令和3年1月25日(月)の調理実習は「パプリカの豚肉巻き」を作りました。参加者は4名でした。
10時に参加者の方が集まり、調理実習がはじまりました。献立説明の前に、新しい栄養士が加わったので、自己紹介をしました。次に、濱栄養士からビタミンB1についての説明がありました。ビタミンB1には疲労回復効果があります。また、脳にとっても必要な栄養素です。まだまだ寒い日が続くので、体調を崩さないようにビタミンB1をしっかりとって頑張りましょうと話がありました。その後、今日の献立の説明があり、それぞれ担当をきめて、10時35分から調理に取り掛かりました。
“玄米ご飯”は、精白米に発芽玄米を混ぜて炊きました。今回は2:1の割合にしましたが、お好みで1:1の割合で炊いてみるのもいいです。発芽玄米には、ビタミンB1や食物繊維などが含まれているのでおすすめです。
“パプリカの豚肉巻き”は、赤、黄色のパプリカを豚肉で巻いて、昆布茶をふりかけて、オーブンで焼きました。昆布茶だけでもしっかり味がついていると好評でした。今回は、ゆでたブロッコリーの茎の柔らかいところを一緒に盛り付けました。
“ブロッコリーの白和え”は、水切りした豆腐に調味料と砕いたピーナッツを入れてよく混ぜ合わせ、ゆでたブロッコリーを加えて和えました。すりごまを使うことが多いですが、ピーナッツにすると食感がとてもよくなります。
“切り干し大根の味噌汁”は、切り干し大根を水でもどさず、さっと洗い、人参と一緒に柔らかくなるまで煮ました。水でもどさず煮ることによってうま味が出ます。
“きなこプリン”は、きなこと牛乳を混ぜ合わせ、溶かしたゼラチンを加えて冷やし固めます。きなこが沈殿してしまうので、途中で1回かき混ぜるのですが、今回はマーブル模様みたいになり、可愛らしい見た目になりました。
みなさんの手際がよく、11時45分にできあがり食べ始めました。
今回は、きなこプリンに参加者の方が持って来られたスイセンの花を一緒に飾りました。参加者の方が丁寧に花と葉をきれいに組み合わせて作ってくださいました。華やかになり、1月らしい見た目になりました。
会話の中で、木村栄養士からもやしの簡単な加熱方法についての話がありました。もやしの袋に何ヶ所か穴をあけて、そのまま4分レンジで加熱するだけで食べられるそうです。野菜がなかなかとりにくいラーメンのトッピングにおすすめです。加熱するとかさが減るので、1人で1袋食べられるらしいです。参加者のみなさんも驚きながら興味深く聞いていました。
食後のコーヒーをいただき、後片付けをし、また3月にお会いすることを約束し、12時30分に解散しました。
献立 6.72単位(538kcal)
玄米ご飯 精白米、発芽玄米、黒ごま
パプリカの豚肉巻き 豚もも肉、赤パプリカ、黄パプリカ、昆布茶、リーフレタス、ノンオイルドレッシング
ブロッコリーの白和え ブロッコリー、絹ごし豆腐、ピーナッツ、うすくちしょうゆ、砂糖
切り干し大根の味噌汁 切り干し大根、人参、油揚げ、ねぎ、味噌
きなこプリン 牛乳、きなこ、パルスイート、ゼラチン