平成26年3月より月2回「まかない」を始めました。NHKの番組「サラメシ」を真似て、「クリメシ」と名付けました。令和3年3月10日(水)のまかないは「湯豆腐」で、11名が参加しました。3分間スピーチは今回は河野事務員。
今回のまかないは、非常食の中にある豆腐とドライベジの賞味期限が近くなったので、豆腐は湯豆腐、ドライベジは酢の物として使用しました。湯豆腐は卓上鍋で一人ひとり作る形にしました。
“牛肉とごぼうの炊き込みご飯”は、ご飯は普通に炊きます。牛肉は一口大、ごぼうはささがき、しょうがはみじん切りにします。鍋に具材と調味料を入れて火が通るまで煮ます。具材と煮汁を分けて、炊き上がったご飯に具材を混ぜて型に抜いて三つ葉を飾ります。
“湯豆腐”は、だし汁をとります。野菜は白菜、春菊、人参、しいたけ、えのきにしました。しゃぶしゃぶ用のもちも加えました。一人ひとり卓上鍋で作り、熱々をいただきました。
“九州ドライベジの酢の物”は、ドライベジを水で戻しておきます。きゅうりは千切りにして軽く塩をしておきます。野菜の水気をきって調味料を入れて和えます。
“いちごミルクゼリー”は、ゼラチンは水でふやかしておきます。牛乳を鍋で沸騰直前まで温めます。そこにパルスイートとふやかしたゼラチンを入れて混ぜます。粗熱が取れたら、ヨーグルトとレモン汁を加えてよく混ぜ、型に入れて冷やし固めます。ハートに切ったいちごを飾りました。
まかないアンケート(計11名)
1.好きな炊き込みご飯の具は何ですか? 鶏肉:7名、牛肉:1名、たけのこ:7名、えび:2名、その他:きのこ、里芋、まめご飯、こんにゃく、ごぼう、れんこん、かき、松山あげ
2.腹何分 腹8分:1名、満腹:10名
3.今日のまかない、星いくつ:星2つ:1名、星3つ:10名
4.感想:炊き込みご飯はごぼうの風味が良いですね。量もちょうど良かったです。牛肉とごぼうにもう少し味がほしかったです。湯豆腐は豆腐に弾力があり、保存食とは思えないくらいおいしかったです。食べごたえがあり、お腹いっぱいになりました。ドライベジは使いまわしできそうでいいですね。シャキシャキでおいしかったです。いちごミルクゼリー、さっぱりとしていておいしかったです。
3分間スピーチ(要旨)「和菓子」 河野事務員
近場でアクティビティやものづくり体験ができることを探している中で、今回は自宅で簡単にできるものと思い、代表的な和菓子「煉りきり」体験キットを購入してみました。
「煉りきり」とは餡を作るとき、よく練ることが名称の由来で、白あんに砂糖を加え火にかけてよく練り、つなぎに求肥などを加えて作った練りきり餡をいろいろな形に、細かい手細工をして表現します。色彩も豊かで四季の感じを盛り込んだものが多く、古くからお祝事や茶菓子として用いられてきたそうです。この体験キットには、白あん、こしあん、カラーパウダー(野菜やフルーツなど乾燥したもの)、手細工をする際に必要なヘラなども入っており自分で準備する必要がありません。作り方はプリントもありましたが動画をみながらでも出来ます。私の番が3月ということもあって季節もので「ひな祭り」をデザインしたものに姪っ子と姉と三人で挑戦しました。
まず等分に分けた白あんにカラーパウダーで色をつけて丸めておきます。カラーパウダーは赤、緑、黄色が入っていました。色は足す量によって薄めや濃いめにも出来ます。中でも赤い粉は色が付きやすいそうで少しずつ色を確かめながら足していきました。
お内裏様は緑色と白色のあんを、おひな様は薄ピンクと白色のあんを上下にくっつけ中にこしあんをいれて形を整えます。濃いピンク色は桃の花に。平らに広げて中にこしあんを入れ押しながらゆっくり回して包みます。あんがうまく真ん中に納まってくれるか心配でしたが以外にうまくいきそれだけでも楽しくなりました。まん丸に形を整えてへらで線をひいていきます。線と線の間を指で軽く押したら花びらになります。
私が実際に作れたのはこの桃の花だけでしたが、姪っ子がまた作りたいと言って楽しんでくれていたので良かったです。
作ったのは先月で、父の誕生日もありその場で渡して、みんなでおいしくいただきました。
今回は和菓子でしたが、他にも色々と気になるモノがあったので色々と体験してみたいと思っています。
献立 6.65単位(532kcal)
牛肉とごぼうの炊き込みご飯 精白米、牛肉、ごぼう、しょうが、薄口しょうゆ、砂糖、みりん、酒、三つ葉
湯豆腐 絹ごし豆腐、もち、白菜、春菊、人参、しいたけ、えのき、しょうが、ねぎ、ゆず、ポン酢、だし汁
九州ドライベジの酢の物 九州ドライベジ、きゅうり、酢、しょうゆ、パルスイート、ごま
いちごミルクゼリー ヨーグルト、牛乳、いちご、パルスイート、ゼラチン、レモン汁