして調理で一番大事なポイントは、天ぷら粉と水の量です。きちんと計量して作ることによって、カロリー控えめな天ぷらに仕上がります。
それぞれ担当を決めて、10時35分から調理を開始しました。

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“天ぷら”は、具材をそれぞれ下ごしらえをして揚げていきます。今回は天つゆだけではなく、抹茶塩も用意しました。抹茶の風味がよく、あっさり食べることができました。
“大根の酢の物”は、いつもはかぶを使いますが、まだ時期が早く手に入らなかったので大根を使いました。仕上げにごまを軽くすって加えると、とても香りがよくなりました。

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“すまし汁”は、だし汁としめじが煮立ったら、花麩と調味料を加えて味を整えます。仕上げに三つ葉を飾ります。
“果物”は、今が旬の梨にしました。甘くて、みずみずしかったです。
12時前にできあがり、食べ始めました。
食べながら、各家庭の天ぷらの話になりました。「家で作るときは、もっと野菜を厚めに切る」「うどんを食べる時に3つも天ぷらを入れてしまう」という話がありました。今日の天ぷらを食べてみて、みなさん普段食べているものと比較されていました。
今回の献立にある”大根飯”は、ご飯の量が2単位の100gで少し少なめです。しかし、だし汁などで煮た大根やゆでて刻んだ大根葉を加えることによって、とてもボリュームのあるご飯になります。大根葉には、カルシウムや鉄分が多く含まれているので、栄養も満点です。参加者の全員がお腹いっぱいと満足されていました。
食後のコーヒーをいただき、後片付けをし、また来年の1月にお会いすることを約束し、13時前に解散しました。

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献立 6.53単位(522kcal)
大根飯 大根、精白米、だし汁、大根葉
天ぷら えび、かぼちゃ、さつまいも、れんこん、ししとう、しそ、しいたけ、昭和天ぷら粉、油
てんつゆ めんつゆ
抹茶塩 抹茶、塩
大根の酢の物 大根、にんじん、わかめ、ごま、酢、パルスイート、こいくちしょうゆ、だし汁
澄まし汁 だし汁、しめじ、花麩、みつば、うすくちしょうゆ

果物 梨